『ブログ飯』という言葉が世に浸透してかなりの時間が経ちました。
現在、「ブログ オワコン」というキーワードを入れてみれば、『ブログオワコン派』と『まだまだいける派』で真っ二つに意見が分かれた結論が両方出てくるので、実際にどっちなんだという感じにもなっています。
筆者の場合は『ブログ飯はまだまだできる派』です。
2020年01月にこのユニコブログ®を開設して、本記事の執筆時点で1年と3ヵ月が経ちました。
現在では、ユニコブログ®も3年以上の運用歴になりました。
運用しているブログ型サイトの売上を、情報特化型の副サイトも全て合わせれば、個人でブログだけやって生活していくという感じでしたら、隅っこで充分には食べていける収入金額になっています。
詳細につきましては、筆者のブログサイト運営の実績詳細で紹介しています。
ブログ飯は、今から始める人でも実現できる手段になりますし、YouTubeや音声配信アプリなどと組み合わせたブログ記事を作成して、様々な発信情報をまとめるハブメディアにすることも可能です。
当然、動画配信や音声配信、SNSで拡散したりすることが苦手な人でも大丈夫です。
ブログサイトの運営だけに集中してサイトを育てることも充分にできます。
実際、当ブログ以外で運営しているサイトは、検索流入のみで収益が生まれるようになっています。
『ブログ飯』という書籍はもう読まれましたか?
ブログはオワコンとか言われながらも、それにしては2020年移行は特に、多くの有名ブロガーの方が書籍を出すことが多くなりました。
E-E-A-Tを上げていくための施策でもあるのですが、「…ということは。」ということです。
以前に比べたら、確かにぱっと月収100万/月みたいなのは無理に近いですが、今でもブログ飯にして行くことは十分に可能です。
関連記事:ブログは古い?Webマーケティング全体の中で活用されている事例を分かりやすく解説
目次
ブログ飯にするまでには時間が掛かる
ブログサイトを運営する場合、必要十分な収入になってくるまでには、経験上、しっかりとコンテンツを積み上げていきながら1年以上の時間を必要とする可能性が高いです。
多くの文章を書いたり、自分の体験を書くことが好きな人でない限り、純粋にブログ記事を更新していくことはとても大変な事ですし、大きな収益にするにも時間が掛かります。
ブログ飯にするためのコツを知る
けれど、ブログを運用すると、収益化重視のブログサイトと日記、雑記系のブログサイト運営は、書き方のアプローチが全く違うことに気づきます。
なので、日記や体験を書くのが苦手という人でも、ビジネスとして収益化目的のブログを運営するという考え方であれば、また変わってくるのではないでしょうか。
そのためには、まずは日記/雑記で書きたい物を書いていくところからブログ開設をしていくことをおすすめします。
関連記事:初心者向けに最適化されたレンタルサーバーでブログ運営を始める方法
ブログ飯でつまずきやすい所の解決方法はWebに溢れている
ブログ飯の入り口に入っていくときに気になるのが、どのブログサービスを利用すれば良いのか?
というところです。
結論は簡単で、ブログサービスではなく自分の裁量でコントロールできる
- 独自ドメイン
- レンタルサーバー
- WordPressテーマ
の3つです。
大手のプラットフォーマーが運営するブログサービスは、利用規約が変わったり、最悪なパターンとしてはサービスの終了があります。
なので、レンタルサーバーをベースに、先ほどの3点セットを準備することから始める事が必要です。
この時、実際に運用を始めると感じてくるのですが、ブログサイトの機能追加に利用するプラグインやブログサイトのデザインをどうすれば良いのか?、また、初期投資をいつ回収できるかなど、多くの疑問が出てきます。
このあたりについては、Webで検索すればいくらでも多くの回答を得ることが出来ます。
当ブログでも、そのあたりの質問については下記の記事でフォローしています。
- レンタルサーバーとWordPressのテーマ選びに困ったらConoHa WINGとTHE SONIC
- WordPressの初期設定でやっておくと良いことを分かりやすく解説
- ブログで収益を上げるのにキーワードのボリュームは関係ないという経験の集大成をシンプルにしてみた
ブログ飯をするためには更新し続けることが必要
以前、別記事の日記ブログは本当に稼げないのか?収益を増やすコツを3つ紹介しますでも少しふれたのですが、ブログ飯に達するまで行かない理由のひとつに「継続」があります。
読者が増えたり検索からのアクセスが増える前にブログ記事を書くのを辞めてしまうという所ですね。
これは本当にもったいないです。
ブログはすぐに収益をすることは難しいですが、収益化できるほどに成長すれば一気にモチベーションも上がってきます。
また、1度でも構築の方法を覚えられれば、テーマやジャンルを変えて特化型のブログを追加で運用することも可能になります。
また、Webサイトで稼ぐ仕組みが分かれば、多くの企業で役に立つスキルとして迎えられます。
筆者の場合は、そこそこブログサイトで稼げるようになったら会社に勤めるよりも、起業する方を薦める方ですが、会社への依存度もどんどん下げていくことが可能です。
ブログ飯は文章を書くことが苦手でも問題ない
これはどういうことかというと、ブログ飯は全て自分で書いたブログ記事でなくとも良いと言うことです。
ジャンルによっては、E-E-A-Tで権威性の高い士業の方に記事を書いてもらったり、収益に特化したブログサイトなら、サイト内コンテンツのライティング業務全てを外注することも可能です。
実際に、筆者が収益化専用に作成した、収益用の特化ブログについては、あまり経験が無いテーマを扱ってみたかったというのと合わせて、記事を自分で書かないでも収益化出来るのか?などを、自分の肌感覚で知ってみたかったので、多くの検証を行っています。
ブログ飯を実現するために自分のブログサイトを持つ
いまさらここで何を?と言うことなのですが、前段で「記事は全て外注でも良い」ということを書いているので、解説します。
最低でも1つは自分が運営するブログサイトがあった方が良いです。
というのは、「0⇒1」でのブログ開設時と、「1⇒9」まで、自分のブログサイトを育てる経験を一通りしておくことは重要です。
ブログサイトの運営スキルは、幅広く応用が出来るので是非覚えておきましょう。
特に下記の記事のように、メールアドレスを自分で作成して設定できるスキルを覚えるだけでも結構得します。
関連記事:メールアドレスの作り方や作成方法を解説!!【独自ドメインを取得して無限に追加して増やしていく】
ブログ飯をしていくには全て外注の記事でも収益化できる
Webではまだあまり紹介されていないのですが、アフィリエイトブログでまだそれほど強力な競合が少ないジャンルやキーワードの分野は結構あります。
例えば、まずは自分でブログサイトを運営して一連の流れを知ることが出来たら、自分のブログサイトを更新して運営しつつも、別のブログサイトを立ち上げます。
- 自分で別途WordPressでブログサイトを立ち上げる
- ライターの方に「1文字1円〜」くらいの単価で2,000字×50記事をお願いする
- 自分でブログサイト記事をアップしてアフィリエイト広告を設置する
この3ステップを繰り返していきながら、運営するブログサイトを増やしていくのも1つの手法です。
① 自分で別途WordPressでブログサイトを立ち上げる
コレは問題なく行う事が可能だと思います。
実際に自分で開設をして、1サイトでも運営してみると立ち上げ方の勘所は掴めると思います。
関連記事:レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説
② ライターの方に「1文字1円〜」くらいの単価で2,000字×50記事をお願いする
ココナラに登録して、ブログ記事を書いてくれる方を探しましょう。
1文字1円〜で探すことが可能です。
筆者の場合、再現性を検証しながらなので、最初のコンテンツ作りでお願いする特化ブログ用の収益用記事は、ほぼ全て2,000字×50記事くらいのボリュームで構成しています。
扱うテーマによっては、業種特化した記事制作代行企業を利用するのもアリです。
ただ、この場合、設計やSEO施策しについての打ち合わせなどを一緒にやりつつ、コンテンツ作りをしていくので、仮のタイトルや見出しなどを書いてお願いするだけみたいな簡易的なお願いではなくなります。
サイト設計まで全てお任せとなるとかなりの費用になるので、自分でも後でコンテンツのメンテナンスが出来るように。一緒に作り上げて行く感じになります。
細かい枝葉の記事を作成した後は、諸々の記事をつなぎ合わせるために、4,000~5,000文字くらいにボリュームになるまとめ記事の作成に入ります。
先ほど伝えたように、この時に自分が全く知らない業界や経験のテーマで作ってしまうと、記事の更新やメンテナンス、リライトが辛くなるので、基本的にはは自分が知っているテーマ、掘り下げて勉強出来るテーマを選ぶのが成功させるためのコツです。
まずは、記事を外注する実践や自分の成長も兼ねて、ココナラなどでパートナーになってもらえる方を探してみましょう。
③ 自分でブログサイト記事をアップしてアフィリエイト広告を設置する
ブログに設置するアフィリエイト広告やリンクの埋め込みは自分で行います。
これは自分で行った方が良いです。
複数サイトを同一ASPでアフィリエイト広告を埋め込む場合は、サイト登録が必要ですし、大事な収益化のコアになる部分です。
50記事分という膨大な記事数とはいえ、ここはしっかりアフィリエイト広告は自分で設置していきましょう。
ブログ飯用のサブサイトを作っていく場合の3つのコツ
ブログ飯用の収益サイトを外注で作っていく場合の3つのコツを簡単に解説します。
- ブログサイトで扱う特化テーマと記事の構成を最初に行っておく
- 事前にアフィリエイト広告を決めておいて提携しておく
- アフィリエイト広告は自分で配置して埋め込んでいく
① ブログサイトで扱う特化テーマと記事の構成を最初に行っておく
これが一番重要です。
ブログ飯をするために、全ての記事を外注する場合、扱うテーマに関する記事の設計を先に全て行っておくことが重要です。
設計には、「マインドマップツール」を使用すると、50記事くらいのボリュームでしたら使いやすいです。
マインドマップには
- キーワード
- タイトル
- 見出し
の3つを洗い出しておき、ライターの方にお願いするときの一覧表を作成しておきます。
おすすめのマインドマップツールですが、有名ブロガーの中でよく使用されているWondershare MindMaster
などがオススメです。
マインドマップツールは、たくさんあるので、無料版で色々試してみると良い感じです。
② 事前にアフィリエイト広告を決めておいて提携しておく
構成する記事の設計が出来たら、各記事で紹介するアフィリエイト商品の提携をASPとしておきましょう。
この部分は、自分で運営しているブログサイトがすでにASPと提携が済んでいる前提で話をしています。
関連記事:アフィリエイトとは?収益化できるおすすめアフィリエイトサイトの運営方法を解説【独自AFPの紹介付き】
③ アフィリエイト広告は自分で配置して埋め込んでいく
大事な収益サイトの作成の仕上げでもありますし、校正を行う意味も含めて、最終的なアフィリエイトの広告埋め込みは自分で行いましょう。
アフィリエイト広告は、なるべくアンカーテキストで埋め込んでいくと成果が出やすいです。
あまりベタベタとボタンリンクやバナー広告で表示画面を埋め尽くさないように気をつけて最終仕上げをしていきましょう。
関連記事:アフィリエイトブログの作り方を分かりやすく解説【初心者向け】
ブログ飯で大事なアクセス解析やSEOの学び時間
まずは自分のブログサイトを運営して収益化をしていく感覚を掴みつつ、人によっては全ての記事をパートナーにお願いして作成する。
このような形でサイトを増やしていき、作成したブログサイトやWebサイトは、時間をかけて検索エンジンに評価されていきます。
作成した記事も一気にアップするのではなく、順繰りとアップしていき、全ての記事がアップできた後は定期的に「リライト」をしていきます。
これをひたすら繰り返していくことで、「ブログ飯」を達成することが可能になります。
関連記事:リライトとは?記事やコンテンツを改善してSEOに強くする方法を分かりやすく解説
この他、各サイトのアクセスを解析するためにGoogleアナリティクスの使い方を学んだり、SEO(検索エンジン最適化)の事を学びながら進めていきましょう。
筆者の場合は、ツール自体はUbersuggestやその他のいろんなキーワードチェックツールのライセンスは持っているのでそれを利用しています。
あまりSEOにはこだわっていないので、簡単にキーワードの順位環境を確認できる超簡易版SEOツールの順一くんを利用していた時期もありました。
Webサイトやブログサイトの収益化プロセスを覚えてしまえば、会社でもかなり重宝されるスキルになるので、職場環境も良くなるかもしれないですね。
基本的に、ブログ飯を達成するために、仕事は続けながら薦めていくことを推奨しています。
あんまり職場環境がおかしい場合には転職しつつも有りだと思いますが….。
関連記事:会社からのパワハラで疲れるくらいならブログとかを始めていつか抜け出した方が良いという話
とにかく、ブログサイトを立ち上げつつ、収益化を行いブログ飯を目指しながら会社への依存度をなくしていけば、実行し得る選択肢をすごく増やすことが出来る素敵な環境を手に入れることが出来ます。
ブログの収益化は時間が掛かるので、思い立ったら…くらいの感覚でブロ活を始めましょう。