筆者は現在、50サイト以上の検証用に作成した特化ブログを運用しています。
思いつきで始めた特化ブログやサイト企画なども含めて、ブログサイトを開設したままで、ほぼLPサイト状態が恒久化しつつ、散らかしぱなしのもあれば、丁寧に少しずつ改善しているものも含め、そのままひっそりと日々を過ごしています。
こんなに多くのWebサイトを運用する理由は、ある程度絞ったジャンルの中で、数十の同じジャンル、テーマを扱っているWebサイトから定量的なデータを多く手に入れて、適時、大きく検索システム関連で変更があったときに、関連性や相関性を観察するために必要になるからです。
Webサイトのテーマとサイト構成、見出しまでのキーワードをお願いしてパートナーの方にお願いして一気に50記事程度をWebサイトにアップしてみたりと、いろいろなやり方を試しながら、サイトの収益化に再現性があるのか試しています。
そんな中、なんとなく記事のボリューム数については50記事くらいでも月1万円〜5万円は可能そうな共通点が出てきたので本記事を書いてみました。
50記事あれば何らかの収益化は出来る
ちょっと極端で雑な言い方になるのですが、最初から
- キーワード設計
- サイト設計
- 見だし設計(記事の構成)
を決めておく。
それからどんどん文章を書いておいて、コンテンツをWeb一気にアップした後は、その時の検索エンジンのアルゴリズムにもよるのでしょうが、ある程度までは一気に成長する傾向があることが分かってきました。
※逆に、ある一定まで一気に伸びるとピタリと成長が止まります。
あとは、検索で表示される順位の変動によって多少なりともアクセスの上下変動が起きるので、そこでどれくらいリライトしたり改善したり、増えてきたブログ記事の上下関係を調整するかするかという感じです。
50記事を書くときの文字数について
一例として、ブログ型の文字数については別記事で解説しているのですが、筆者の場合は骨子となる中心の記事は8000文字くらいのまとめ記事にして、その枝葉についていく記事は3,000文字から多くて6,000文字くらいで構成しています。
また、サイトのテーマによっては他の記事内の情報と重なる共通事項の内容も出てきたりするので、その場合は、共通事項に関する記事を、あとから追加する感じにしてそれを特化ブログの更新機会に利用したりしています。
50記事を書くときの制作事例
特化ブログなどで50記事くらいを書くときの特化ブログの制作事例をすでに書いたりもしているのですが、そのブログ記事では、1つの企業が提供するアフィリエイト広告のサービス20種類ある場合の特化ブログ構成も紹介しています。
関連記事:特化ブログの作り方や制作例も入れて収益化の方法をわかりやすく解説
また、現在、特化ブログとして、作成中ではありますが50くらいの規模で収益化出来る事例として1つ、Webサイトを公開させていただきました。
実例として紹介しているWebサイト:猫の柄ブログ®
Webサイトの構成は、上記の関連記事内で参考程度ですが紹介しています。
100記事とか書かなくていいの?
始めから100記事でサイト構成できるなら、結果的には、そっちのほうが毎月の総収益額を上げていくことが出来ると思います。
思いますというのは、100記事以上の記事をアップしているブログサイトは数多くあるのですが、「100記事構成」でのブログ型サイトや特化ブログは、筆者自身がそれほど多くやったことないので正直分からないのですが、現在「毎日が記念日ブログ®」という400記事構成のサイトを立ち上げており、コンテンツが積み上げっていく中でそれなりのアクセス数になってきたので
- クリック型広告のGoogleアドセンス
- 成功報酬型のアフィリエイト広告
- AMAZONアソシエイト
などを組み込んで収益化しました。
サイトの作り方をしてはものすごく悪手なのですが、先に1年分のページ(約400ページ)を作り、見出しだけを先に作って中身無しでアップしてしまうという、あまりオススメできないやり方をしています。
しかし、初月に一気に1万PVくらいになったので、これはマズいと思って毎日少しずつですが、すき間を見つけては更新しています。
早く1年分ちゃんと空のページをなくしていかないといけないですね…。
中身は、テーマに対してほとんどプライベートの話しなので日記ブログみたいになっていますが、月1万円以上の売上を上げてくれるサイトに成長しました。
なので、全ての日にコンテンツをしっかり入れられればもっと収益を上げてくれるサイトになるかもしれないです。
その時にまた、この記事をリライトして情報更新しておきます。
50記事構成のブログ記事で収益化する準備
50記事構成で収益化するときの準備をします。
まず、50記事構成の特化ブログで得られる毎月の収益は1万円〜5万円くらいです。
なので、複数のサイト運営をすることが前提であることに注意してください。
50記事のブログサイトを作るために利用するレンタルサーバー
まずレンタルサーバーについては「おすすめレンタルサーバー記事」でも紹介しているのですが、当ブログ(ユニコブログ®)でも利用しているConoHa WINGがオススメです。
関連記事:ConoHa WING(コノハウィング)を使ってみた使用感や感想を書いてみた
50記事のブログサイトを作るために利用するWordPressテーマ
WordPressテーマには、やはり、このユニコブログ®︎でも利用しているSTORK19がオススメです。
このほか、筆者の場合は最近SWELLもよく利用しています。
このブログで使っているSTORK19もスゴく素敵なのですが、ドメインの運用方法によっては、Webサイトごとに購入する必要があるので、そこは検討していただければと思います。
関連記事:WordPressテーマでおすすめできる有料版と無料版を比較して実例を基に紹介
50記事のブログサイトを作るためのプラグイン
50記事構成で複数の収益目的ブログ作成するときに便利なプラグインをいくつか紹介しておきます。
有料のモノもありますことを了承いただけますと幸いです。
その代わり、必要なプラグイン数も少なくなって、管理もしやすくなりますし、筆者自身も利用していて今の結果があるので、オススメできます。
WP ROCKETでサイトの表示速度を改善する
WP Rocketは、Webサイトを高速表示させるための便利ツールです。
難しいことが分からなくても、とりあえず入れておくだけでサイトの表示は速くなります。
プラスしてRocketCDNも併用すれば、クリック感覚でかなりの高速表示が可能になるのでオススメできるプラグインです。
関連記事:CDNとは?コンテンツデリバリーネットワークについて分かりやすく解説
Imagifyで画像を自働で圧縮する
Imagifyを利用すると、画像の圧縮に特に気を使う必要がなくアップロードすれば勝手に画像をWeb向けに圧縮してくれるので便利なプラグインです。
WP Rocketと組み合わせれば、WebPなどの新しい画像フォーマットを勝手に表示してくれるようになるので、非常に軽いブログサイトを作ることが可能になります。
ただ、筆者の場合は自分である程度画像を圧縮して、レンタルサーバー自体に格納するデータの容量を小さくしてからアップロードしています。
関連記事:WordPressの画像圧縮で使うプラグインはImagifyだけでも良い理由を解説
SEO(検索エンジン最適化)のプラグイン
先ほど紹介したWordPressテーマにすれば、SEOについてはそれほど気にする必要はないし、むしろSEO系のプラグインはすでにWordPressテーマに組み込まれているので、必要がない場合が多いです。
この辺りは、WordPressテーマによって公式サイトにも必要の是非が書いてあるので確認が必要です。
当ブログはSTORK19を利用していて、現在はSEOプラグインにSEO PRESSSEO SIMPLE PACKを利用しています。
XML Sitemap
コレについても、サイト運営していく中でアップロードした記事をGoogle Search Consoleにログインして該当のブログ記事URLをアップロードしておけば問題ないのですが、あえて入れるのであれば、今は多くのサイトマッププラグインがあるので、何かを入れておけば問題ないという感じです。
筆者の場合、この系のプラグインはあまり利用していないのですが、強いて言えば、Google News Advancedかなというところです。
シンプルな構造ですが、最新版のWordPress自体がXML Sitemapを標準で搭載しているので、無理して入れる必要は感じていないです。
50記事で構成するサイトテーマについて
個々までで、サイト構築自体の準備は出来ていると思いますので、次からは50記事くらいの構成で完成するテーマを選んでいきます。
50記事で構成する商品やサービス
50記事構成のブログサイトなどでの理想は、アフィリエイト広告で10種類くらいの商品やサービスが紹介できそうかがポイントです。
上記5つ辺りのASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)と提携しておけば、まず広告不足になることはないのでオススメです。
関連記事:アフィリエイトとは?収益化できるおすすめASPと運営方法を解説【独自AFPの紹介付き】
物販アフィリエイトでAMAZON、楽天、Yahoo!ショッピングの3つ辺りで構成することも可能なのですが、収益化はしやすいですが毎月の収益金額は多くても月1~2万円くらいに成ると思います。
筆者の場合は、それが限界値のようでした。
多分、もっとうまく収益化出来る人もたくさんいると思うのですが、自分の経験ではそれが限界でした。
50記事くらいで構成しやすいテーマやジャンル
それでは、50記事くらいで構成しやすいジャンルを解説していきます。
筆者がすでに運用しているジャンルと被ってしまいますが、それでも良いと思います。
本記事が役に立って実績が出た方がみんな嬉しいのでそれで良いと思います。
紹介するテーマやジャンルの紹介条件は以下の3つです。
- 検索市場が毎月10万以上合って関連キーワードが広く設計出来るジャンル
- さらに「1キーワード」足してユーザーを限定すればそれほど上位表示が難しくないジャンル
- 各々のブログで個性が出しやすいジャンルやテーマ
この3つの条件をクリアしたテーマや一例のキーワードのみを紹介します。
誕生日 + プレゼント(月間検索数10万以上)
誕生プレゼントでにあげると良い物ランキング
誕生日+プレゼント+●●
●●=は年代とか「大学生」とかです
まとめ記事で「誕生日 + プレゼント」のキーワードをたっぷり使い、枝葉の記事では
誕生日 + プレゼント + ●●
という感じです。
あとは「季節」や「関係性」、「物の種類」などで50記事くらいに調整すると良い感じになります。
ゲーム + 特定のゲーム(選ぶ物によって月間検索数50万以上)
この分野は当ブログでもGoogleアドセンスの収益公開をしていますが、相性が良いです。
筆者はあまりGoogleアドセンスの1クリック単価と相性が良くないのですが、この分野については中々な金額になることが最近分かりました。
特に
ゲーム + インディーズゲーム
は、穴場です。
できれば、OBS Studio活用して、ゲーム実況をしつつ、ブログにも活用したいのですが、まだそこまでは出来ていません。
でも出来たときは中々根強いブログサイトが作れそうです。
ゲーム + ●●
は、●●の部分に競合が少ないことが多いので、後ほど紹介する無料で使えるキーワード調査ツールを使いながら決めていくと良いです。
ボードゲーム(月間検索数10万以上)
ボードゲームは、50記事構成くらいで特化ブログを作る場合に
- AMAZONアソシエイト
- 楽天(ASP:もしもアフィリエイト)
- Yahoo!ショッピング(ASP:バリューコマース)
を利用すると良い感じに収益になるジャンルです。
当ブログ(ユニコブログ®)でも、1つのカテゴリーで扱っているのですが、特化ブログにしてしまった方が設計がやりやすいし結果的に収益性も高いというのが正直なところです。
ボードゲームの場合は、実際に遊んでいるところという他と被らないオリジナル記事を作りやすいというところがあります。
なので、50記事くらいの特化ブログやWewbサイトを複数作っても良いし、ユーザーのサイト滞在時間が長そうであれば、50記事以上にしていっても良いし、サイト成長戦略は描きやすいといえます。
50記事の新規サイトでも全然大丈夫です。
ブログサポートしている方々からも、よく収益目的の副サイトを立ち上げる時に、「中古ドメイン」にした方が良いかなどの質問が来ますが、筆者の場合は全てにおいて新規のドメインです。
けれど、
- 短くて
- 覚えやすくて
- 関連性がある
ドメインになるように気をつけてはいます。
ConoHa WINGだと、この辺りもレンタルサーバー契約時に色々ドメインも選べるので、是非色々入力してみてください。
特に覚えやすくて短いのがあればラッキーですね。
ドメインが短いと、SNSのプロフィールなど、文字数が限定されているときに重宝します。
50記事のサイトを作るときに役立つキーワード調査ツール
最後に、テーマやジャンルを選ぶ時に役立つ無料で使えるツールを紹介します。
関連記事:ブログネタに困った時の神ツール【キーワード選定の方法まで】
初心向けにあったツールとしては
この3つがあれば、ほとんど事足りて、かなりのキーワードを抽出する事が可能です。
いきなり完璧な収益型の50記事特化ブログを作るのは難しいので、まずは上記の3つのツールを使いつつ、Webサイト運用を始めてみてください。
50記事のブログ記事企画を考えるコツ
50記事でWebサイトを、なるべく少ない手間で運用して収益化するコツとして
- 情報鮮度がしょっちゅう変わらない
- 新しい要素が加わりにくい
- 情報が探しやすく体験しやすい
の3つがあります。
例えば、本記事以外でやりやすいとすれば、猫の柄、レジャーランド、お茶の種類などは、50記事くらいのボリュームでいけそうです。
一例として
- 猫のことに関するまとめ記事(8000文字で3記事くらい)
- 猫の柄24種類(3000文字で24記事くらい)
- その他、猫の種類や出身地などの情報(3000文字で20記事くらい)
このような感じで特化ブログを作ったりできます。
実例として作成したのが猫の柄ブログ®︎です。
ちょこちょこ進めているので、まだ10記事程度ですが、広告収入も入っているのでブログサイトを商標登録もしました。
また、サイトの見出しをどのように構成すれば良いのか設計が難しい場合は、ココナラとかで
- まとめ記事
- 猫の柄種類
- その他の構成要素
この辺りを1記事ずつ作成してもらうと、かなり応用が利くのでオススメです。
1番早いのは、プロの記事から学んでしまうことです。
検索上位の記事を真似してしまうとコピー記事になりやすくなります。
すでにプロとしてやっている、パートナーとなるライターの方の技術を実際にお仕事として頼んで、それをベースに残りの必要コンテンツを作って行きましょう、
また、2サイト目くらいからは、人によっては全てパートナーのライターに書いてもらっても費用対効果のバランスがでてきてどんどんサイト数を増やすことも可能です。
筆者も、実際に複数の方に同じジャンルのサイトコンテンツをまるごとお願いして比較検証したり、ノウハウの積み上げにして学んでいます。
ブログの運営費用は、以前に比べればかなり安くなっています。
実践しつつ、学んでいく感じで少しずつ副収入を増やしていけば、時間は掛かっても独立して法人会することは可能です。
色々厳しく、そして世知辛い世の中ですが、何とか頑張って行きましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
50記事より少ない特化ブログ記事を考えるコツ
ブログ記事で50記事以下の構成で、どんなテーマやジャンルのブログ型サイトが作れるのか、実際にサイト作成している事例を用いて、現在進行でブログ記事を積み下げているWebサイトも紹介しつつ
- 20記事
- 30記事
- 40記事
あたりを解説していきます。
ただ、この辺りの記事数になると、もはや特化ブログというより、情報が特化された一般的なWebサイトにもなってくることをご留意ください。
20記事の構成で特化ブログを作る場合
20記事で構成された特化ブログを作る場合は、ブログ記事の構成を、そのテーマやジャンル。
例えば、何か特定のモノを作る時のプロセスを20工程で設計して、「プロセス」として書いていった方がよくなります。
また、サイト名も、扱っている内容にピタリと合ったブログ名にしてしまった方が良い結果になりやすいです。
30記事の構成で特化ブログを作る場合
30記事で構成された特化ブログを作る場合も、20記事で構成する特化ブログと同じくなのですが、こちらについては実際の事例として、先ほども紹介した猫の柄ブログ®というWebサイトを作成して、現在コンテンツを作成しています。
猫の柄は大別しやすく、また、グッズや用品などの構成を考えていけば30記事くらいで構成できる情報発信サイトにできるジャンルと考え、始めました。
現在は、また制作途中ですが、出来上がったら、また本記事をリライトして紹介して行きます。
40記事の構成で特化ブログを作る場合
40記事の構成で特化型ブログを作って行く場合は、筆者の場合
- 収益にも関連する記事を5つ
- 収益記事への導線が作られた記事を5つ
- 検索されるボリュームの大きい集客記事を20つ
位のバランスで作成していきます。
40記事くらいの自由度があると、扱えるテーマやジャンルにもかなり幅が出てきて、完成したときのサイト全体の見映えも設計しやすい上に、さらに改善出来る範囲も増えてきます。
少ない記事数でWebサイトの新鮮さを保つ方法
Webサイト内のコンテンツ数が少ない場合、Webサイト内のコンテンツを新鮮に保つことを忘れないようにしましょう。
個の記事数くらいになると、発信される情報もかなり特化されているので、情報が最新か、合っているかなど、様々な面でコンテンツの質が目立つようになります。
また、どうしても細かいリライトしか出来なさそうというときには、1つカテゴリーを増やして、その特化型ブログのジャンルや内容に沿った、メインコンテンツとは少し違う切り口や、こぼれ話などを追加していって、新しい情報を入れるのもありです。
そうすると、結果的に20記事から50記事で収まらなくなってしまうかも知れないですが、その部分は、好みという感じです。
あくまでも、その記事数でメインを見せていきたい場合は、サブドメインサブディレクトリで分けたりすることも可能です。
最後まで読んででいただき、ありがとうございました。