エックスサーバーといえば、個人のブログやWEBサイト制作に、広く導入されているサービスですが、エックスサーバーのサービスラインナップには法人向けサービスも用意されています。
エックスサーバーの法人向けレンタルサーバーサーバーサービスは「Xserverビジネス」と言います。
法人の方や、個人事業主の方は通常のレンタルサーバーサービスと「何が違うのか」など気になる部分があると思いますので、その辺りを中心に解説していきます。
通常のエックスサーバー(スタンダード)は、個人向けのエックスサーバーよりも毎月の価格帯は高めですが、Xserverビジネスは、通常よりもスペックも高く、WEBサイト制作や設定代行など、法人にうれしい機能が付帯しています。
ただ、目的やサイトの規模によっては通常のXserver(エックスサーバー)サーバーで十分対応できる可能性があります。
このため、最初からプラン選びで失敗しないよう、通常のXserverと XserverBusinessでは何が違うのか。
2つのサービスの違いを知って、その上で申し込みを検討する必要があります。
そこで今回は
- 法人向けエックスサーバーとは何か
- 法人向けエックスサーバーで使える機能
- 法人向けエックスサーバーがおすすめの個人や法人
について詳しく解説します。
この記事を読むことで、法人向けエックスサーバーのレンタルサーバーサービスがサポートする様々な内容を知ることが出来ます。
企業ホームページやブログの制作で、エックスサーバーの導入を検討中の方もは是非、この記事を参考に「Xserverビジネス」の魅力に触れてみてください。
● エックスサーバーとは?法人プランの特徴や料金を徹底解説!
目次
法人向けエックスサーバーとは?
レンタルサーバーサービス「エックスサーバー」が、法人向けにリリースしているサービスが Xserver Business(エックスサーバービジネス)です。
通常のエックスサーバーと何が違うのか、その違いは『ビジネスに特化したサービス』が付いていること。
法人のサイトで事業が成長してくると、個人のサイトとは違う勢いでアクセスが伸びることが多く、大規模なものになると一瞬で数千〜数万、1日で数万〜数十万PVといったアクセスが瞬間的に発生するサイトが多くなってきます。
このため、法人向けのレンタルサーバーはアクセスの集中にも耐えうるような「アクセス耐性」を重視する傾向が強いです。
以下、 XserverBusiness(エックスサーバービジネス)の持つ4つの特徴をまとめてみました。
- 個人向けよりアクセス耐性などの基本的な機能が高い
- サーバーの設定を無料で代行
- 独自ドメインが無料
- ホームページの無料制作
それぞれの内容を順に解説します。
個人向けよりアクセス耐性などの基本的な機能が高い
Xserver Business(エックスサーバービジネス)は、通常のエックスサーバーに比べて、さらに「安定性」と「高速表示」を強化したスペックになっています。
高い耐障害性を兼ね備えたRAID構成、Webサイト高速・安定化機能えお可能にする技術の実装など。
エックスサーバービジネスの機能は、法人や企業のコーポレートサイト、ECサイト等の運営に合わせて「アクセス耐性」と「表示速度」をさらに強化した内容になっています。
実際に、事業が成長してエックスサーバービジネスにサービスを切り替えて利用されているユーザーの口コミでは、「スピードが速くなって安定性も上がった」という意見をチラホラ見かけると思います。
こうした「安定性」と「高速表示」は、ビジネスにおいて機会損失を防ぐことにもつながりますし、SEO施策の面でもこれらの項目は大きく影響してきます。
SEOに関する計画と施策の実行を事業とする個人や企業に、毎月数万円〜数十万円支払い、Webサイトを中心に長期的な集客を行ったりする法人も多いですが、実際にはこうしたインフラに関する小さな積み重ねも結構大切だったりします。
速度が遅かったり、安定した運用ができないという場合には、今のレンタルサーバーでスペックが足りていない可能性も考える必要があります。
安定性と高速表示を追求したい方にとっては、事業の立ち上げから安定期に入った長期的な運用までXserver Business(エックスサーバービジネス)のスペックは充分に満足できる内容だと考えています。
サーバーの設定を無料で代行
エックスサーバービジネスには、「サーバー設定」の無料代行サービスが付いており、契約後に必要な「各種サーバー設定」はすべて、エックスサーバーの専任スタッフが代行をしてくれます。
※ 無料での代行サービス内容は、変更されることがあるので、必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
Xserver Business(エックスサーバービジネス)公式サイト
WEBサイトやブログの設定で「分からない」「難しそうなので手が付けられない」といった悩みも、知識豊富なエンジニアスタッフが対応してくれるのです。
これなら、IT専任者やWEBサイト担当者のいない企業や個人事業主の方でも安心して任せることができます。
以下、本記事執筆時点のエックスサーバービジネスで代行してもらえる「作業の一覧」をまとめてみました。
- サーバー移転
- まとめて初期設定
- CMSインストール
- メールアドレス作成
- 独自ドメイン設定
- サブドメイン設定
- サーバーのデータ削除
- その他サーバーパネルの操作代行
このようなサービスを、専門知識を持ったスタッフの方々が、速やかに対応してくれるのは良いと考えています。
外部にこのような作業を頼むと、当たり前の話になってしまいますが月数万円以上かかることが多いです。
しかし、Xserver Business(エックスサーバービジネス)は、わずかな月額料金でここまで対応してもらえるのですから「サービスの手厚さ」には満足できそうです。
なお、設定代行してもらえる回数はあらかじめ決まっており、プラン毎に無料で使える回数は異なります。
【プラン別】無料代行の回数 |
---|
スタンダード(旧B10) |
毎月3回まで |
上記以外のプラン(プレミアム以上) |
毎月5回まで |
これらのサービスは、エックスサーバーには無い、法人プランだけの特別な内容になります
※ エックスサーバーの場合、代行関連のサービスはオプションサービスのため有料となっています。
エックスサーバービジネスは独自ドメインが無料になる
エックスサーバービジネスは、契約者に無料で独自ドメインをプレゼントしています。
※ 無料での代行サービス内容は、変更されることがあるので、必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
Xserver Business(エックスサーバービジネス)公式サイト
なお、対象となるドメインは決まっており、以下のドメインのうちいずれかを1つ選べば永久無料で使うことができます。
.jp / .com / .net / .org / .info / .biz / .xyz / .link / .click / .online / .site / .co.jp / .or.jp / .ne.jp / .gr.jp
なお、永久無料で使える期間は「Xserver Business(エックスサーバービジネス)の契約期間中」に限定されます。
また、既に取得済みの独自ドメインもエックスサーバービジネスを契約すると、永久無料に切替て使用できます。
独自ドメインの設定は、Xserver Businessの会員専用ページ「Xserverアカウント」にIDとパスワードでログインし、コントロールパネルから独自ドメインの設定を行ってください。
● Xserver Business(エックスサーバービジネス)公式サイト
ホームページの無料制作
エックスサーバービジネスを契約すると、企業のホームページを完全無料で制作してもらえます。
エックスサーバービジネスを契約した後は、基本的にはどのようなホームページが欲しいのか伝えるだけでOKです。
(とはいえ…サイトコンテンツはしっかり用意した方がベストです…。)
通常、業者に依頼をすると数十万円かかることもあるコーポレートサイトが、エックスサーバービジネス利用者は「無料」で制作依頼できるのは嬉しい特典です。
※ 無料での代行サービス内容は、変更されることがあるので、必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
Xserver Business(エックスサーバービジネス)公式サイト
しかも、エックスサーバービジネスはPIXTAと提携しています。
通常有料で提供されている高品質画像を選び、無料でこだわりのホームページを用意してもらえます。
なおホームページには、お問い合わせフォームや会社概要、ブログ機能なども含まれおり、ホームページの制作依頼から数日〜で完成するので、お急ぎの方も安心です。
法人向けエックスサーバーで使える機能(スペック)
ここでは、Xserver Businessの「スタンダード」プランに焦点を当てて、法人向けサービスで使える機能(スペック)をまとめてみました。
Xserver Business「スタンダード」の主要な機能 |
---|
初期費用 |
キャンペーン適用時に利用開始すれば割引あり |
月額費用 |
月額数千円程度から |
無料お試し期間の有無 |
〇(あり) |
独自ドメイン |
〇(永久無料) |
SSD(ディスクスペース) |
300GB |
CPU |
– |
メモリ |
– |
転送量 |
無制限 |
転送量課金 |
なし |
SSL |
無料(オプション独自SSLも設定可能) |
データベース |
無制限(MariaDB / SQLite) |
ドメイン |
マルチドメイン無制限、サブドメイン無制限 |
nginx |
〇 |
RAID構成 |
RAID10 |
セキュリティ |
Web改ざん検知、SLA(品質保証制度)、セコムセキュリティ診断 |
サポート体制 |
電話、メール、無料設定代行、ホームページ無料作成 |
サーバープログラム |
オリジナルCGI、PHP、Cron 、SSI |
運営サポート機能 |
簡単インストールをはじめ、初期設定などすべてサポート |
WordPress設定 |
〇(代行設定可能) |
セキュリティ設定 |
〇(代行設定可能) |
FTP |
〇(アカウント無制限) |
メールアカウント |
〇(アカウント無制限) |
※ レンタルサーバーサービス内容は、変更されることがあるので、必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
Xserver Business(エックスサーバービジネス)公式サイト
Xserver Business(エックスサーバービジネス)は基本のプランでも、非常に充実した内容となっています。
エックスサーバーと比較した場合ですが、通常のエックスサーバーより容量もメモリも充分なスペックで対応しているので幅広く対応が可能です。
Xserver Business(エックスサーバービジネス)とエックスサーバーの比較については、以下の記事にて詳しく解説しています。
本記事と合わせて、お役に立てば幸いです。
● エックスサーバーとは?法人プランの特徴や料金を徹底解説!
法人向けエックスサーバーの料金
エックスサーバービジネスの料金は、スタンダードプランからが月額で数千円から利用可能です。
初期費用については、キャンペーン時期とタイミングが合えば、割安で利用したり、無料キャンペーンの時もあるので利用時期によってはラッキーがあるかもです。
● Xserver Business(エックスサーバービジネス)公式サイト
契約期間に応じて長期契約割引が適用されるため、最長36カ月の契約を結ぶことで、月額費用を抑えることも可能です。
この辺りは、契約期間と経理、税務処理担当の方と相談して、どちらがお得に利用できるか相談して決めていきましょう。
スタンダード以外の上位プラン(例:プレミアム、エンタープライズ)についても同じです。
プレミアム、エンタープライズの場合も、最長36カ月の契約を結ぶことで、月額費用を抑えることが可能です。
スポットで細かく利用するのか、事業として長期間利用するのかで、使い方も随分変わってくると思いますので、Xserver Business(エックスサーバービジネス)を利用する際の契約期間についてよく検討しましょう。
ただ、これまでの筆者の個人的な経験としては、ドメインやレンタルサーバーの長期利用は、そのままデジタルでは「信用」につながるので、なるべくなら利用を続けた上で、必要に応じてサブディレクトリなどでスポットを打ったりすると集客にも効果的かなと感じています。
とはいえ、この辺りは業界によってちがう(筆者の場合は放送・映画関連)と思うので、都度検討です。
法人向けエックスサーバーがおすすめの人
ここまで、Xserver Business(エックスサーバービジネス)のスペックや料金を見てきたのですが、中々の初期費用や月額費用もかかりますし「個人での利用」というのは考えにくいところです。
ある程度、経費としてレンタルサーバー費用が計上できるような、事業規模の大きな個人事業主を含め、アクセス需要の多い中規模〜大規模なWebサイトやプロダクトを所有する企業や、一気にプロダクトを成長させる(垂直立ち上げ)時にXserver Business(エックスサーバービジネス)を利用する感じに限られそうです。
そこで本項では、エックスサーバービジネスが「おすすめな人の特徴」をまとめてみました。
- まるっと運用を任せたい個人事業主や法人の方
- IT専任者や担当者がいない法人や団体
- 大規模WebサイトやECを運用している方
それぞれの内容を順に見ていきましょう。
まるっと運用を任せたい個人事業主や法人の方
WEBサイトやECサイトの運用を個人でするのは負担が大きい方、会社で運用をするのが面倒なのでプロがいれば「まるっと運用を任せたい」という個人事業主や法人の方には、Xserver Business(エックスサーバービジネス)がおすすめです。
費用をかけても、ある程度回収できるような売上や収入などがあれば、この費用を払っても十分に「費用対効果」が出ていると感じる可能性は高いです。
IT専任者や担当者がいない法人や団体
筆者の経験上、IT部門の専任者や担当者がいないという法人や団体(事業所、一般社団法人など)は意外と多いです。
以前、筆者が経営コンサルタントを中心にやっていたときも、合わせてWeb関連の事も一式で受けてワークフローの構築やWebサイト制作から育てていくまでを合わせて行う事が多かったです。
中には、新たにドメインを取得してメールアドレスの作り方からサポートすることもありました。
Webサイトを運用できるだけの知識を持っていないので「未だにホームページを持っていない」というケースも普通に経験してきました。
しかし、新しい生活様式にはじまり、今はECサイトも簡単に作れる時代です。
特に、その際は運営者情報及び、コーポレート情報サイトの重要性に気が付く方が増えています。
このようなケースについては、初期設定から運用、ホームページの制作まで一元管理してくれる、エックスサーバービジネスの利用がおすすめです。
法人向けサイトになると、セキュリティ対策などもある程度、知識や対策が求められますが、プロのスタッフがサポートしてくれるので安心です。
強固なセキュリティ対策なども利用できるのでIT専任者や担当者のいない企業にとっては助かるサービスと言えます。
大規模サイトやECを運用している方
大規模サイトやECを運用している方は、Xserver Business(エックスサーバービジネス)のようにサポートが付いた法人向けサービスの利用がおすすめです。
特に規模の大きなサイトの運用や、アクセスの集中しやすいサイトを運営している方には、耐障害性があり安定性の高いビジネス向け「レンタルサーバー」を利用したいところです。
Xserver Business(エックスサーバービジネス)は、このようなケースに備えて、アクセス耐性を強化しています。
アクセスが集中してサーバーがダウンしないかどうか…。
正直、張り付いてそんな状況を見守ったりするのはあまり精神衛生上よくありません。
クラウドでアクセス集中時のスケーリング設計が出来ればと言いたいところですが、それこそIT担当者が必要になってしまいます。
このような不安から解消されるためにも、大規模サイトや取引量の大きなECサイトを運用している方は、エックスサーバービジネスのような高機能サーバーを利用したいですね。
● Xserver Business(エックスサーバービジネス)公式サイト
法人向けレンタルサーバーを導入すべきかどうか3つのポイント
ここまで、エックスサーバービジネスのサービスを多角的に検証してきました。
最後にエックスサーバービジネスのメリットとデメリットを元に「導入の判断基準」を確認してみましょう。
- 通常のエックスサーバーでは対応できない内容が含まれている
- エックスサーバーより、更に安定性・高速表示を求めている
- 個人向けよりもランニングコストに対して予算を組む事ができる
これで自社に「エックスサーバービジネスを導入すべきかどうか」の見極めが付くかと思います。
導入すべきかどうか3つのポイントを順にみてみましょう。
通常のエックスサーバーでは対応できない内容が含まれている
前章でも説明をしましたが、通常のエックスサーバーでは対応できないような、大きなサイトを運用していたり取引量の大きなサイト、強固なセキュリティ対策が求められるようなサイトなど。
通常のエックスサーバーでは対応できないような規模のサイトやサービスの運用には、より安定運用ができるエックスサーバービジネスの利用が向いています。
また万が一のサーバーダウンなどが起こっても、専任のスタッフに相談ができ速やかにサポートが受けられるので、ビジネスの大切な機会損失を防ぐことができます。
この他、個人向けのエックスサーバーでも十分なサポートはあるのですが、個人向けと法人向けではサポートの内容に差があるので、両方をよく検討して選んでみるのが良いと考えています。
エックスサーバーより安定性・高速表示を求めている
法人にとって「SEO施策」は重要なポイントです。
実際に、毎月数万円〜数十万円を掛けて、SEO施策費としてパートナーシップを結んで協力を得ているという方も多いのではないでしょうか。
その点、Xserver Business(エックスサーバービジネス)は、WEBサイトの高速表示に強いため、その部分については「良い効果」も期待できます。
またサイト制作サービスも無料で付帯しており、ややこしい基本的なSEO施策なども専任のスタッフが代行してくれるので安心です。
エックスサーバーより安定性・高速表示を求めている方は、エックスサーバービジネスの利用がおすすめです。
個人向けよりもランニングコストに対して予算を組む事ができる
Xserver Business(エックスサーバービジネス)は、初期費用や月々の費用が、一般的なレンタルサーバーに比べて料金が高くなります。
その分、高機能で手厚いサービスも受けられるので、法人で「ランニングコストがある程度かかっても構わない」という方であれば、導入する価値は有りです。
もちろん、個人事業主やフリーランスの方でも、個人運営しているサイトが月数百万〜数千万円の売り上げを出しているというケースもありますが、こうしたケースは、けっこう「稀」だと考えています。
このため、エックスサーバービジネスを利用するのであれば、経費などで「ある程度、運用費用がかかっても構わない」という規模の事業をしている方で、サーバー運用に掛ける予算などを大きく掛けられる予算が組める内容のコンテンツを提供しているかがポイントになります。
とはいえ、筆者の場合もサービス内容の比較や検証をするために何十台もレンタルサーバーを借りて検証しているので、事業の方向性を変えてXserver Business(エックスサーバービジネス)1本に利用サーバーを絞れば、ものすごい経費削減になってしまうので、そんなに高いとも言えない気がします…。
【結論】通常のサイト運営であれば、エックスサーバーで対応可能
本章1〜3の条件からも分かるように、通常のサイト運営であれば、月間数十万PVレベルの一方向的な情報発信Webサイトなどであれば、エックスサーバーのほうで十分対応できます。
それよりもアクセスや、事業の成長具合で様々なリソースを掛ける予算が必要なクラスに鳴ってきた場合、あるいはそうする場合の法人向けのレンタルサーバーは、Xserver Business(エックスサーバービジネス)を最初から選んで、大型のサイトやECサイトの運営準備に入った方が良いと言えます。
繰り返しになりますが、本章でチェックした条件に当てはまらない方は、通常のXserver(エックスサーバー)サーバーを利用するのがおすすめです。
なお、以下の記事ではエックスサーバーを使ってWordPressをつくる方法を、初めての方にも分かりやすく解説しています。
● エックスサーバーでブログを作る方法!WordPress設定の方法を解説!
法人向けエックスサーバーで良くある質問
最後に法人向けエックスサーバーについて、「良くある質問」を集めてみました。
※ 回答・対応できる内容に変化があるかもしれないので、必ず公式サイトをご確認ください。
Xserver Business(エックスサーバービジネス)公式サイト
質問① 法人カード(ビジネスカード)でも支払いできますか?
【回答】はい。クレジットカード決済は【VISA / MasterCard / JCB / AMEX】に対応しており、これらの国際ブランドであれば、法人・個人カード問わず使用できます。
ただし、デビットカード、プリペイドカードについては、一部非対応なカード会社があるようです。
決済方法で不可となった場合には、別のクレジットカードを選び直す必要があります。
また、JCBのプレモカード(チャージ型プリペイドカード)も使えないので注意しましょう。
質問② 転送量の課金はありますか?
【回答】いいえ。
Xserver Business(エックスサーバービジネス)は基本的に、データ転送量の課金は無く無制限に使用できます。
ただし、ネットワークやサーバーにものすごく大きな負荷がかかった場合には、一時的に使用の制限が行われる場合もあります。
質問③ サポートはどこまで対応してもらえますか?
Xserver Business(エックスサーバービジネス)は、通常のエックスサーバーよりも手厚いサポートが受けられます。
以下の内容については、メールや電話、チャットで問い合わせができ対応してもらえます。
- 各種管理パネルへのログイン
- 各種管理パネル上の操作方法
- メールソフトの設定方法
- FTPソフトの設定方法
- 独自ドメイン追加設定方法
- サーバーやドメインの契約更新
- 各種プログラムの簡単インストール方法
- ホームページ制作
- その他
それぞれ、対応できる時間帯がありますが、電話・メール・チャットでの問い合わせも可能です。
なお、ホームページ制作などの問い合わせは窓口が別になっているようです。
コントロールパネルから「該当する問い合わせは窓口」を選んで相談を行ってください。
質問④ 法人の名義切替はできますか?
【回答】「ご利用権限譲渡を伴う名義変更」という書類を申請していただくことにより、名義を第三者(別の法人)に譲渡することが可能なようです。
ただし、譲渡する相手が個人なのか法人なのかで手続きが変わるため、詳しい方法はXserver Business(エックスサーバービジネス)のサポートセンターに問い合わせてください。
質問⑤ 間違ってハイスペックなプランを契約してしまいました、プランのダウングレードはできますか?
【回答】いいえ。Xserver Business(エックスサーバービジネス)は、上位プランへの変更はできますが、下位プランへの変更はできません。
契約期間終了後に、新たなプラン契約を行う必要がありそうです。
筆者の場合も、Xserver Business(エックスサーバービジネス)を利用しての出来事ではないのですが、Webアプリのローンチでやらかしてしまったことがあるので注意が必要です。
以前に比べれば新規事業の立ち上げや既存事業の成長を支えるWebインフラはリーズナブルになっている
Xserver Business(エックスサーバービジネス)は、ある程度大きなビジネスやWEBサイトを運用する予定のある方、またはすでに運用している方に、おすすめの法人向けサービスです。
月々の費用も、通常のXserver(エックスサーバー)に比べると多くかかります。
このため、自分の運用するサイトやブログの規模、予算などに合わせて適切に見極めておくことが、レンタルサーバー選びで失敗しないコツです。
なお、本記事以外にも以下の記事にてレンタルサーバー選びのコツや、サイトの制作・管理・運営のコツを紹介しています。
個人事業主やフリーランス、法人向けサイトを制作する方は、ぜひ本記事と合わせてチェックしていただき、お役に立てば幸いです。
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これらの記事がお役に立てば幸いです。