ブログとホームページを連携して運用するときに効率的なやり方を解説

ホームページとブログを連携して運用するときに効率的なやり方を解説

ここ数年で、会社のホームページを作成するだけでなく、ブログコンテンツというカテゴリーを作成して会社のWebサイト全体のコンテンツを充実させていく企業や個人事業主が増えています。

筆者の周りでも、専門職種の職人としての日々を、自身の集客用に公開しているホームページとは別に、ブログサイトを別に立ち上げて事業を営んでいる日々をブログ形式で書き綴り、ホームページへ集客するような流れを期待しながら更新している方もいます。

本記事では、筆者が考える

  1. ホームページ
  2. ブログサイト
  3. 新しい事業やサービスを始めた時

上記のように、事業を営んでいる(経営)している時に、管理がしやすく効率的なやり方を紹介して行きます。

この記事の内容
  1. ホームページとブログサイトの連携の仕方が分かる
  2. 取得済みの独自ドメイン(URL)の活かし方
  3. ホームページとブログを後から連携したい時にどうしたらよいか?

筆者自身も、ユニコーンコンサルティング株式会社を経営していて、独自ドメインの取得から現在に至るまでに

「やっぱり、今となってはこうしておけば良かった…。」

と、考える部分も多くあります。

それらを踏まえて、本記事でホームページとブログを連携して運用するときの効率的なやり方を解説していきます。

法人化していたらまずは「●●.jp」の属性型JPドメインなどを取得する

法人化していたらまずは属性型JPドメインなどを取得する

本記事をご覧になっている方には、個人事業主として開業して事業を営んでいる方もいれば、法人化して会社を経営されている方もいると思います。

中には、任意団体で何らかの活動を運営されていて、Webサイトの管理を担当していたりと、いくつかのパターンがあります。

特に、法人化していたり特定の団体だったりすると、1つの法人や団体などで1つしか取得できない貴重な「属性型JPドメイン」などが取得できたりします。

● ドメインとは?これからブログを始める初心者向けに分かりやすく解説

例えば、筆者の会社を紹介しているWebサイトのドメインでは「co.jp」というドメインを利用しています。

先ほど紹介したように、1つの法人で1つしか取得できない貴重なドメインは、他のドメインと違い、まだまだ多くの

  1. 短くて
  2. 覚えやすい

独自ドメインを取得することが可能です。

● .co.jpドメインは法人ならすぐに取得したほうが良いという話

若干話がそれますが、まだまだ多くのブランディングに有効な短くて覚えやすい独自ドメインがたくさん空いているので、筆者の場合も、もっと短い「.co.jp」ドメインにすれば良かったな…。と思っていたりします。

ホームページとブログの連携には「サブディレクトリ」を活用する

ホームページとブログの連携にはサブディレクトリを活用する

法人、個人事業主のどちらでも、すでにホームページが完成しており、これからブログサイトを制作して運用していこうと考えている場合は、「サブディレクトリ」を活用してブログサイトの運営をすることをオススメします。

例えば、筆者の会社の場合は

というドメインで運用しています。

これを、サブディレクトリというURLの仕組みを利用して

https://unicorn-corp.co.jp/blog

のように、すでに取得している独自ドメインにサブディレクトリを作成し、そのURLを利用してWordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)をインストールします。

個人的に、WordPressはブログサイトを運営するのに多くのブログパーツが揃っているので、1番オススメできるCMSです。

また、最近は多くのレンタルサーバーサービスでWordPressをクリック感覚でインストールしてすぐにブログサイトを開設できるように最適化されている点も重要です。

筆者も、今となってはですが、取得した「.co.jp」ドメインに「サブディレクトリ」方式でブログサイトを立ち上げれば良かったなと思っています。

当時、起業してすぐに「.co.jp」ドメインを取らずにブログサイトやWebアプリのドメイン取得と開発、サイト開設を優先してしまったので、ちょっと後悔しているところありますが、もうしょうがないかな…。という感じです。

なので、これからブログサイトを開設するとか、まだブログサイトを開設したばかりで軌道修正が可能なコンテンツボリュームでしたら、是非「サブディレクトリ」でのブログサイト運営にしていくことをおすすめします。

ブログ連携したらブログサイト向けに最適化された環境を用意する

ブログ連携したらブログサイト向けに最適化された環境を用意する

ホームページと別に、例えば、WordPressを利用してブログサイトを開設して連携が出来たら、有償にはなりますがWordPress用のテーマを購入してすぐにインストールしてしまいましょう。

筆者が運営している当ブログ(ユニコブログ®)や、その他の数十に渡る検証用Webサイトも全てWordPress用のデザインテーマを導入して、すぐにコンテンツ制作(サイト内のコンテンツ作り)が出来るようにしてしまっています。

自分で1からWebサイトを組んでいくより、有償とはいえ、Webのプロが開発して作成したサイトデザインを利用した方が、すぐにブログサイトの運営に取り掛かれる上に、ブログを書いていくことに集中できるようにサイト設計がされているので、インストールするだけですぐに最適化された状態で始められるのでスゴく便利です。

すでにホームページとブログサイトが別々に運用されている場合

すでにホームページとブログサイトが別々に運用されている場合

本記事を読まれている方には、すでにメインとなるホームページとブログサイトが別々のサービスで運用されている場合があるかと思います。

その場合、色んな移管の仕方がありますが、基本的には元々運用していたブログサービスのほうに

「●●からブログ記事はこちらのサイトで更新されています」

というような文言を入れて、テキストにアンカーリンクで新ブログサイトへアクセスして行くようにしていけば大丈夫です。

それまで書いてきたブログ記事などを全て新しいサイトへブログのお引っ越しを行う方法もありますが、もともとどのようなブログサービスを利用していたのか、どこのレンタルサーバーサービスを利用していたかなど、けっこうコンテンツの移管が大変だったりします。

それよりは、まずはホームページとブログを連携させてWebサイトの運用を始め、余裕があればそれまでのブログ記事の移管などを考えて行く形をとった方が効率的です。

ブログ以外の新しいサービスなどを立ち上げた場合はどうすれば良い?

ブログ以外の新しいサービスなどを立ち上げた場合はどうすれば良いのか

ここまで、ホームページとブログの連携をする時の解説をしてきましたが、仮に、新規事業などで新しい事業やサービスを始めた時はどうすれば良いのかについても解説します。

新しく立ち上げる事業やサービス名にちなんだ新しい独自独自ドメインの取得でも良いのですが、簡単に事業売却する予定がない、または、確実にその会社が運営しているという信用をURLに添えたい場合は、もともとメインで利用しているドメインに「サブドメイン」を設定して、そこに新規事業やサービスサイトを制作して行くのも1つのやり方です。

事例として、筆者の場合、アイコンメーカーWebアプリでリンクリングミー®というWebアプリを運用しているのですが、このURLは

で運用しています。

しかし、筆者は別の事業でLINEスタンプ制作をして販売したり、キャラクターライセンス事業も行っているので、もう少し本格的になってきたときにはおそらく

https://***.unicorn-corp.co.jp

という「サブドメイン」方式で、改めてWebサイトを立ち上げ直すと思います。

なるべくホームページとブログの連携を含めて社内で行う

なるべくホームページとブログの連携を含めて社内で行う

ホームページとブログの連携が完了したときの運用について、場合によってはWebサイトの制作から連携まで外部の企業にお願いをして行う方、行った方も多いと考えます。

しかし、例えば企業のブログサイトはその会社のコンテンツなので、そこにいらっしゃる方々が1番情報を持っていることになります。

なので、最低でもブログコンテンツはなるべく、いつでも自社内で出来るようにしておけるようにすることをオススメします。

例えば、CMSでWordPressを利用している場合には、アカウントの権限管理で「ブログコンテンツの制作と更新だけ」のような権限付与をコントロールすることが可能なので、ブログ記事更新の際にトラブルが起きることも少なくすることが可能です。

あまりに全てを外部のパートナーに任せてしまうと、パートナー間でアクシデントがあった場合にWebサイトに影響が出ることもあるので、当然に運用規模にもよりますが、自社内でWebサイトの構築や運営について把握しておくことはやっておいて損はありません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT US
ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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