ブログをやる意味について実例を交えて分かりやすく解説

ブログをやる意味について分かりやすく解説

筆者は毎年、高等学校の情報学科関連で特別授業などを行っています。

そこで毎回よく聞かれるのが、「ブログをやる意味って何ですか?」と直球で質問されることです。

いつも、講演や授業などではリアルタイムで質問に答えられるようなWebサービスを利用して答えているのですが、いつも同じ答えになるのでブログ記事にして残しておこうと思いました。

筆者自身の「ブログをやる意味」と、ブログ運営を始めると何で得するのかについて解説していきます。

ブログをやる意味は3つある

ブログをやる意味は3つある

ブログをやる意味は3つあります。

具体的には

  1. ブログの実績作り
  2. ブログの収益化
  3. 情報発信力を高める

になります。

ブログの実績作り

ブログの実績作り

筆者の場合、ブログを始めたキッカケの1番は実績作りが必要になったからでした。

もともと会社員時代から15年以上、映画のプロモーション用ティザーサイトを制作したり、LP(ランディングページ)の制作をやっていました。

しかし、起業して2020年01月に法人化した時に、取引予定の相手から

「実績のない新しい会社とは取引できない」

と言われました。

筆者はメディア業界にいたのですが、会社員時代に業界のほとんどの顧客と繋がっていました。

退職するときに、特に契約書でその辺りを縛られていたわけではないのですが、今までいた業界をターゲットにBtoBを展開する事業をするつもりもなかったので、その業界以外の方を中心に営業活動をしていました。

しかし、会社員時代の「実績」分を白紙にされてしまうと、当然ながら起業したばかりなので実績はほとんどありません。

なので、当ブログ(ユニコブログ®)を開設して人気ブログに育て上げて、実績を作ろうと思ったのです。

結果的に、そのまま運用しているブログの収益化を行い、検証用のブログ型やサイト型のテーマ特化アフィリエイトサイトを30以上作りました。

時期的にも、リモートワークの流れが一気に来たこともあり、そのまま上記のようなオウンドメディア事業を主軸にして、委託業務系の仕事を受けるのは辞めました。

ブログの収益化

ブログの収益化

先述した出来事をキッカケに、ブログをやる意味には「収益化」が含まれるようになりました。

会社員時代に、映画のプロモーション用ティザーサイトで重要だったのは「アクセス数」です。

メジャーな映画会社の場合は広告費を大量に打てるタイトルもありますが、特にインディペンデント系の場合は、広告費にそれほど多くの費用をかけられません。

しかし、大手と少し違うのは、映画1本をとても長く扱っていけるということです。

この場合、Webサイトの最大の目的は、時間が掛かっても良いから定めた顧客層に対して映画を知るきっけになる「キーワード」を定めて、そこからのアクセスを集めることが1番の目的でした。

なので、映画のティザーサイトを見ると、とてもシンプルなサイト構成とはいえ、Webサイトによっては、実は裏側で色々なSEO施策を行っています。

そのような経験から、長い期間をかけてアクセス数を上げていく方法については少し分かっているので、ある程度のアクセス数になったらあとは、アフィリエイトブログとして収益化出来るように各サイトのページ、ブログサイトの場合はブログ記事の構成を収益化させる構成に変更していくだけの作業になります。

なので、ステップとしては

  1. ひたすらアクセス数を上げる
  2. 収益構造に変える
  3. 継続して少しずつコンテンツを足したり改善していく

が1サイトごとに繰り返されるだけの日々になっています。

さらにその再現性を高めるために、レンタルサーバーやWordPressの組み合わせは一緒にして、サイト構造は同じ状態にした上で、自分以外の方に全ての記事を書いてもらったりして同じように収益を上げることが出来るか日々検証しています。

最近は、国内市場の競争から抜け出るようにする意味も込めて、翻訳ソフトを利用して日本の情報を世界中に発信するブログを軸に変化させています。

情報発信力を高める

情報発信力を高める

ブログをやる意味においても、特に個人ブログをやる意味に関しては、この発信力を高める力を得る部分が大きいです。

例えば、このブログ(ユニコブログ®)のメインテーマでもある「会社の収入だけに依存しない生活を手に入れる」にも通じるところがあります。

例えば、情報発信力を高める方法はブログ運営だけに限りませんが、ブログサイトはコンテンツを積み上げていくことで、ある程度安定したアクセス数を維持していくことが可能です。

YouTubeを利用して動画配信を始めたり、音声配信を始めて情報発信することも可能ですが、まだまだWebサイトを育ててから追って、YouTubeや音声配信を始めるか、ブログと同時にYouTubeでハウツー動画の解説サイトとして運営したりと、メディアミックスさせたほうが早く認知度を上げていくことが出来ます。

例えば、当ブログ(ユニコブログ®)は1日に5,000人から、多いときは10,000人くらいの方がこのWebサイトに訪問します。

ユニコブログのアクセス状況を公開した画像
当ブログ(ユニコブログ®)のアクセス状況を公開

5,000人〜10,000人と言ったら、両国国技館ににほぼ満杯に人が入る日もあるのと同じ集客力であり、かなりの情報発信力になります。

筆者はこれからも、ブログサイトのテーマ以外の、何かスゴく強い主義主張をこのブログサイトを使って発信しようとは想っていないのですが、それでも毎日5,000人〜10,000人に情報発信できる力を持っていると言うことになります。

Webメディアで情報発信出来る状態を作ることの大切さ

Webメディアで情報発信出来る状態を作ることの大切さ

個人でも法人でも、Webで発信力をもつメディアを作ることが出来ると、就職、転職、起業のどれをとっても有利に働かせることが可能になります。

人生は突然に自分の環境を変えることが多々あります。

そんな時に、自分の声を大きく届けるメディアを持っているのと持っていないのとでは大きな違いが生まれます。

それだけでもブログをやる意味というのは出てきます。

関連記事:個人ブログでも成長していくコンテンツ構成とは?

ブログをやる意味にはスキルアップの意味もある

ブログをやる意味にはスキルアップの意味もある

ブログやる意味で大事な事に、Webスキルの習得というのがあります。

「ブログサイトで扱うスキルなんてたかがしれてる」

と言われる方もいますが、筆者はそんなことは思いません。

具体的に役立つこととして

  1. 情報発信のやり方が分かる
  2. Webの管理システムやメールアドレスの発行や管理ができる
  3. 集客や宣伝、マーケティングの方法が身に付く

若干、無理矢理に実務的なスキルのメリットが入っていますが、これ以外にもWebの用語が普通に理解できるようになったり、めっちゃキーボードが早く打てるようになりますし、文章を書くときの設計や構造化も出来るようになるなど、メリットを上げたらキリがないくらいの良さがあります。

しかも、これを働くようになってから行うと結構大変ですが、学生のうちからコレに気づいて始めておくと、相当有利なスキルを早くに身に付けることが出来ます。

筆者の三男は小学4年生(2021年02月〜)からブログ運営を開始しましたが、おそらく、WordPressの扱い方については普通に大人と同じくらい理解していると思います。

例えば、就職を例にしてみたときのキャリアについて

  1. Webサイト運営歴●年
    サイト名|〇〇
    サイト名|●●
  2. LinkedIn及びWantedlyに詳細記載
  3. Webサイトの構築が可能
    CMS|WordPress
  4. AdobeCC ●年
    Ps、Ai、Pr使用可能
  5. 資格 :アドビ認定プロフェッショナル(Adobe Certified Professional)

新卒時点でこんな感じの経歴だったら、かなり有利に事が運んでいく業界は数多くあります。

実務的には学歴もよっぽど実用的で会社の成長に寄与することができるでしょう。

その前に、数年もWebサイトを運営していけば、自分のメディアが大きくなって、そもそも就職する必要がない状態になる可能性すらある時代なので、とても素敵なことだと思います。

ブログをやる意味についてのQ&A

正確には、ブログ型でWebサイトを運営する意味に近い質問とかもありましたが、随時、ブログをやる意味自体を問うような質問ガッタ場合に今後もこのブログ記事に足していきます。

ブログ型ではなくてサイト型でやった方が良くないですか?

はい。

ジャンルやテーマによっては、ブログ型のサイトを運営するより、サイト型の運用をした方が良い場合もあります。

あるいは、ブログ型とサイト型の2つのコンテンツを組み合わせたハイブリッド型のサイト構成でも良いと思います。

具体的な事例としては、商品一覧の情報で構成されたサイト型の設計に、体験談や更新情報などの更新コンテンツをブログ記事で書いていきながら、内部リンクで自社商品を利用するメリットにコンテキスト(ぶんしょうの関連性)を繋げておくとスゴく良いと思います。

なので、扱うテーマが最初から決まっている場合にはそういう選択も全然アリです。

ただ、どちらの型で運用を始めたとしても、後からサイト構成を変えることも可能なので、好みというか、どのようなサイト運営方針にしていくかで決めていけば良いと思います。

ブログで運営者として個人情報を出すのはデメリットしかないと思います。

はい。

これも時と場合によると思います。

例えば、収益化の目的もなく、只つらつらと文章を書いてWebにアップするくらいの内容であれば、個人情報などを出す必要はないと思います。

ただ、筆者の場合はWebサイト運営をしていて運営元の所在が分からなかったり、公開されていなかったりしたら、文章の正確性についてちょっと疑問が出てくるかもしれません。

また、このご時世で、Webに名前を入れて何も出てこなかったら逆に怪しいと感じる価値観のほうです。

ただ、この辺りの個人情報をどこまで公開するかについては運営方針で決めていけば良いと思います。

個人的には、何かデザインや書き物をしているとかがあれば、「作成者」としての名前をブランディングしておいてWebでたくさん言及されてブランディングしていくことをオススメします。

関連記事:個人の実名ドメインは情報発信時代で重要になるので取得しておくことをオススメする話

ブログを何のために書いているんですか?

当ブログ(ユニコブログ®)をのテーマは、後から決まったのが正直なところですが、筆者の場合は、会社員時代に過労で倒れたり、生活に大きく影響する急な待遇変更などの経験がありました。

その時に、会社からの収入だけに依存することがどれだけ怖いことかを何回も思い知ったので、ブログのテーマを「会社からの収入だけに依存しない生活の実現」をテーマに情報発信していくことにしました。

それ以外の目的は特にないのですが、最近は翻訳ツールが発達してきたので、翻訳ツールを利用しながらでも海外からブログ型のWebメディアで収益化出来るのか?などを試して、国内での競争を減らして日本語以外の言語で勝負できないかなと考えて、いくつかサイトを運営しています。

関連記事:海外向けのブログを始める方法と収益化について実例で分かりやすく解説

ブログをやる意味は好きな事を続けるためのパートナーを作ること

ブログをやる意味は好きな事を続けるためのパートナーを作ること

まとめになりますが、ブログをやる意味は、自分が好きな事を続けて行くための大事なパートナー作りとも言えます。

時間は掛かりますが、ブログサイトの収益化をきちんと行えば、月に20万円〜30万円くらいを得ることは十分に可能です。

例えば、ずっとハンドメイドを続けて行きたいとか、3DCGでコンテンツを作り続けたいなどの夢が自分にあれば、自分が作成したブログコンテンツからそれだけの収入があれば充分に続けて行くことが可能だと考えています。

さらに長く続けていき、うまくサイト成長さえることが出来れば、30万円以上だって夢ではありません。

さらに、その自分のやりたいことで作り上げたコンテンツを販売したりpixivFANBOX(ファンボックス)などでファンの方々に毎月応援してもらったり、YouTubeも合わせて収益化していけば、充分にすきなことで生きていくことが可能になります。

1度きりの人生を自分の好きなことで収益を得ながら生きていけるなんて、とても素敵なことだと思います。

ブログの運営費は、独自ドメインの取得とレンタルサーバーの費用だけでも充分にサイト成長させる事が可能です。

有料のWordPressテーマを導入すればより一層、ブログコンテンツ作成に集中できます。

月に1,000円〜くらいの運営費でブログは運営できるので、気づいたら早く始める事をお薦めします。

また、家族みんなでやってもよいとおもいます。

レンタルサーバーは、複数のWordPressなどをインストールして複数サイトを運用することが可能です。

みんなで1つ、気に入った独自ドメインを取得してみんなで運用していけば切磋琢磨していけます。

また、人生は常にコンテンツで溢れています。

文章を書くことに慣れていない最初の頃は、日々の自分の考えや気づいたことなど、日記みたいにブログを書いても全然問題ありません。

ブログは後でいくらでもリライトと言って書き直すことが可能です。

最初は自分の文章がみっともないように見えるかもしれないですが、続けて行けばきっと素敵な文章で表現をすることが出来るようになっていきます。

この記事に出会ってくれた方が、少しでもブログによって日々の人生や生活が楽になったと思ってもらえるように、筆者自身もコンテンツを作り続けていきますので宜しくお願いいたします。

ABOUT US
ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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