お絵かきは、いつでもどこでも楽しめる手軽な遊びです。
そのお絵かきの才能も、大人になれば世界中で展開されているイラスト素材の販売プラットフォームに、自分の作品を載せることで、趣味だけでは留まらない経済的な独立も可能な世界が待っています。
イラストやデザインは、企業から外注されるお仕事をもらってお金をもらう方法だけではありません。
自ら生み出したコンテンツを自分で販売して、人気が出てきたら本格的に専業としてやっていくことも可能な方法を本記事で解説していきます。
実際に、本記事で紹介する方法で筆者も収入を得て法人化もしています。
大きい会社に成長してはいないけれど、2020年01月に法人化して、少しずつ自分のコンテンツを積み上げていって堅牢な経営体制を作れるように日々頑張っています。
イラスト制作やデザイン制作が出来ると、単純に素材を販売するだけではない情報発信による収益化の方法も多くあります。
実際に筆者の場合も、イラスト素材ビジネスの販売とブログの運用を掛け合わせて収入を得ています。
- 画像素材の販売
- ブログサイトの運営
- イラストメイキングや書き方の動画チャンネル運営
- LINEスタンプ制作と販売
- ファンサイトでの応援
- 電子書籍などの販売
- NFTアートの公開
上の7つの項目を見ると分かるのですが、上の7つの収入源には、企業からの仕事の受託と言える、coconaraやSKIMAなどからのクラウドソーシングによる受託業務は入っていません。
受託業務の否定は一切しないのですが、契約の立場としても基本的に不利になりますし、日々の営業活動も必要になります。
中には、巧みな会話や接待で、無料でイラストを作成してもらおうとする人もかなり多くいます。
この記事の目的としては、そのような不条理に近い側のリスクを最小限に抑えつつ、安定した収入を得て行きながら、最終的には独立して自分のペースでイラスト制作ができる環境を作ることを目的としています。
販売プラットフォームとは、ビジネスの基盤となる環境のことを指します。
本記事の場合では、作成したイラストを販売してくれる大きな販売網をもつサービス全般の事を指します。
現在、本業で企業に勤めている方は今はそこに勤めつつ、淡々と副業実績を積み上げていきながら準備しておき、独立の時期が来るまでを楽しみながら収入を増やしていきましょう。
イラストやデザインしたコンテンツは副業しながら世界中で販売できる
以前とは違い、イラストやデザインを世界中へ一瞬で発信できるプラットフォームが数多くあります。
イラストやデザインデータをアップするだけで販売できるサービス
AdobeStockのコントリビューターとして登録してイラストヤデザインしたUI素材など。
など、一生懸命制作したイラストを世界中に販売できるサービスがたくさん出てきました。
さらにデザインしたコンテンツを、在庫を抱えずに様々なオリジナルグッズとして販売できるフルフィルメントサービスのSUZURIやCanvath、pixivFACTORYなど、デザインに少しでも覚えがあればチャレンジできる環境が出来ています。
関連記事:SUZURIを実際に使ってみて売上を伸ばす方法などを解説
最近では、世界中で自分のデザインを販売できるフルフィルメントのシステムを持っているAMAZONで、Merch by Amazonというサービスが展開されています。
デザインは、PCやスマホ、タブレットPCでも、すぐに始められます。
イラストやデザインを簡単にWebサイトで販売できる
まだあまり知られていないのですが、個人レベルでも簡単に、多くの決済方法をもつシステムを利用できるサービスが展開されています。
商品販売に必要な情報を入力していくだけで、決済用のURLを作成することが出来ます。
本当に簡単なので、是非検討してみてください。
参考 : Stripe Payment Links
- 利用規約
- プライバシーポリシー
- 特定商取引法に基づく表記
をWebサイトなどに記載することを忘れないようにしましょう。
イラストやデザインで副業をするためのソフトを入手しよう
イラストやデザイン制作を本格的に始めるようになったら、デザイン用の専門ソフトは必須です。
イラストソフトは綺麗なイラストが描けるようになるだけでなく、ペンの種類を変えるだけで印象の違うイラストを描くことができたり、背景やトーンなどを気軽に使うことができるようになります。
中には自動で色を塗ってくれるソフトもあり、イラスト制作にかかる手間や時間を大幅に削減してくれるので、デザインに集中することができます。
無料でも充分に使い心地の良い本格的なものはたくさんあります。
イラストソフトは有料のものもありますが、初心者ならまずは無料ソフトを試してみましょう。
タブレットやスマホでイラストを描くことが多いなら、無料アプリを使うこともおすすめです。
いろいろなアプリ、ソフトの中から、使いやすいものを選びましょう。
無料でも使えるデザインソフト
予算があればAdobeCCといきたいところですが、他にもたくさんのペイントツールがあります。
検索で「ペイントソフト」と入れるとたくさんソフトが出てきますが、まずはフリーソフトで絵を書いてみて体験をしてみてください。
代表的な無料のペインターには下記のものがあります。
販売するマーケットの市場を世界中視点で考える場合は、無料で使える3DCGソフトの使い方を少し覚えておくとちょっとしたフォーマット変換やマーケットプレイスへのデータフォーマット対応、また、ボクセルアートなどのある特定のデザインコンテンツを作成するときに便利です。
実際に、上記の無料で使えるデザインツールを利用して、NFTマーケットプレイスに参加したり、今後はメタバースマーケットでのコンテンツ販売に時間を充てています。
有料のデザインソフト
有料のデザインソフトは、下記の3つがよく利用されています。
筆者は、ADOBE Creative CloudのAdobe PhotoshopとAdobe Illustratorを使用しています。
有料ソフトでも期間限定で無料で試せるものはたくさんありますので、購入を検討しているソフトをまずは試してみるのもおすすめです。
学生・教職員向けライセンスを全力で活用する
Adobe Creative Cloudでは、学生・教職員向けというかなりやすい金額で購入できます。
また、講座の受講などでもライセンスを割安で購入できるサービスもあります。
こちらは講座受講をすることで、かなり割安でAdobeのライセンスが入手できます。
予算があれば描きやすいペンタブレットも有り
パソコンやタブレットでイラスト制作を行う際、ペンタブがあるともっと上手に描くことができます。
ペンタブとは、パソコンやタブレットに繋いでイラストを描くことができるアイテムです。
実際に紙にペンで描くように、スムーズにイラストを描くことができるので、マウスや指で描くよりもスムーズにイラスト制作ができます。
ペンタブは液晶画面になっていて液晶を見ながら描けるものや、モニターを見ながら書いていくものなどさまざまな種類があります。
書き心地、使い心地の良いものを店頭で試して購入するようにしましょう。
筆者は、「Wacom Intuos」シリーズを使用しています。
かなり高い金額にはなりますが、本格的にデザインやイラスト制作を、集中して行えるようになります。
とても便利な制作環境ツールなので、是非検討してみてください。
ペン先は消耗する
よくあるのが、ペンタブに付属しているペンは、実際に使っていく内に、ペン先がダメになってしまいます。
書き心地が悪くなってきたら買い換える必要がありますので覚えておきましょう。
参考商品:Wacom Pro Pen 2 (ワコム プロ ペン 2) 用替え芯 20本入り(保管ケース付き)
絵を描くことに慣れていこう
イラストソフト、ペンタブをなど、それぞれの環境で準備ができたら、あとは練習あるのみです。
イラストソフトの使い方を習得して、ペンの種類や塗り方、レイヤーの重ね方などをどんどん習得していきましょう。
紙に描くのとは仕様が違うので、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れていくことで本格的なイラストを描くことができます。
参考書籍:はじめてでもわかる! イラストでお金を生み出す秘訣 神技作画シリーズ (KITORA 神技作画シリーズ)
最初は練習を重ねる
イラスト自体に自信がないという方も、最初はとにかく練習あるのみです。
好きなイラストを模写したり、自分の好きなものを描いたり、とにかく絵を描くことに慣れていきましょう。
筆者も最初はこんなんでした。
イラストやデザインの情報は全てWebにある
イラストの上達方法はネットでもたくさん掲載されています。
YouTubeなどで実際にペンタブやイラストソフトを使って、描き方講座をしてくれているYouTubeチャンネルなどもたくさんあります。
これらを参考にすることで、家にいながら本格的なイラストのコツを掴むことができます。
参考リンク:pixivが運営するお絵描き学習サービス「sensei(センセイ)」
ダメ元でコンテストにはどんどん応募してしまいましょう。
デザインやイラストのコンテストは、練習しつつもどんどん応募して提出してしまいましょう。
もし、入賞できたらラッキーくらいでやっていけば、練習と入賞がセットでもらえるチャンスを手に入れられます。
作品は、出さなければ入賞することはありません。
気負いせず、どんどん応募していきましょう。
参考リンク:イラスト・マンガ | コンテスト 公募 コンペ の – 登竜門 – JDN
収入にしていく3つのステップ
練習をして絵を描くことに慣れてきたら、さっそくデザインを収入にしていくステップに入っていきましょう。
ステップ1 : LINEスタンプ制作をしてみる
LINEスタンプ制作は、完全に自己完結できる収入の窓口になるので、まずは試しで気軽に始められるのが特徴です。
LINEスタンプ用のSNSアカウントやブログ、Webサイトを作成してユーザーの声を聞くこともできますので是非、試してみてください。
LINEスタンプの作り方については、下記の別記事で特集を組んでおりますので、参考になれば幸いです。
LINEスタンプで展開したキャラクターは、そのイラストデータを使うことでグッズ販売にも展開できます。
これから紹介させていただく3社は、完全受注生産型で在庫を持つ必要も無く、製造から発送まで全て行ってくれる素敵なサービスです。
SUZURI
気軽に初めて見るならまずはSUZURIがお薦めです。
各グッズに必要なデータのテンプレートが丁寧に用意されていて、商品を販売するまでの流れを掴むのにとても役に立ちます。
また、SUZURIは2023年02月20日からデジタルデータの販売も可能になっているので注目です。
関連記事:SUZURIを実際に使ってみて売上を伸ばす方法などを解説
Canvath
Canvathもお洒落なグッズが簡単に作れて、発送まで全てを行ってくれるサイトです。
pixivFACTORY
キャラクター物を扱うのであれば、pixivFACTORYも便利なサービスです。
扱えるアイテム数がとても多いので、グッズの展開構成を考えるのがとても楽しくなります。
番外編:BASE
BASEは、先ほど紹介したCanvathやpixivFACTORYとショップデータを連携することが可能なショップサービスです。
ただし、サービス連携をした場合、ユーザーからの商品キャンセルがあった場合はショップ負担になるので注意が必要です。
たくさんあるショップの入り口をまとめることもできる素敵なサービスですが、あたらしいショップの登録をして広く展開するときは利用規約に注意しましょう。
ステップ2 : ココナラなどで簡易的なデザインを受注する
ココナラでは、多くのデザインに関する仕事の受発注が行われています。
もし、デザインしていく中で顧客とのやりとりが苦手という人はこのステップはスキップしてしまいましょう。
ただココナラでは、SNSやブログ、Webサイトで使用されるデザイン素材を受注することができます。
どのようなモノが求められているのか調べながら実績を積んでいくと、次のステップでどんなデザイン素材を作ると売れるのか、肌感でわかるようになってきます。
お薦めの受注内容
- ブログのアイキャッチ作成
- 記事内挿し絵の作成
- SNSアカウントのアイコン作成
- SNSアカウントのカバー画像作成
- YouTubeの動画サムネイル
- LINE公式アカウントのリッチカード作成
- LINE公式アカウントのリッチメニュー作成
比較的コンテンツの中にある素材寄りの内容になっています。
上記の中心にした受注内容にした理由は、今後、発信をする際にこの辺りの作り方を熟知していれば、自分にとっても有効に活用できる知識や経験になるからです。
顧客の要望があることなので自由にデザインするという訳にはいかないですが、顧客に喜んでもらえるような丁寧な対応を心がけましょう。
このステップを通して、デザインのテンプレートやデザイン環境の構築予算になる分は稼いでしまいましょう!
Wacom Intuosシリーズを買いたい!デザイン用のPCが欲しい!などの目標があると、もっとがんばりたい!というやる気も出てきます。
ステップ3 : デザイン物やイラスト素材を販売するサービスへ
続いては、制作したデザイン物やイラストを世界中に販売するステップです。
登録や投稿した制作物を販売できるWebサービスはたくさんあります。
ここでは3つのWebサービスを紹介します。
その前にちょっと注意点です↓↓
注意点 : 著作権の事を知って損をしないようにする
登録して販売を始める前に重要な注意点があります。
それは、登録した制作物の著作権に関する各Webサイトの利用規約です。
販売サイトの中には、そのWebサイトに登録した制作物を他のWebサイトで登録して販売したりすることをNGにしている所もあります。
公式サイトの規約を読んで理解しておきましょう。
調べるときのキーワードはサービスサイトのヘルプ内にある検索画面で「著作権 」と入力すると出てきます。
イラスト素材などを販売できるサイト
それでは、販売サイトを紹介していきます。
イラストAC
イラストACは気軽にデータをアップできて、スタートアップには適したWebサービスです。素材自体は無料で提供されていて、クリエイターに対しては1ダウンロードごとに報酬が支払われます。
無料なのでダウンロードされやすく、報酬に繋がるイメージをつけるためにもお薦めのサイトです。
ただしイラストACの場合は、アップロードした素材を他のサイトで転用したりできない規約があるので注意しましょう。
PIXTA
投稿する素材に対して審査がありますが、利用者が多い、有料素材の販売サイトなのでお薦めです。
Adobe Stock
Adobe Stockの場合は、クリエイター登録という言葉ではなく「コントリビューター登録」と言われています。
コントリビューター登録をして販売を開始するまでの審査や、手続きは他の販売サイトに比べて大変ではありますが、是非目指していきたいところですね!
Adobe Stockのコントリビュータ登録方法は、上記リンクページに「コントリビュータになる」というボタンがありますので、そこから登録ができます。
各サイトでどんな物がたくさん売れているのか調べる
自分が好きに制作したデザインがたくさん売れてくれればとても嬉しいですが、各販売サイトでどのような物がダウンロードされたり、販売されたりしているのか調べてからデザインをすることをお薦めします。
各サイトには、様々なカテゴリーをダウンロード数が多い順などに表示させることが可能です。
デザインの制作過程を収益化する
デザインは、その制作過程も全てコンテンツにすることが可能です。
イラストやデザインの制作を収録して動画でアップすることで、収益化することが可能なので、是非チャレンジしてみましょう。
YouTubeで収益化する
最近は、デザイン物を作成する過程をタイムラプスで収録したりしています。
また、制作工程の一部をカットつなぎしてイラストメイキングとして発信する方法も増えています。
収益化の仕方は3種類あります。
- イラストメイキング
- お絵かき講座
- YouTubeのライブ配信
- 音声配信
①イラストメイキング
制作過程を編集の時に10倍速にするなどすれば、タイムラプス動画で面白いイラストメイキング動画を作ることも可能です。
自分が出演することが苦手な方は、カメラを手元だけ写るようにしたり、PCの動画キャプチャモードにしたりして収録をすることもできます。
俯瞰映像とイラストメイキング動画をタイムラプス撮影したりすればYouTubeでも収益化できるようになります。
②お絵かき講座
イラストやデザインの仕方をYouTube動画で紹介してコンテンツを積み上げていきましょう。
ソフトの使い方を、機能単位で絞りながら説明していけばコンテンツを作りやすくなります。
OBSを利用してPC画面のキャプチャをしながらライブ配信したりするのも面白かったりします。
デザインソフトは、世界中で利用されているソフトが多いので、色々なソフトでコンテンツを作ってみましょう。
世界中からのアクセスを集めるコツは、「動画に字幕を設置する」です。
そして、動画説明の概要欄に、Adobe Stockなどで登録した素材販売のURLを貼っておくことで、世界中をターゲットにすることが可能です。
YouTubeで自分の作品を世界中に知ってもらうプラットフォームを活用しましょう。
関連記事:YouTubeの始め方を基本から応用まで初心者用にわかりやすく解説
③YouTubeのライブ配信
イラストやデザインしているところを、ライブで配信するのもアリです。
これも、OBSを利用すれば顔出し無しでもライブ配信可能です。
YouTubeのライブ配信には、「スパチャ」機能(投げ銭機能)が付いているので、書きながら視聴者とコミュニケーションをとっていきながら配信すれば収入を得ることが可能になります。
個人的には、このYouTubeによるスパチャビジネスが、1番良きかなと思っています。
どんな感じで収益化しているのは、実際に見てみるのが1番です。
YouTubeで「ライブ配信」と入力すれば、その時ライブ配信をしているYouTuberがたくさんいるので見てみましょう。
かなりびっくりすると思います。
YouTubeで音声配信
YouTubeは必ずしも自分が出演したりしての動画コンテンツである必要はありません。
自分のイラストを動画いっぱいに表示(1920×1080ピクセル)させて、音声だけを流すことも可能です。
音声配信専門チャンネルで集客をしたり、新作のリリース、ファンコミュニケーションをすることで、少しずつ認知度を広げていくことも可能です。
LINE公式アカウントの活用
最近では、LINE公式アカウントのタイムラインに投稿した動画を収益化することが可能になりました。
「友だち」をたくさん集めて収益チャンネルを整理し、LINE公式アカウントを運用することで、新しいコンテンツの発信や更新があったときに、プッシュ通知で協力に集客できる仕組みを完成させることが可能になります。
LINE公式アカウントは、無料で気軽に開設することが可能です。
ファンとの交流や、認知度向上のためにもLINE公式アカウントはとても役に立つコミュニティツールです。
是非、コツコツと運用してみましょう。
創作資金を募るファンコミュニティーを作る
最近は創作資金を募ってクリエイターを応援するファンコミュニティー環境が整ってきました。
などが、該当します。
毎月100円〜10,000円などの支援が複数設定できるので、月額の応援費用に合わせて特典を用意して運用していきましょう。
筆者も、リンクリングミー®で支援募集していますし、筆者自身がクリエイター様を支援しています。
応援金額に応じた特典などは、実際にサービスサイトをたくさん見てみると勉強になります。
筆者のオススメとしては、ひとり月額1,000円くらいの設定にして、
300人〜500人集まったときには専業イラストレーターとして独立して、商用もフリーで使えるイラストストック素材利用権をプレゼントします。
みたいな形で、コンテンツをとにかく積み上げていくビジネスモデルをゴールにするのが良いと考えています。
企業案件などのお仕事依頼が出てきたら?
本記事で、この辺りまでのステップまで来ると、多くの企業からイラストやデザイン制作の案件、または、これまで制作してきたデザインの2次利用に関する相談を持ちかけられることが多くなります。
副業で稼ぐときには契約書に気をつけて
しかし、その多くは企業側が有利に構成された非常に巧みな言い回しの契約書が横行しており、著作物に関するトラブルが多く発生しているのも事実です。
全ての案件がそうとは言わないのですが、企業側は法務部隊を所有しているところも多くあるので、基本的に契約書の細かい部分までを交渉して、あるべき互いにフェアな契約を結ぶのは無理ゲーです。
契約書や業務委託契約書の事を学ぶ
下記の記事は、ライター向けに書いた業務委託契約契約書に関する記事ですが、参考にはなると思います。
その内、改めてイラストなどの業務委託案件を受けるときの注意点についての記事を別途書いていきます。
関連記事:ライター必見!!業務委託契約書での注意点や交渉ポイントを解説
販売できるプラットフォームの事を知る
前半でも少し紹介しましたが、販売できるプラットフォームは本当に数多くあります。
下記の記事は、画像素材サイトを集めたまとめ記事ですが、多くのサイトはクリエイターが素材を販売するプラットフォームで成り立っているので、販売者登録が出来るようになっています。
特に、ADOBEストックなどは3DCGデザインで使用されるOBJファイルなども販売できるので、ブレンダーのような3DCGソフトが使える場合も利用する価値は大いにあります。
関連記事:画像素材サイト10選!各サービスの料金と特徴を徹底比較
また、これから更に盛り上がっていくメタバース関連のマーケットにも興味があるのであれば、
- BOOTH
- coconara
- Vket Store
あたりでの、コンテンツ販売ノウハウを学んでおきつつ
- VRChat
- cluster
- Horizon Worlds
辺りを押さえておくとビジネス機会を逃さず拾っておけると考えています。
お絵かきから仕事に!本格的なイラスト制作を始めよう
家で遊べるお絵かきを本格的なイラスト制作にするためのステップをご紹介いたしました。
最初は練習も必要ですし大変かもしれないですが、自分流の描き方と、その時に売れているジャンルを掴むことで一気に収入に繋げることが可能になります。
趣味を立派なお仕事に昇華させて素敵な生活をデザインしていきましょう。
ブログメディアと連携して収益化する
イラスト制作やデザイン活動による副業は、ブログメディアを中心にして連携していくことで、認知度を含め自分のメディア成長を大きく促進していくことが可能になります。
先ほど紹介したYouTube動画に繋がる導線や、LINE公式アカウントへの「友だち登録」、音声配信など、多くの集客導線をまとめることが可能になります。
イラスト制作と相性の良いブログメディアの運営
イラスト制作とブログメディアはとても相性の良いメディアです。
作成したイラストをブログ記事で紹介したり、紹介したイラストのイラストメイキングをYouTube動画で制作して、さらにそれをライブ配信にして、スパチャで収益化することが可能です。
YouTuberを始めとする多くのクリエイターは、YouTube以外のSNSやWebチャンネルを同時並行して運用しており、コンテンツの価値をマルチメディア化することで収益化を高めていっています。
イラスト制作と合わせてブログを始めてみたい方へ
このブログでは、LINEスタンプの作り方を紹介しながら、YouTubeでイラストメイキング動画を紹介しています。
例えば、このユニコブログ®︎ではConoHa WINGというレンタルサーバーを利用しています。
レンタルサーバーを借りて、自分のデザインをブランディンするために、情報発信の中心をなるWebサイトやブログサイトを開設して運用する人は増えています。
また、ブログのようなテキストコンテンツと、YouTubeコンテンツの中にアフィリエイトリンクを入れておくことで、収益を最大化させていくことが可能になります。
デザインやイラストの場合は、制作環境に関する物販アフィリエイトを中心に展開すると良いです。
またユニコブログ®では、初心者の方のためにブログを簡単に始められる方法を数多く紹介しています。
イラスト制作と合わせてブログを始める方は是非、こちらの記事もご覧ください。
- 初心者がブログを始めるならどこ?【答えはWordPressです】
- ブログが簡単に作れる!サーバー&WordPressテーマ組み合わせ3選!
- レンタルサーバーとWordPressのテーマ選びに困ったらConoHa WINGとTHE SONIC
上記3つの記事以外にもお役立ち記事をまとめています。
下記の記事は、独自ドメインで自分だけのメールアドレスを無制限に作成する方法を紹介している記事です。
レンタルサーバーを借りるときから、WordPressをセットしてメールアドレスを作れるところまでのステップを、多くの画像を使って解説しています。
関連記事:メールアドレスの作り方や作成方法を解説!!【独自ドメインを取得して無限に追加して増やしていく】
副産物として、中小企業でデザイン業務をしつつ、Webサイトをまるっと管理して社内で有利になるスキルも身に付くので、独立するまでのステップとして覚えておくと良いと思います。
ブログコンテンツと連動させてイラスト制作の収益化をさらに広げていきましょう。
関連記事:副業でおすすめのビジネスを分かりやすく解説【実績を銀行通帳で公開】
NFTアートも大事なビジネスになる可能性を秘めている
最近は、NFTアートへの作品公開も検証対象に入れて進めています。
筆者自身の作品公開については、現在展開しているキャラクターからまたイメージを変えて現在制作中です。
利用しているNFTアートのマーケットプレイスはOpenSeaという所を使用しています。
このフロントページから、コレクションの箱を作成して、その中に個々のデザインデータを登録して公開していくことで収入を得ていくことが可能になります。
ただ、若干、作品を公開するまでのステップがややこしい部分もあるので、別途、自分で体験しながら解説記事を足していこうと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。