ブログサイトやWebサイトを複数運営する時の方法について実例をもとに分かりやすく解説

ブログサイトやWebサイトを複数運営する時の方法について実例をもとに分かりやすく解説

ブログサイトは、ずっと長く続けて行くことが大事なポイントですが、そのブログサイトが扱うテーマ(ジャンル)によっては、ブログ型のサイトととして扱っていくより、特化ブログとして別のWebサイト(ブログ型サイト)として扱った方が良いときがあります。

Webサイトで扱う範囲が分かっていて、50記事前後のミニサイトに出来そうでしたら、複数サイト運営も検討してみましょう。

当ブログの概要を少しで恐縮ですが紹介します。

ブログサイト名ユニコブログ®︎
ブログサイトの開設日2020年01月
利用しているレンタルサーバーConoHa WING
利用しているCMSWordPress
WordPressテーマSTORK19
最高月間PV数56.5万PV(2023年01月)|Webサイト運営を本業にすることも可能になる より
最高月間収益1,217,403円(2021年05月)|ブログ収益の公開記事
収益化の方式ASP経由のアフィリエイト広告及び直接広告
記事数ブログ記事数は600記事
登録商標ユニコブログ 登録商標第6335150号
2024年04月時点
この記事の内容
  1. 複数サイトで運用した方が良いパターン
  2. 複数サイトを運営するときのドメインの使い方
  3. 複数サイトを運営しやすくするノウハウ

複数サイトを運用した方が良いパターン

複数サイトを運用した方が良いパターン

本記事を書くキッカケになったのは、現在、ブログサポートをしている60代の方との会話でした。

「将来、自分がいなくなったときに、せっかく収益が出たブログサイトの更新が止まってしまったらどうすれば良いのか?」

という質問でした。

実際、その方は定年退職されてからブログサイトの運営を趣味にしていたのですが、時間はかかれど、それなりの売上を上げるサイトになっています。

筆者が提案したのは、「日記ブログと特化ブログとしてコンテンツを分けて運営する」でした。

今回のケースでは、その方が専門的なスキルの経歴を持っていたので、その部分に関するコンテンツは特化ブログとして更新していくことになりました。

運営するサイトを「日記ブログ」と「特化ブログ」に分けておけば、「特化ブログ」については運用方針を広い選択肢で運用し続けることが可能です。

将来の自分の子供や孫のためにと言うことだったので、だいぶリアルに色々話しながら、複数サイトとしての運用方針に切り替えていますが、何十年先のことも考えて運用していくための土台作りを考えて行っていくのは素敵な事だなと感じました。

複数サイトを運営するときのドメインの使い方

複数サイトを運営するときのドメインの使い方

今回のケースでは、自分の運営する「日記系」のブログと情報に専門性をもった「特化ブログ」の切り分けを行う事です。

複数のサイトを運営するときは主に3つの方法があります。

  1. メインの独自ドメインからサブドメインを作って運用する
  2. メインの独自ドメインにサブディレクトリを作って運用する
  3. 新しく独自ドメインを取得する

サブドメインサブディレクトリでの運用方法については、別の記事で詳細を書いているのですが、基本的には「無料」で作る事が可能です。

サブドメインとサブディレクトリの違いを分かりやすく解説

ただ、今回は各ブログやWebサイトを切り分けることを目的としているので、新しい独自ドメインを取得して新しいサイトを開設し、運用する方法になります。

この場合、新しいドメインは「有料」で取得することになりますが、最近は、レンタルサーバーを借りると、ドメインの維持費用が無料になったり、すでに1つレンタルサーバーを借りている場合は、他のドメインが無料でもらえて、ずっと無料で独自ドメインをもらえるところもあります。

例えば、当ブログで利用しているConoHa WINGでレンタルサーバーを借りると、公式サイトの記載にあるとおり「ドメイン2つ永久無料」というような特典があったりします。

また、ConoHa WING以外にも

  1. お名前.com
  2. エックスサーバー
  3. シン・レンタルサーバー

などでも、独自ドメインがずっと無料になる特典を付けていたりするので、比較してみるのも良いと思います。

今回の事例では、ConoHa WINGを利用していますが、筆者の場合もこの特典などを使って、当ブログ(ユニコブログ®)以外のサイトに関して、独自ドメインの無料特典を利用して運用している副サイトが結構あります。

一例として、シン・レンタルサーバーを借りて運営している「毎日が記念日ブログ®」などがそれにあたります。

新しいドメインで新サイトを開設して切り分けることで、将来はWebサイトを売却することも可能ですし、運用を続けるために、赤字にならない程度に同じ専門領域の方にお願いしてWebサイトのコンテンツを更新して運用していくことが可能になります。

複数サイトを運営しやすくするノウハウ

複数サイトを運営しやすくするノウハウ

複数サイトを運営するノウハウは多くあるのですが、本記事では簡単にレンタルサーバーにCMS(コンテンツマネジメントサービス)の中でWordPressをインストールして利用した場合の、複数サイトを簡単に運用するノウハウを紹介します。

1つのライセンスで複数のサイトを運営できるWordPressテーマを利用する

1つのライセンスで複数のサイトを運営できるWordPressテーマを利用する

Webサイトを運用するためのCMSで、WordPressを使用する事が多いのですが、WordPressの場合、素敵なWebサイトデザインをすぐに構築できるWordPressテーマが数多くあります。

筆者自身が、本記事の執筆時点で最近よく利用するのは

  1. STORK19
  2. SWELL
  3. XWRITE

の3つのWordPressテーマです。

STORK19は、よく1サイトしか利用できないと紹介されていますが、WordPressのマルチサイト機能を利用した場合であれば1ライセンスで利用可能です。

WordPressテーマでおすすめできる有料版と無料版を比較して実例を基に紹介

今回は、利用されているWordPressテーマがTHE SONICだったので、そのまま、そのテーマを副サイトにも適用してもらいました。

慣れているWordPressテーマを利用して、うまく引き継いでいけるようにすれば安心出来るのですごく良い事だと考えています。

Webサイト売却のことも考える場合

Webサイト売却のことも考える場合

将来、その副サイトが売却される可能性が高いと見る場合には、コンテンツの力は下がってしまいますが、自分の体験談などの情報は省いて、経験から得た知見を書いていく、ちょっと難しい工夫が必要です。

ありきたりな特化型のWebサイトになってしまうかもしれませんが、コレについてはしょうがないかなと考えています。

このあたりは相談が必要になるところです。

Webサイト運営に一緒に参加してもらう

Webサイト運営に一緒に参加してもらう

これは、筆者の場合も層なのですが、当ブログ(ユニコブログ®)以外の検証で利用しているWebサイトの運営を、家族に手伝ってもらったりしています。

将来、Webサイトの運営を引き継いでもらえるようにするために、早い段階からWebサイトの運営に関わってもらいながら

  1. Webサイトの作り方
  2. Webサイトのテキストコンテンツの作り方
  3. トラブルシューティング

の3つを覚えてもらっています。

時間は掛かるかもしれないですが、せっかく売上が出てきたサイトを、自分が運用できなくなって消えてしまうのはちょっともったいないし寂しいので、筆者と同じように、その方も副サイトの運営や引き継いだときの練習をしてもらっています。

世代を超えて運用できるWebサイトの複数運営

世代を超えて運用できるWebサイトの複数運営

日記系や雑記系のブログは、書いている運営者のイメージやブランドが色濃く残るので、その代で終わってしまうこともこれから出てくると思います。

このブログ記事のタイトルだと単純に

「複数サイトを運営するときのノウハウを知りたかっただけなんだけど…。」

に、なってしまうかもしれないのですが、世代を超えて複数サイトを運営するノウハウも、複数サイトを運営していく上で似ている部分があるので書かせていただきました。

是非、世代や運営者を超えて長くずっと運営されるWebサイト(ブログサイト)の運営が出来る仕組み作りをしていってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT US
ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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