ブログを始めようと思ったときに迷うのが、レンタルサーバーをどこにすればよいのか?ですね。
現在、ブログのレンタルサーバーはドメインの取得からWordPressのインストールまで簡単にできてしまうほどサービス内容が充実しています。
また、レンタルサーバーは容易には変更できないというイメージも、レンタルサーバー選びを迷わせてしまう要素になっています。
本記事では、ブログを始めて開設するのに、どこのレンタルサーバーを選べば良いのかを解説します。
目次
1.最初はどのレンタルサーバー会社でも良い
結論ですが、ブログを最初に立ち上げるときのレンタルサーバー会社は、どこのレンタルサーバー会社でも良いというのが結論です。
レンタルサーバーには、主に3つの要素が求められます。
- アクセスの処理速度
- サイトの高速表示
- 最大転送容量
このブログの概要を簡単に説明すると
- 開設は2020年01月
- レンタルサーバーはConoHa WING
- ブログテーマは「STORK19」
- 最高月間PV数:40万PV
- 月間収益 : 35万円くらい
- 収益方式:Googleアドセンス /ASP
- 記事数 : 250記事
2020年12月時点
という内容です。
月間40万PVのアクセスも「お名前.com」のレンタルサーバーは全然問題なくアクセスを処理してくれていました。
2021年01月にサーバーの移転を行い、現在はConoHa WINGで運用しています。
最近、サイトの高速化検証でWP RocketのCDNサービスを検証のために導入したので、かなり高速表示が出来ていると思います。
①レンタルサーバーの引っ越しは簡単になった
最初に選ぶレンタルサーバーはどこでも良いと理由には、「ブログのお引っ越しが簡単になった」という背景もあります。
以前と違い、現在は変更先のレンタルサーバー会社に、引っ越し代行をお願いすることが出来るので、どうしてもレンタルサーバーの変更がしたくなった時でも、引っ越し先のレンタルサーバー会社に相談することが出来ます。
有償で少し費用が掛かりますが、引っ越し代行をお願いすればプロがブログの引っ越しをやってくれるのでとても便利になりました。
②最大転送容量は充分な大きさになっている
最近のレンタルサーバー会社の転送容量を調べていると、2.5TB~9.0TB/月の容量が割り当てられます。
昨今は、ブログで利用する動画はYouTubeにアップしてブログ記事に埋め込むので、あまり大きなデータ転送は必要ない状態になっています。
TB級の転送容量となると、月間100万PVを余裕で超えるくらいになったら必要になる転送容量です。
それくらいのアクセス数になれば、相応のブログ収入も入ってくるので、その時に再度、より高機能なレンタルサーバーを検討すれば大丈夫です。
③日本の通信環境は整っている
ブログサイトのアクセス数とアクセス反応速度は重要な関係性がありますが、ブログを開設するほとんどの方は、このブログを読んでいるように日本国内向けのブログコンテンツになります。
日本の通信網はかなり高いレベルで整っているので、極限まで突き詰めない限りは体感的にそれほど表示速度で差は出てこないので、最初に立ち上げる分にはあまり気にする必要はありません。
2.WordPressの立ち上げまでが簡単なレンタルサーバー
ブログサイトの立ち上げまでには5つのステップがあります。
- 独自ドメインの取得
- レンタルサーバーの契約
- WordPressのインストール
- SSL(https)への変更
- サイトの公開
現在は①〜⑤まで、とても簡単に進めることが可能です。
下記で紹介するレンタルサーバーの基準は、全てのステップをどれだけ簡単に済ますことができるのかを基準に紹介していきます。
①お名前.com
お名前.comは、独自ドメイン取得でおなじみのサービスですが、レンタルサーバーのサービスも提供しており、サーバー利用者は独自ドメインが無料で取得できるなど、「お名前.com」ならではの特典が利用できます。
お名前.comには、WordPressの設定が数秒で完結する「WordPressかんたんインストール機能」が搭載されています(無料)。
お名前.comレンタルサーバーの詳細は、下記のサイトをご覧ください。
参考リンク:お名前.com
②ConoHa WING
ConoHa WINGは、2018年9月26日にサービスを開始したGMOの新しいレンタルサーバーサービスです。
本記事を執筆している時点(2020年6月末)で20万アカウントを突破! アクセス数が多く、勢いのあるブログやウェブサイトの多くが、ConoHa WING by GMOを使用しています。
なお
ConoHa WINGは、日本マーケティング機構の調査(2020年2月期)で
【アフィリエイター人気、利用者満足度、サポートデスクの満足度】など三部門でNo.1を獲得。
ユーザーからの総合評価も高く、今後の展開が大注目されるレンタルサーバーです。
ConoHa WINGがスゴイのは、国内最速というサーバー処理速度能力の高さです。
また、レンタルサーバーの費用も、長期契約をすれば640円/月〜で利用することが出来ます。
ConoHa WINGの詳細は、下記のサイトをご覧ください。
参考リンク : ConoHa WING
③mixhost
mixhostは、アズポケット株式会社が運営する高速レンタルサーバーサービス会社です。
第三者機関による
- アクセス処理速度
- 表示スピード
- アフィリエイター&ブロガー満足度
の3部門で1位を獲得したレンタルサーバーサービスです。
とにかく高速な動作環境に、HTTP/3にも対応するなど、新しい通信技術へ迅速に対応しています。
Webサイトのトップで公表しているとおり、WordPressを簡単に立ち上げることの出来るクイックスタートサービスや、サーバー申込時に独自ドメインのWordPressがすぐにセットアップできるなど、WordPressの立ち上げにかかる負荷をとにかく軽減しています。
価格設定の方は、プレミアムプランで月額792円、容量が350GBで転送量目安が7.0TBと、Webサイトが大きく育っても十分なスペックを備えています。
mixhostの詳細は、下記のサイトで確認できます。
参考リンク : mixhost
④ColorfulBox(カラフルボックス)
ColorfulBoxは、株式会社カラフルラボが 運営するレンタルサーバーサービスです。
サーバーの管理にはcPanelを採用しており、技術的な知識が無い人でもWebサイトやサーバーの管理ができる優しい仕様になっています。
技術使用についてもHTTP/3とLiteSpeedで構成されており、サーバー再度でサイトの高速化に積極的な仕様になっています。
現在、スペックアップ記念で、利用料永久50%OFF&ドメイン100%OFFというキャンペーンを行っており、30日間のお試しプランも用意されており、初めて運用をするための負担を軽減してくれています。
ColorfulBoxの詳細は、下記のサイトで確認することが可能です。
参考リンク : ColorfulBox
⑤エックスサーバー
エックスサーバーは、ブログやサイトの制作、WordPressの設定ではおなじみのレンタルサーバーサービスです。
2020年の調査では国内シェアNo.1、サーバー速度No.1を誇るハイスペックサーバー(※2020年5月時点、dataprovider.com 調べ)として知られています。
実際にエックスサーバーは、WordPressユーザーの評価が高く、契約後すぐにWordPressが設定できる「WordPress簡単インストール機能」や「WordPress簡単移行機能」が搭載されています。
なお、自分でWordPressを設定をするのが「不安」という方には、知識豊富なスタッフが設定を行う「設定代行サービス」が利用できます(有料オプション)。
エックスサーバーの詳細は、下記のサイトで確認することが出来ます。
参考リンク : エックスサーバー
レンタルサーバーの月額料金は数百円まで下がっている
今回紹介したレンタルサーバー会社は、よくキャンペーンをやっています。
キャンペーン時に長期契約をすると、例えばConoHa WINGの場合は月640円で借りることが可能です。
月数千PVになれば、Googleアドセンスやアフィリエイトですぐに運営費が回収できてしまう運営費用です。
コンビニのケーキ1つ分くらいの価格まで下がるなんて、以前では考えられないくらいの低コストになりました…。
WordPressの簡単インストール
今回紹介したレンタルサーバー会社には、WordPressの簡単インストール機能が備わっています。
クリック感覚でWordPressのインストールが済んでしまうので、迷うことなくブログサイトの開設まで辿り着くことが出来ます。
WordPressをインストールするときに、取得したドメインをwww付きにするか選ぶことになるのですが、最近はwwwを付けていないサイトも増えています。
このブログも、URLは短い方が良いと考えているので、「www」は付けていません。
SSLの設定は最初にしておく
SSLとは、サイトとユーザーの通信をセキュアに行う機能です。
現在、ブログサイト運営においてSSLの設定は必須になっています。
ブログサイトは検索エンジンを軸にした集客になるので、SSL(https)の設定を始めに行っておきましょう。
SSLとは、インターネット上で流れる様々なデータ(個人情報を含む)に対して、第三者によるのぞき見やデータの改ざんを防ぐために利用されている通信の仕組みのことです。
検索エンジン大手のGoogleは、SSL(https)対応しているサイトを優先的にインデックスすることをかなり前から公表しています。
HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります
今回の取り組みにより、ウェブの安全性がさらに高まることを嬉しく思います。
Google 検索結果で HTTPS ページを表示することにより、Google では、セキュアでない接続を介してウェブサイトを閲覧してコンテンツ インジェクション攻撃を受けやすくなるリスクを減らしたいと考えています。
引用元 : Googleウェブマスター向け公式ブログ 2015年12月18日金曜日
SSLの設定は、クリックひとつでSSL化をすることが可能です。
別記事では、ConoHa WINGでのSSL設定方法を解説していますので、参考になれば幸いです。
他のレンタルサーバー会社も、SSLの設定はとても簡単になっていて、しかも無料で利用することが出来ます。
今回紹介したレンタルーサーバー会社以外の情報もまとめましたので、こちらも参考になれば幸いです。
WordPressのテーマを導入する
レンタルサーバーを借りて、WordPressのインストールまで済んだら、WordPressのテーマを導入しましょう。
WordPressのテーマを導入することで、難しいコードなどは覚えずに簡単な操作でデザインを整えることができるモノばかりです。
このブログでは、有料ではありますがSTORK19を導入しました。
WordPress有料テーマを導入したことで、1時間くらいでデザインを完成させることができたので、すぐにブログ記事の作成に取り掛かれました。
下記の記事では、有料、無料合わせて多くのWordPressテーマを紹介しています。
もし、アフィリエイト主体での収益化などを考えている場合はTHE THOR(ザ・トール)というテーマやWING(AFFINGER5)がお薦めですが、WordPressのテーマは素敵なものがたくさんあるので、好みに応じて選んでみてください。
このブログでは、ブログ記事の書き方や、アクセスアップの方法などについても、多くの特集記事を作成しています。
ブログの運営で困ったことがあったときに参考になれば幸いです。
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