今年に入って、小説ブログというWebサイトを開設しました。
文章を書く練習をしつつ、いろんなジャンルの文章を書きながら、小説ブログというテーマやジャンルだったら、どんなWebサイトデザインが良いのかなど、色々と検証をしていました。
小説ブログが70記事から80記事になった辺りで、広告がクリックされたり、アフィリエイトとして紹介しているサービスの売上が上がり始めたので、収益化出来た実例として書いていきます。
売上の基礎になる種類は、3つあって
クリック型報酬の広告や、成功報酬型広告の両方を組み合わせています。
最初に売上の収益などの話をした理由は、大きな小説投稿プラットフォームがある中、自分で開設したサイトでも文章を積み重ねていけば、表現が自分の意思でコントロールできるWebサイトで副収入が更に積み上がっていけば、もっと色んな選択肢を自分で選べるようになるかも知れないと考えました。
Webサイトの制作自体はスゴく簡単です。
さらに、筆者が「小説ブログ」というWebサイトを制作して収益化出来たパターンを、そのまま全部公開します。
筆者の開設した小説ブログは
- 小説(主に短編)
- エッセイ
- 詩
- ポエトリーリーディング
- コラム(まだコラムはアップしていないですが…。)
この5つのカテゴリーで構成しています。
これらのジャンルに対する文章の書き方とか、ルール的なものは本記事では解説していません。
この記事では小説ブログの開設方法と収益化の方法について、実例を用いて解説するブログ記事です。
小説ブログを始める
小説ブログの始め方は、今はスゴく簡単です。
大雑把ですが、本当に上記の3つくらいのプロセスで小説ブログは始められます。
ただ、どのようにWebサイトデザインをすれば良いのかなど、どんなWebサイトデザインにしたり、どんな機能を追加すれば良いのか、その部分を紹介します。
1.小説ブログを始めるためのレンタルサーバーを借りる
筆者が作成した小説ブログというWebサイトで利用しているレンタルサーバーは、Webサイト運営が初めての初心者でも使いやすいサービスを選んでいます。
小説ブログに関しては、ロリポップ!レンタルサーバーという、レンタルサーバーサービスを利用しています。
これは、筆者自身が多くのレンタルサーバーサービスを比較して紹介しているので、実際に利用した体験やレビューを書くために選んだという所もあって、実際には他のレンタルサーバーサービスを利用しても良いと思います。
筆者の小説ブログは、「pen1.jp」というスゴく短い独自ドメインで運用できていて、特段の事情が無ければ、
のような、独自ドメインの取得とレンタルサーバーの利用手続きが一緒に出来るところを選んで、Webサイトを立ち上げる環境を作ってしまうのが簡単です。
個人的に、この、当ブログ(ユニコブログ®)はConoHa WINGを使っていて、無料で独自ドメインをもらえるし、セキュリティーで重要なSSLの設定なども、クリックして行くだけで済みます。
また、有料のイメージが強かった「アルファSSL」が無料で使えるという、かなり贅沢な内容なので、そちらをオススメします。
2.小説ブログのWebサイトをデザインしていく
小説ブログに積み上げていくコンテンツに対して、どういうデザインにすれば良いのか、たくさんの検証をしてみました。
それで落ち着いたのが、現在、筆者の小説ブログで利用しているデザインや機能です。
先ほど、本記事で紹介したレンタルサーバーサービスは、Webサイトを簡単に管理できるCMS(コンテンツマネジメントシステム)として、WordPressをすごく簡単にインストールできるようにしてあり、以前のようにコーディングベタ打ちのテキストファイルなどをFTPツールを利用してアップして、のようなことはしないで済むようになっています。
なので、WordPress専用にWebサイトをデザイン出来るWordPressテーマがあって、筆者の小説ブログでは最終的にSWELLというWebサイトデザインテーマを利用させてもらっています。
特に気に入った機能として
- デスクトップ、スマホの両方で扱える「目次表示」機能が簡単に設定出来る
- 特にデスクトップの場合、2カラムにしてサイドバーに「追尾する目次機能」を設定出来る
- 一度購入すれば、副サイトに適用できるので、扱う内容によってWebサイト自体を分けるときに便利
この3つが、スゴく簡単に設定出来るところが大きな理由です。
ただ、SWELL以外にも同じ機能を実装しているWordPressテーマもありますので、選択肢がそれだけということではありません。
筆者がいろいろ試した結果、小説ブログに関してはSWELLを選んだということだけです。
例えば、小説ブログ内で「黒い野良猫」という短編小説集のページがあるのですが、このサイトでは1ページ内でどこからでも読み進められるように、目次が常に表示される構成になっています。
なので、ショートを集めた短編集でも長編物語でも、目次機能を活用して1ページに1作品を綺麗に収めることが可能です。
筆者の小説ブログは1カラムといって、文章を読むことに集中できるように真ん中にコンテンツを集中するWebサイトの構成にしてあります。
先ほどの、SWELLでサイトデザインをすることにした理由の1つにあった、サイドバーに「追尾する目次機能」を、2カラムで簡単に表示することも可能なので、これはどんな文章コンテンツにするかによって、または好みでも変わると思います。
好みでWebサイトデザインをクリックひとつで設定出来るので、色々試してみるのも面白いと思います。
短編集や長編小説などの、ピックアップ作品としてメインに出しておきたい場合は、トップページに関する設定で、すぐに作品一覧を作成して表示することも可能です。
いつか長編も書けるようになって、サムネイル画像を本の表紙みたいにしつつ楽しんでみたいです。
3.小説ブログに文章を書いていく
10年とか20年前、それくらい前に何か物語を書いたり、エッセイとか何かWebサイトにアップして発信をしたことがある人は、当時、いくつかの大きなプラットフォームのサイトデザインを借りて、文章や画像を載せる以外の手法としてHTMLやCSSを覚えて、ベタ打ちで作ってフルカスタマイズで更新していた、大変な頃があったと思います。
現在は、テキストコンテンツを打ち込んでいき、クリック感覚で必要な箇所にテキスト装飾をしたりすることが出来るので、コンテンツ制作をしていく効率はものすごく上がっています。
筆者自身も、これらのCMSの進化やレンタルサーバーサービスの体験価値の向上施策によって、Webサイトの運用負荷の改善やコンテンツの制作がしやすくなったおかげで、このユニコブログ®でも丸2年くらいで500記事以上、他に運用しているWebサイトのコンテンツページも全部を合わせたら2,000記事以上は書けています。
参考リンク:(何百万字と打って、キーボードはボロボロになります…。|X(旧Twitter
小説ブログで売上を上げたりするための収益化
小説ブログで売上を上げるために色んな施策をやってみて、いまの、筆者が運営する小説ブログが、広告を入れる場所として、かなり絞り込んだ結果です。
- ヘッダーに1つ
- 各ページの文章の最後に1つ
- フッター(ページ最下部)にテキストでいくつか
他の小説投稿プラットフォームでは、上記に加えて
- コンテンツの最初
- サイドバー
- アンカー広告
なども広告として表示されます。
これが良いのか悪いのか、その辺りは各サイト運営者や運営会社が判断していることだと思っています。
ただ、筆者の場合は最初に紹介した3ヶ所くらい、これが広告を配置する丁度良いところなのかなと考えています。
実際に、現在の小説ブログで設定しているサイトデザインでも広告がクリックされて売上になり、収益化出来ているので筆者はこれで良いかなと考えています。
この記事を書いている時点(2022年11月23日)では、まだ月3,000円程度ですが、コツコツと積み上げて、増えていったら良いなと考えています。
小説ブログの運用で他にも必要な事
これは、この記事を書く直前に行ったことなので、もう少し様子を見る必要があるのですが、いくつかの大きな小説投稿プラットフォームにもアカウントを作成して投稿しました。
ココで紹介する投稿小説のプラットフォームは5つですが、実際にはもっと多くのWebサイトがあって、テーマやジャンル、短編なのか長編なのか、複数の話による構成なのか。
とにかくジャンルが幅広くあると思うので、実際には自分に合う、いくつか大きな小説投稿プラットフォームを選んで、最低でも1つ、投稿しておくと良い考えています。
理由は3つあって
- 各プラットフォームで独自に開催しているコンテストなどに応募できる
- 自分で運用しているサイトやSNSへの導線を作る
- 自分のコンテンツが、どんな読者層に向いているのか知ることが出来る
各プラットフォームで独自に開催しているコンテストなどに応募できる
個人的には、これが1番大きなメリットに感じました。
コンテストなどの情報がまとめられている登竜門などを通じて応募したりしていたのですが、小説投稿プラットフォーム独自のコンテストやコラボ企画があって、スゴく気になった企画などがあったりしたので、すごく良いと考えています。
個人的には、コンテンツの投稿が「お題ベース」ではありますが、ショートドラマ企画やアーティストとのコラボ企画があるmonogatary.comなどは、自分に合うかもと感じています。
大きな小説投稿プラットフォームから自分で運用しているサイトやSNSへの導線を作る
大きなプラットフォームへコンテンツ投稿をすると、その作品を見てくれた方々がプロフィールなどを見てくれて、自分の運営する小説ブログへ来てくれたりします。
元々、ブログ型のWebサイトは、検索による流入を大きくする必要があったりするので、小説ブログのようなジャンルは、エッセイやコラムなどで検索ボリュームの大きなところを狙ってコンテンツを書いたり、「●●の書き方」などのコンテンツジャンルを、同じサイト内で展開しないと、中々アクセス数が増えない面もあります。
けれど、すでにある投稿小説プラットフォームを最低でも1つ選んで、そこにショートでいいから作品を載せていくのは良いと考えています。
今回、作品を投稿する上で利用したプラットフォームを5つ紹介します。
それぞれ、適正なジャンルやテーマなどあると思いますし、1話完結に向いているのもあれば、複数話、長編に向いている文章の入力フォームや構成だったりと、本当に書きやすさが変わってくるので、自分に合うプラットフォームを見つけてもらえれば幸いです。
また、紹介している投稿小説プラットフォームに1作品ずつ投稿しているので、何となく、表示されるイメージをすぐに把握するのに参考になれば幸いです。
カクヨム
1つ目は、カクヨムです。
長編物語を書いていくにはスゴく良いかもしれません。また、色々調べていると、スゴく伸びている小説投稿プラットフォームだなという印象を受けました。
実際に投稿してみた作品は「話のタネ」になります。
小説家になろう
小説家になろう、個人的には、スゴく書きやすい文章入力フォームだった印象です。
実際に投稿した作品は「母の笑いかた」になります。
アルファポリス
アルファポリスは、ショートを重ねて短編集を作ったり、長編物語を書いていくのに向いているのかなという印象でした。
もう何作品か書いて短編集になるようにしていきたいと思います。
実際に投稿した作品は「本棚」になります。
エブリスタ
エブリスタも、1話完結型より、短編集や長編物語を重ねていくのに良い感じかも知れません。
他の小説投稿プラットフォームにもある機能なのですが、表紙をデザインしたモノをアップできるの素敵ですね。
Canvaを使って表紙の写真を貼り込んで作りました。
実際に投稿した作品は「水仙、書く」になります。
ここもショート集にして、作品を少し重ねていったほうが見える感じが良くなるかも知れないです。
monogatary.com
monogatary.comは、本記事の執筆時点(2022年11月23日)では、運営会社がソニーミュージックグループということもあって、個人的にコンテストやコラボ企画が気になるという所もあり、紹介しています。
基本的に「お題ベース」の作品になるので、かけそうなお題だったら参加しちゃおうかな。という感じです。
実際に、試しに1つ投稿した作品は、「半生、指の形」です。
追記:あれから9点ほど、短編ですが投稿してみました。
参考リンク:本棚 小林玲王奈|monogatary.com 本棚
読み手視点になりますが、読むときに「細くて赤い補助線」が、読みやすくしてくれているので個人的に気に入っています。
他にも小説投稿したプラットフォームの紹介情報を増やしていきます
この他にも、ノベルアップ+などの小説投稿サイトがあったりするので、実際に書いて投稿していきながら、紹介できるプラットフォームを増やしていこうと思います。
自分のコンテンツが、どんな読者層に向いているのか知ることが出来る
これは、筆者自身が色んなプラットフォームにコンテンツを投稿し始めたばかりなので、もっと定量的なデータを集める必要がありますが、サイト内に分析ツールがあれば、どのプラットフォームから読者がいちばん来てくれているのかわかります。
分析ツールを入れなくても、自分の作品対する反応やコメントが多いところから読み取って、自分の書き方や作品が、どのような層に知ってもらえているのかを知ることが出来ます。
書き始めは、狙ったジャンルやテーマの内容に沿った作品を書く余裕もないので、これらについてはもう少し、筆者自身も定量的なデータとしてみてみたいなと言う興味はあります。
けれど、筆者の場合、狙って何かを書く事もできないので、興味がある、その程度くらいになると思います。
より大きな売上、収益化をして行く場合には、特にアフィリエイト広告の場合、自分のサイトに来てくれる読者層にあった広告を配置する必要があるので、アクセス数が多くなってきたら、そこはしっかりと分析する必要があります。
実名で作品を投稿する必要はある?
正直、全てのWebサイトやブログにおいてですが、法律上、サイトに表記しなければならない情報を満たすことが必要なことについては実名表記は必須だと思いますが、その必要性がなければ、実名でやっていく必要は全く無いと感じました。
ただ、著者名及び、作家名は統一したほうが良いと考えます。
検索システムに、作家としてインデックス(検索結果に出るようになる事)されて、
「●●という人は、こういう作品を出している作家さん」
と、認知されるためには重要な事です。
今回、いろいろ試してみて、むしろ
作品投稿者登録欄の、いつでも変えられる作家名のフォームに
“「実名」は入れないでください。”
とあったプラットフォームもあったくらいなので。
ですが、筆者の場合、法人化もして、実名で全てやってしまっているので、隠しようがないというか、伏せようがない面もあるので、今回、紹介したプラットフォームでは全て実名で作品投稿してしまっています。
番外編|AI音声合成技術を利用して朗読動画を作成してみました
小説ブログに書いた、小説やエッセイなどの文章を、商用でも使えるAI音声アプリケーションを使って、YouTubeに朗読動画としてアップしてみました。
検証用として利用している、ユニコチャンネル®の再生リスト|【朗読】朗読動画|小説ブログところにアップしているので、どれくらいの再生回数になるかや、収益化にどれくらいの再現性があるのか、まだ結論は出ない部分がありますが、少しずつ、朗読動画にしていって経過を見ていこうと考えています。
文章からAI音声を作成する時のアプリケーションには株式会社AHS「VOICEPEAK 商用可能 6ナレーターセット」を利用しています。
小説ブログで売上を上げて収益化は出来る
敢えてこんな見出しを作るのは、すごく恐縮なのですが、筆者はずっと放送、映画、映像制作の業界に20年近くいて、映画やゲームのティザーはスゴくたくさん作ってきましたが、自分だけで物語性のある文章を書く事がなかったので、スゴく不安がありました。
それでも時間をかけて検証を重ねていきながら、短編ばかりですが、自分独自のWebサイトで売上が上がって、小説ブログのジャンルで収益化出来たのは、すごく新鮮で貴重な体験でした。
今回紹介したジャンル以外でも自分独自のWebサイトを作り込んでいき、このブログ記事が売上を上げるための参考になれば幸いです。