最近はブログサポートをしつつも、一緒にブログ運営をして運営するサイトを増やしていく割合が増えてきました。
Webサイトやブログサイトのテーマやジャンルなどによっては、筆者よりも、その分野に詳しくて専門的なことが分かる方にブログ記事やサイトコンテンツの制作を全てお願いして運営している副サイトもあります。
筆者の場合、運営しているWebサイトやブログサイトの構成についてはほぼ同じ構成にしていて、CMSのWordPressによるコンテンツ管理をベースに、オリジナルのイラストや図解などの画像でWebサイトのコンテンツを装飾していく以外は下記の3つについて、ほとんど同じ構成になっています。
- 利用するレンタルサーバー
- サイトデザインに使用するWordPressテーマ
- Webサイトに使用するプラグイン等
本記事では、筆者が運営したり、新しく副サイトを作るときのサイト構成や利用しているプラグインなどを実例を基に紹介や解説をしていきます。
目次
副サイト作成の目的やメリット
副サイトを作成して、複数のブログやWebサイトの運営をする目的は、各々様々だと考えているのですが、筆者の場合は以下の3つの目的で副サイトを運営しています。
- 複数のサイト運営で売上の安定を図る
- お任せしているWebサイトを売却しやすくするため
- 多くのテーマやジャンルの定量的データを蓄積するため
1.複数のサイト運営で売上の安定を図る
筆者の場合は、Webサイト運営やWebアプリの開発と運営による売上比率が大きいため、ある程度、1つのブログが大きく育った場合、例えば、このブログ(ユニコブログ®)のように、毎月の売上が大きくなってくると、売上依存度も大きくなり、また売上の上下が大きくなったりして安定しないのは、出来れば避けたいと考えています。
なので、筆者の場合、法人化して2期目の2021年初頭から、多くの副サイトを作成するようになりました。
関連記事:ブログサイトやWebサイトを複数運営する時の方法について実例をもとに分かりやすく解説
ただ、当初は検証目的による副サイトの開設が多かったのですが、現在は、その時に開設した副サイトも数年が経ち、各Webサイトが売上を上げて収益化が完了し、売上の分散が出来るようになりました。
そんなこともあり、サイトテーマやジャンルによっては、必要に応じて一緒に副サイトの運営をしてくれるパートナーを紹介してもらったりして、中にはWebサイトのコンテンツ制作を全てお任せしているものもあります。
2.お任せしているWebサイトを売却しやすくするため
ある程度、成長したWebサイトやブログサイトが、お任せしてしていた方の運営方法で確立してきて、自分の持ち物として、Webサイトやブログサイトを運営したいという気持ちが出てきたときに、すぐにその提案が叶えられて、その後もサポート出来るようにしています。
筆者の場合、あまり事業が大きくなっても管理しきれなくなると考えているため、特に期首の状況をみて、最低限の売上が見込める場合は、その方向性で起業のために準備をしているとか考えている方がいた場合は、よく年初に、このあたりの話題で話したりして方向性を決めたりしています。
3.多くのテーマやジャンルの定量的データを蓄積するため
筆者の場合、性格的に、急に直感で何かを思いついて始めたり進めたりすることがあるため、副サイトを多く持ち、多様なテーマやジャンルのWebサイトやブログサイトを運営して定量的なデータを蓄積し、株主への説明をしたりするときのエビデンス(根拠)などに利用しています。
とはいえ、筆者が自分1人で始めることが多いことばかりのため、小さく始める事ばかりで、失敗したら、そのまま、そっとクローズしていることも多いです。
ただ、データの規模が小さいとはいえ、トレンドの動きが見えたり、色々な傾向が分かると便利なので、おそらく、規模は小さくても引き続き、副サイトは増やしていくのだろうと考えています。
ただ、個人的には今後、もっと海外向けの日本からの情報発信ブログに関連した各国のトレンドをもっと把握していきたいのですが、ちょっと1人では厳しいし、把握しきれないというのが現状です。
副サイトを作成する時におけるWebサイト構成の実例
本記事の最初のほうで紹介したとおり、検証用のWebサイトをのぞいては、副サイトの構成にあまり変化はありません。
副サイトの運営を全てお任せしたときには、その後、かなり変わっていくこともありますが、基本的に一緒に運営して行っている間はWebサイトやブログサイトはシンプルに慣れたサイト構成で制作をしています。
副サイトの構成実例
売上を見込んで収益化も視野に入っているWebサイトやブログサイトの場合、以下の構成で組むことが多いです。
どれも、まだ運用を始めたばかりであったり、制作途中のWebサイトで、すでに公開しているモノですが実例と構成を紹介します。
副サイトを制作するときのレンタルサーバー
副サイトなどを作る場合のレンタルサーバーは以下を利用することが多いです。
レンタルサーバーを借りると、独自ドメインが無料で付いてくる特典があるなどの内容も重要なのですが、多くのレンタルサーバーを使ってきてトラブルやプラグインとの相性などを見てきて下記のレンタルサーバーに絞ってきているというのが現状です。
テーマやジャンルによっては
という構成でレンタルサーバーサービスを利用しています。
どのレンタルサーバーサービスも、個人としても、法人としても多く借りていて、管理も慣れている馴染みのレンタルサーバーサービスとなりました。
関連記事:レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説
副サイトを制作するときのWordPressテーマ
副サイトを制作するときのWordPressテーマは、その時の状況によって偏りがちにはなるのですが、概ね下記のWordPressテーマを利用しています。
基本的に、レンタルサーバーを借りると、割引で購入できるWordPressテーマが多くなってきたので、サービス利用と同時に購入して、すぐにWebサイトのデザインを完了出来るようにしています。
執筆時点(2023年03月27日)時点では、STORK19に関してはレンタルサーバーからの割引で購入できるところが見当たらないのですが、筆者が会社員だった時からの慣れたWordPressテーマなのでよく使っています。
STORK19は、主サイトとは違う独自ドメインで副サイトを作る時には、都度の購入が必要になります。
SWELLは、国内向けのWebサイトやブログサイトでもスゴく使いやすいのですが、海外向けの情報発信Webサイトトして運営する場合にも、スゴく使いやすいWordPressテーマです。
THE THOR( ザ・トール)は、個人や法人含めて利用しやすいのは変わらないのですが、特に複数人で運用するときに向いていると考えています。
特に、WordPressテーマ内に元々ある機能によって、追加で必要になるプラグインがほとんど無いため、保守面においてスゴくメリットのあるサイトデザインテーマです。
どこのレンタルサーバーを借りれば、割引で購入できるのか、下記のブログ記事でも紹介しているので、参考になれば幸いです。
- WordPressテーマの割引購入が可能なレンタルサーバーサービスを利用事例をもとに紹介
- WordPressテーマでおすすめできる有料版と無料版を比較しながら実例を用いて紹介
- WordPressテーマでシンプルなサイトデザインが出来るお気に入りのテーマについて実例を交えて紹介
副サイトで利用しているプラグインについて
筆者の場合、副サイトも含めて、利用しているプラグインはなるべく少なくなるようにしています。
ただ、物販アフィリエイトを中心にする場合や、アプリの紹介による、登録やダウンロードがメインのWebサイトやブログサイト、又はそれらを複合的に合わせて運用するかによって、プラグインの数は若干増えます。
導入しているプラグインなどは、利用しているWordPressテーマによっても違うので、次の章で具体的に紹介していきます。
副サイトで実際に利用しているプラグインの紹介
それでは、副サイトで実際に利用しているプラグインの紹介をしていきます。
副サイト共通で利用しているプラグインと、WordPressテーマによってインストールしても大丈夫なプラグインと、機能が重複してしまうプラグインなどがあるので、それによる違いはあります。
また、無料版でも、大規模なサイト運用で無ければ無料で十分に使えるプラグイン、その他、有料のプラグインもあります。
紹介する全てのプラグインが無料ということではありません。
共通して利用しているプラグイン
共通して利用しているプラグインの紹介をします。
共通で利用しているプラグインは、上記の3つです。
WP Rocketは、有料ですが、カスタマイズしたECサイトなどではない、シンプルな情報発信サイトやブログサイトであれば、これ1つを入れておけば十分にWebサイトの高速化が可能と考えています。
当ブログ(ユニコブログ®)にも入っているので、PageSpeed Insightsで読み込み時間の簡易的な確認や、その他のWebサービスで、Webサイトの表示スピードを確認していただければ幸いです。
※たまに、実験的に色々やってサイトの表示が遅い期間があったりもします。
Imagifyは、特に複数人で運営する場合に、画像を圧縮するのを忘れてWebサイトにアップしてしまった場合でも、自動で圧縮してくれるプラグインなのでとても便利です。
1人で運用する場合でも、常に画像を最適化してくれるので重宝しています。
関連記事:WordPressの画像圧縮で使うプラグインはImagifyだけでも良い理由を解説
無料で使える容量も十分にあるので、体験する価値は十分にあると考えています。
RocketCDNは、主に海外向けのコンテンツで情報発信をする場合に利用しています。
関連記事:CDNとは?コンテンツデリバリーネットワークについて分かりやすく解説
この他に、2バイト文字(マルチバイト文字)の利用があるものは、WP Multibyte Patchを導入しています。
WordPressテーマによって変わるプラグイン
最近のWordPressテーマは、基本的なSEOに関する機能や、検索エンジンに推奨されている構造化された情報データの機能が実装されているモノが多いため、必要であったプラグインも少なくなっているのが現状です。
例えば、最近、実際に副サイトでよく利用しているWordPressテーマのSWELLを利用している一例として、
この他、セキュリティ系のプラグインと、XMLサイトマップのプラグインしか入れていないサイトもあります。
WordPressには、標準でXMLサイトマップが実装されているので、更に減らせるくらいプラグインは少なく出来ます。
現在、ユニコブログ®では利用していないのですが、スマホアプリの紹介をするときに、アプリーチなどの装飾系プラグインをインストールをする場合が多いです。
この他、物販アフィリエイトを支援するプラグインを利用する場合には、AMAZONアソシエイトやいくつかのASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)との提携する場合もあるので、下記のブログ記事が参考になれば幸いです。
運営している副サイトの実例
ここでは、作成途中のモノもありますが、実際に筆者が運営している副サイトの実例を紹介します。
中には、コンテンツ制作やサイト運営のスキル習得も兼ねて、コンテンツ制作も含めて全てお任せをして、ブログサポート的な形で進めているWebサイトやブログサイトもあります。
副サイトは、とにかくサイト構成と導入するプラグインをシンプルにして、すぐにブログ記事作成やコンテンツ制作にとりかかれる体制に入れることを優先しています。
また、副サイトは、その分野の情報収集としてWebサイトを制作したいけれど、最初から専門的な事を書いていくには難しいというような場合には、信頼できる外部パートナーを見つけてWebサイトコンテンツ制作を手伝ってもらうのもアリです。
ただ、それはあくまでも、まず自分でメインのサイトやブログを運営して収益化するか、または複数のサイトを運営して、外部パートナーといっしょに進めても大丈夫な状況になってから始めたほうが良いと考えています。
本記事の情報がお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。