YouTubeを視聴していると、プレイヤーの下、または動画タイトルの上に「#」が表示されてた言葉(キーワード)が表示されているコンテンツがあります。
この記事では、ハッシュタグを追加する意味や設定方法について解説していきます。
ハッシュタグは、動画コンテンツを再生しているとこのように表示されます。
この表記を「ハッシュタグ」と言います。
この記事をご覧になっている方には、このハッシュタグを入れたいけど、どうやって設定すればいいんだろう、どんな効果があるの?という疑問に答えます。
ハッシュタグについては、動画のアップロード時にも設定できますし、後からでも、前回書いたYouTubeでのサムネイルの作り方と設定方法で説明したように同じように設定できます。
ハッシュタグは効果的に名前付けを行えば、チャンネル開設したてのチャンネルに視聴者の呼び込みための重要な検索の役割を持っていますので、動画のアップロード時に必ず付けていきましょう。
ハッシュタグはどこに入力できるのか
ハッシュタグや「タグ」の入力できる場所は全部で3ヵ所あります。
- 動画のタイトル入力欄
- 動画の説明欄
- チャンネル設定の基本情報
この3ヵ所に入力が可能です。
ハッシュタグは、動画をアップする際の「説明欄」に「#sample」と入力していくだけの簡単な作業で完了します。
説明欄に最初につけたハッシュタグ「3つ」が、動画のタイトルの上に表示されます。
タイトル欄にも付けることはできますが、最近はタイトルにハッシュタグを付けている人は少なくなりました。
また、ASPに登録することで、動画に関連した商品などのテキストリンクを動画説明欄に貼ることにより、収入を得ることも可能です。
YouTubeでも利用可能なASPの紹介や企業が独自で設定している広告選定の情報などについても別記事で紹介しています。
また、紹介する内容によってはAMAZONアソシエイトなどのほうが相性が良い場合もあります。
どの方法にするにしても、登録時間はそれほどかからないので、収益化を考えているのであれば登録しておくと選択肢が広がりますね。
このほか、動画のアップロード時に設定できる別の「タグ」設定も動画アップロード時にあるので、忘れず入力しておきましょう。
ハッシュタグの入力で気をつける3つのポイント
ハッシュタグを入力するうえで、3つの注意事項があります。
- ハッシュタグはシャープとは違う!
- 2語以上の言葉を使用する時は繋げて入力すること
- ハッシュタグに数字だけを入れても反映されません
それでは、1つずつ解説していきます。
①ハッシュタグはシャープとは違う!
ハッシュタグの「#」は、キーボードで直接打った時のシャープ「♯」とは違います。
意外と「タグにならない!」という方もいらっしゃたので、ここで記しておきます。
②2語以上の言葉を使用する時はつなげて入力すること
正 #ユニコチャンネル 誤り #ユニコ チャンネル
③ハッシュタグに数字だけを入れても反映されません
正 #YouTube01 #01YouTube 誤り #01 #02
ハッシュタグの説明の中では、複数のハッシュタグの間にスペースを入れてはいけないとか、ハッシュタグは半角のみなどありますが、実際にはちゃんと反映されます。
どんなハッシュタグを入れると良いの?
ハッシュタグの入力位置と、入力のルールがわかるようになったら、次はどんなハッシュタグを入れればいいのか?という疑問に当たりますので説明していきます。
- ハッシュタグの数に注意
- 動画と関係のないハッシュタグは付けない
- YouTubeで禁止されているようなキーワードは作らない
- 連続した語句でハッシュタグを入れたい場合
- ハッシュタグに入れる効果的なキーワード
それでは、ひとつずつ解説していきます。
①ハッシュタグの数に注意
ハッシュタグ自体は、いくらでも入れてしまうことができるのですが、YouTubeのポリシーでは15個以上のハッシュタグは「無視されます」と明記されています。
したがって、あまりたくさんのハッシュタグを入れるのは避けたほうがいいと言えます。
②動画と関係のないハッシュタグは付けない
動画と関係のないキーワードを入力するのはやめましょう。
動画が削除される可能性がありますし、視聴者は探したい内容が決まっていて検索を利用するのですから、関係のない動画がたくさん出てくることは望ましくないことなのでやめましょう。
③YouTubeで禁止されているようなキーワードは作らない
YouTubeのポリシーとセキュリティに記載されている通り、不適切と判断されるキーワードがたくさんありますので、絶対にそれらに関連するようなハッシュタグを作成することは避けてください。
④連続した語句でハッシュタグを入れたい場合
連続した語句を入力したい場合は
#UnicornChannelや#Unicornchannel
のような入力をするようにしましょう。
⑤ハッシュタグに入れる効果的なキーワード
ひとつは、「抽象度の高い」キーワードです。アップした動画に関連する、なるべく大きなくくりの言葉を選ぶといいでしょう。
アップするタイミングなどによっては「トレンドキーワード」を入れてもいいです。
その他に1~2個の動画に関連するメインのキーワードとサブキーワードを入れておくのが良いです。
例えば、私がこのブログのようにハッシュタグに関する記事を動画にするなら
#YouTube #ハッシュタグ #初心者
と付けます。
YouTubeポッドキャストの再生リストとハッシュタグ
アップロードした動画コンテンツを、YouTubeで作成できる「再生リスト」に追加して、その再生リストを「ポッドキャスト」扱いにすると、ハッシュタグの部分に「ポッドキャスト」再生リストの名前が表示されるようになります。
ハッシュタグを使うことの効果
ハッシュタグを設定しておくことで次の効果があります。
ハッシュタグ利用の3つのメリット
- ユーザーが他の動画にあるハッシュタグをクリックしたときに関連動画検索で表示される可能性がある。
- 自分のチャンネルでシリーズ物や他の関連企画があれば誘導できる
- 自分のブランドチャンネル名などを入力しておけば、自分のチャンネル全体を知ってもらえる
ハッシュタグのつけ方を応用する
人気YouTuberが使用しているハッシュタグと同じものを自分の動画につけてみるもの一つの方法です。
この時、動画の内容と全く関係のないコンテンツにその類のハッシュタグをつけることや、他の人がブランディングで使用している名称タグなどを利用するのは避けましょう。
効果的なハッシュタグで新規視聴者を呼び込む
ハッシュタグは、検索されている人気テーマや言葉をキーワードとしてうまく使えば、自分のコンテンツを見てもらえる機会が多くなる機能です。
効果的なハッシュタグを付けて、たくさんの方に自分のコンテンツを見てもらえる様にハッシュタグを使いこなしていきましょう。
YouTubeでハッシュタグをつける効果を活かすための1次情報
YouTubeでハッシュタグを付けることの効果を更に詳しく知りたい場合は
参考リンク:YouTube 動画と YouTube Music プレイリストでハッシュタグを使用する|YouTubeヘルプ
で常に更新されているので、上記のページに書いてある内容から、どのようにハッシュタグを付ければ良いのか自分なりのノウハウを積み上げていくことが可能です。
筆者がモデレーターをした経験の中で共通して行っていることとしては、動画説明欄に入力して、3つまで表示されるハッシュタグのうち、1番検索ボリュームの多いキーワードを調べて、その1つのハッシュタグを下記のように利用します。
- タイトルに使われている「単語」を入れる
- チャプターポイント(タイムスタンプ)に紐付くテキストにその「単語」を入れる
- YouTubeで字幕の中で複数回出てくる「単語」にする
構成に、ハッシュタグと連動するように調整しています。
ハッシュタグは重要なSEO対策
ここまでハッシュタグ入力の方法や効果的な使い方について説明をしてきました。
ハッシュタグは、YouTube内で自分のコンテンツを見つけてもらえる可能性を増やす重要な要素です。
しかし、せっかく検索結果から表示された自分のコンテンツが、誘目性の低いデザインではせっかく表示された選択候補から外れてしまいます。
各動画のファーストインプレッションとなる動画のサムネイルも、ひとつひとつ丁寧に設定していきましょう。
この他にも、YouTubeの始め方について記事をまとめてありますので、こちらもご覧ください。
チャンネル設定
- チャンネル登録の主役!!YouTube用チャンネルアイコンの作り方
- YouTubeで使用するチャンネルアートの作り方を初心者向けに解説
- YouTubeのチャンネルをカスタマイズする方法を分かりやすく解説
- YouTube動画に透かし表示されているチャンネル登録ボタンを設定
- YouTubeチャンネルで再生回数アップに必要な概要欄記入のすすめ
- YouTubeのチャンネルや動画を多言語化して設定する方法
- YouTubeチャンネルを収益化する方法について実例を基に分かりやすく解説
- YouTubeで8Kの動画をアップロードする方法を分かりやすく解説
動画の設定
- 再生回数を上げるYouTube動画に必ず必要なサムネイルの作り方
- YouTubeの動画にチャプターを追加して区切りや目次を設定する
- YouTubeの動画で字幕データを簡単に作る方法を分かりやすく解説(多言語化)
- YouTubeのリミックスとは?コンテンツの作り方など実例で解説
SEO対策
YouTubeの始め方
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
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