以前、ママブログの始め方に関するブログ記事を書いて、周りでママブログ(育児ブログ)を始める人が増えてきています。
御縁もあって、何名かの方のママブログ(育児ブログ)を共同運営させてもらっています。
ブログ記事は自分で書いてもらって、筆者が添削しつつ、WordPressへのアップ作業を教えながら積み上げていく方式で進めています。
その中でも、やはり収益化に関しては、稼ぐ金額に大きな差が出ています。
筆者は、フォローしている全てのママブログや育児ブログのWordPressとGoogleアナリティクスを共同で管理しています。
稼げているブログの共通点も分かってきており、現在、大きな収益になっていないママの方のブログサイト改善もしています。
- 稼げるブログ記事の書き方
- 収益化しやすいサイト構成
- 稼げるブログサイトの構成
本記事をきっかけにブログサイトの収益化を成功させて、大きく稼げるようになっていただければ幸いです。
まだ、WordPressでブログ開設をしていないっていうかたは、こちらのブログ記事が参考になれば幸いです。
関連記事:ママブログを簡単に始めて収入を増やす方法を分かりやすく解説
本記事は、WordPressでブログを運営している人を対象にしていますが、文章の書き方など、WordPress以外のサービスでブログサイトを運営している人にも役立つ情報になっているので、お役に立てれば嬉しいです。
目次
育児ブログで稼げるブログ記事の構造とは?
ママブログや育児ブログは、キーワードボリュームを調べるツールを使うとよく分かるのですが、「指名検索」と言って、「ママの名前+ブログ」で検索されています。
なので、正直あまり検索エンジン最適化(SEO)といって、検索の上位に出てくるための様々な施策をおこなう必要がありません。
結果的に検索流入は重要になる
けれど、正直「指名検索」で検索されるようになるには相当壁が高いです。
なので、「指名検索」以外で自分のサイトに来てもらえるようにするようにしなければなりません。
となると、結果的に検索流入によるアクセス成長が必要になってきます。
育児に関する1キーワードに8記事構成などでブログ記事を積み上げていく
検索流入を上げるには、なるべく気軽に書いていきながら負荷を減らしつつも、ブログサイト内の記事の構成を工夫できるように仕込んでおくことが重要になります。
本記事の後半は、育児ブログのブログ記事を書いていく内容が中心ですが、なるべく
- トイレトレーニングの方法
- 歯ブラシが好きになる5つの工夫
- 幼稚園受験を成功させるための準備をわかりやすく解説
のように、なるべく細かく具体的な育児テーマで1ブログ記事を書いていくとブログも成長していきます。
ブログ記事の構造をテンプレート化して工夫をする
ママブログをサポートしていると、実名を出したくない方が結構多くて、E-A-Tを高めるための工夫も必要になってきます。
そうなると、すでに人気の育児ブログや有名ブロガーであれば別ですが、たった100文字とかのブログ記事を書いても、正直ユーザーからのアクセスも起きないし、ブログサイトへの訪問もありません。
したがって、何年ずっと書いても収益化して稼げていないという状態が起きてきます。
実名を出さずに、収益化が可能な育児ブログを運営して行くには5つの工夫が必要になってきます。
まずは、検索流入によるアクセス増加を目指すための記事構造について解説していきたいと思います。
- タイトル
- 見出し構造
- 文章のボリューム
- ブログ記事の構成
- 画像
それでは①〜⑤について解説していきます。
① 育児ブログのブログ記事タイトル
育児ブログで情報を得ようとする人は、検索意図(検索してほしい答えや状況)がはっきりしています。
なので、どのように検索されているかというと
検索意図とキーワード
育児ブログ + 中学生 + 入学式(入学準備)
など、ライフイベントや生活スタイルに関するはっきりとした「キーワード」が入力されて検索されます。
ブログ記事タイトルの参考
なので、かなりベタな書き方をしますが、中学生の入学式の育児ブログ記事を書くのであれば、ブログ記事のタイトルは
中学生の入学式で準備することを分かりやすく解説します!!
(筆者自身は検索で有効なタイトルの付け方は分かっていてもタイトル名のセンスはないのでご容赦ください。)
のように、タイトル内に検索する人が求めている情報のキーワードになる言葉を必ず入れておきましょう。
② 育児ブログで書いていくブログ記事の見出し構造
育児ブログは、ブロガーの特徴がよく出る分野でもあるので、見出し構造や文章構造を固定化してしまうと、デザイン的にはちょっとつまらない感じになってしまう部分があります。
とはいえ、そこは何とか工夫してもらいつつ、本記事のルールを守ってもらえたらなと思っています。
育児ブログのブログ記事見出し構造
育児ブログを書いていくときの理想のブログ記事構造を説明します。
- タイトル(H1見出し)
- リード文(~300文字くらい)
- 見出し(H2)
- 見出し(H3)
- 見出し(H3)
更にH4-1~H4-3まで分けてもOK - 見出し(H3)
- 見出し(H2)
- 見出し(H3)
- 見出し(H3)
- まとめ(まとめの文字は入れなくてもOK)
育児ブログで書くときに、最低でもこれくらい「見出し」を使ってキーワードを盛り込みつつ、次の文章作成に取りかかって欲しいなと思います。
見出し構造の作成例
ブログが書けないときにやってみると効果的な7つのことでも書いているのですが、先に見出しを書いていって、ブログ記事の構造を作ってしまったほうが書きやすいかもしれません。
日記ブログのように、好きな感じで書きにくくなってしまいますが、こっちのやり方に慣れた方が、ブログサイトの収益化に役立ちます。
大変かもですが、何とか慣れていけると嬉しいなと思います。
ブログの見出し構成の作り方を別記事で紹介しているので、そちらもお役に立てば幸いです。
「まとめ」って入れる必要はない
筆者の、このユニコブログ®️でも、まだ残っている部分なのでリライトで修正中ですが、「まとめ」だけ見出しに入れていたり、「まとめ|●●」あるいは「まとめ+見出しぶん」などの入れ方をしているか違いますが、「まとめ」っていう言葉は全然非tじゅようありません。
読者に対してコンテンツの終わりとCTAへの導線を結ぶための繋ぎではありますが、これは必須ではありません。
いちばん書きやすいやり方を選んでいただいて大丈夫です。
筆者がサポートしているママブログや育児ブログに関して言えば、「まとめ」は入れなほうが、後半で説明する収益化の部分でCVR(コンバージョン:成約)が多いです。
③ 育児ブログのブログ記事に必要な文章のボリューム
育児ブログ関連のキーワードで検索するユーザーは、かなり検索意図が絞り込まれるので、それほど多くの文章量で書く必要はありません。
一例ですが
中学生 + 入学準備 +(男or女)
などで検索してみてください。
実際にいろいろ検索して調べると、1ページ目の1~3位に表示される情報量は1,500~2,000文字くらいが多いです。
これは、ブログ記事のタイトルが具体的な検索クエリだからということもあるでしょう。
キーワードによって必要なブログ記事の文字数を調べるツールもあるのですが、コンテンツ(本文以外)の文字数もカウントしたりしてしまうので、実際に自分で検索して、サイトの記事ボリューム感覚をみるのも大事です。
④ 育児ブログのブログ記事構成
育児ブログのブログ記事構成は、先ほど紹介した「見出し構成」とは少し変化が必要です。
あくまでも、筆者がサポートしているブログサイトにはなりますが
ここでは、複数のページを見てもらえたり、クリック率を上げることで収益額が上がった共通のやり方を記しておきます。
- 内部リンクをアンカーテキストでブログ記事を繋げていく
- 広告にバナーを使わない(アフィリエイト主体の場合)
- セールスライティングをしない
の3つです。
特に重要なのは、セールスライティング(売り込みをしない)事が重要です。
1) 育児ブログの内部リンクをアンカーテキストで繋げていく
育児ブログでブログ記事を積み重ねていくと、文章内に以前に書いたブログ記事と関連する文章が自然と出てくると思います。
例えば、当ブログでもサイト構成に関する記事を書いているのですが
↑こんな感じで、以前書いたブログと関連する文言が出てきた場合は、「アンカーテキスト」で内部リンクにして繋いでいきます。
あえて、文章の近くに
関連記事:記事の書き方完全ガイド!タイトルや目次、記事構成の作り方を徹底解説
↑このようにアンカーテキストを組んでいくこともありますが、A/Bテストの結果では、文章内に自然と入っている関連アンカーテキストのほうが、効果が高いようです。
2) 育児ブログに広告のバナーを使わない(アフィリエイト主体の場合)
最近は、リファラと言って、どのブログ記事、どのバナー広告で成約したかを把握するのが、若干の手間が掛かるようになっていますが、特に、只々サイドバーやCTA領域などに、配置しているバナー広告などはクリックされなくなってきました。
なので、アフィリエイト広告は「テキスト」の種類を利用してアンカーテキストを利用します。
AMAZONアソシエイトなどで扱う商品については、ConoHa WINGを利用した時に割引で買えるWordPressテーマのTHE SONICに付いてくる物販アフィリエイト向けのプラグインを利用しています。
関連記事:アフィリエイトの勉強で役立つおすすめの書籍を紹介【初心者向け】
3) 育児ブログではセールスライティングをしない
収益化なのに、セールスライティングをしないっていうのは少し矛盾があるのかもしれないのですが、普通に育児ブログなのに、急に商品説明が本文中にがんがん入ってきたら「えっ!!」って思いませんか?
なので、先ほど説明したように広告は「アンカーテキスト」で行い、特にセールスライティングはせずにそのまま、ブログ記事で書ける文章を主役にして完成させてください。
極端な言い方をすれば、その育児ブログ記事内に、商品名やサービス名がなかったら、それはそういう内容なので、無理に商品名やサービスを入れる必要が無いと言うことです。
それくらい自然体の方が、育児ブログに関しては、結果的に収益が上がってきます。
セールスライティングを取り入れてブログ記事にする場合は、予め、育児に関連する商品やサービスの「比較」や「まとめ」記事を書いておいて、育児記事の「アンカーテキスト」で送るようにしてください。
ただ、「比較」や「まとめ」系の記事は一気に難易度が上がるので、練習しつつ、少しずつ進めていく感じの方が良いと思います。
普通の育児記事から、セールスライティングを活用した「比較」や「まとめ」記事を作り始めて、完成するまで他の記事を書かないようにしてしたら、セールスライティング記事を書いていく間に疲れてしまって、育児に関するいつものブログ記事の更新が留まってしまう事が共通してありました。
⑤ 育児ブログで使用する画像
育児ブログで使用する画像ですが、アイキャッチ(英語ではFeatured Image)と言います。
ブログ記事の一番最初のほうに持ってくる画像ですね。
ブログサイトは、必ずしも必要とは言えないのですが、できれば何かワンポイント、SNSなどで共有されることも考えると、アイキャッチは入れておいた方が良いと考えます。
この辺りについては、好みによるところでもあるのと、アイキャッチがあるのと無いのとで、収益やPVの比較が定量的にちゃんと検証出来るほどのデータが出来ていないので、アイキャッチの必然性については好みにしています。
ただ、ブログ本文については、画像は多めの方が良いです。
というのは、特にブログの場合、画像で付加情報を入れてあげるのはとても重要です。
その場合、画像にはキャプションや、alt属性の入力(画像の説明文を入れておく)を忘れないようにしましょう。
育児ブログで収益化しやすい有料のWordPressテーマ
育児ブログは時間のない中でコンテンツを積み上げていかなければならないので、できれば早く収益化していきたいところです。
ただ、ブログは長い時間をかけて育っていくものでもあるので、じっくりとコンテンツを増やしていくしかありません。
せめて可能なのは、WordPressで記事をアップするのにとても使いやすいWordPressテーマは何かということになります。
このユニコブログでは、「STORK19」というWordPressテーマを利用しているのですが、かなりのスピードでブログ記事を作り上げていくことが可能です。
当ブログで有料のWordPressのテーマをまとめた記事がありますが、基本的に、有料のWordPressテーマはどれもスゴイ素敵なデザインだし、導入すればSEO(検索エンジン最適化)も済ませてくれるので、ブログ記事を書いていくことに集中できます。
WordPressテーマは最初のうちに導入して、ブログコンテンツの積み上げを効率良く出来るようにしておきましょう。