「発信力」という単語だけを切り取ってみると、会社や顧客先でのプレゼンテーションであったり、様々なプラットフォームを通じて自分以外に向けて情報発信する力を指したりと、かなり広い意味を持った単語と言うことが分かります。
本記事では、ビジネススキルとしての「発信力」を高めるための具体的な方法論について分かりやすく解説していきます。
発信力を高めていくにはアウトプットの量を上げていくのが近道
発信力を高めていくには、Webで調べることを含めて読書をしたり、セミナーや講習会の参加などのインプットを行うこともスゴく重要です。
しかし、インプットして得たモノをアウトプットすることはもっと重要で、それを誰かに伝えて説明し、情報を整理するまでのステップを辿ることではじめて自分のものとなり、それは発信力として高めていくことが可能になります。
- Webも含め読書や講習会などの参加などでインプット
- インプットしたこと情報を整理して誰かに書いたり伝えられるようにする
- 整理した情報を社内カンファレンスで公開したり自分のメディアで発信する
上記3つのステップを辿っていくことで、その時にインプットした内容についての発信力を高めていくことが可能です。
Webプラットフォームを利用してアウトプットする
話を聞いたり、説明してもらったりと、受動的に知識を入れても、その得られた知識を体験として、どこかにアウトプットしないと知識やスキルは身に付いていきません、
得た情報を自分なりに整理して、自分以外のだれかへ情報を発信することで、様々な視点でコメントをもらえることも出来ますし、配信プラットフォームに情報発信することで、そのために必要な台本制作や情報整理によって、発信しようとしている分野について、より深く理解することが可能になっていきます。
すぐに出来るWebプラットフォームへの投稿
発信力を高めるための具体的な手段として、4種類あるコンテンツを組み合わせてWebプラットフォームやサービスで情報発信を行い、発信力を高めていくパターンです。
例えば、当ブログ(ユニコブログ®)で書いている、このブログ記事もその1つです。
自分で独自ドメインを作成してレンタルサーバーを借りることで、Webサイトやブログサイトを開設して、自分の今までの経験や勉強してきたこと、伝えたいこと等を情報整理して1つずつブログ記事としてコンテンツ制作をしています。
先ほど、コンテンツには4種類あると書いたのですが、具体的には
- テキスト
- 画像(イラストなどのデザインや図表)
- 映像
- 音声
の4種類です。
ブログ運営の場合、ブログサイトはすべてのコンテンツを有効に組み込んでコンテンツを制作していくことが出来るので、筆者の場合はブログ型のWebサイト運営をメインに情報発信をしています。
発信力を高めるための方法を情報発信手段を選ぶ
筆者は、興味のあることや学んだことを最大限まで価値を高めるための手段として、ブログ型サイトを中心にして
- YouTubeなどの動画配信
- 音声配信サービスの利用
- 他メディアへの作品寄稿
などを薦めています。
X(旧 Twitter)等のSNSに関しては、好みなどもあると思うので自由で良いと思います。
けれど、音声配信などで台本を作ったりしてそれを配信することによって、情報整理をして学んだことを効率的に覚えていくことが可能になります。
筆者は最近、Blenderという、無料で使える3DCGソフトを次男に教えてもらって勉強しているのですが、その工程をキャプチャして撮影しておき、YouTubeにアップしたりしています。
タイムラプス映像なので、顔を出してもいないですし、音声もBGMしか入っていません。
内容を伝えるためのコンテキスト情報として字幕を入れているだけです。
なので、人前に出るのが苦手な方でもYouTubeなどで勉強したことを配信して、発信力を高めつつスキルアップを目指して行くことが可能です。
この他にも、YouTubeでは「ブログQ&A 一問一答」という企画などを行ったりしています。
この時に使用するのが、これも無料で使えるOBS Studioという配信管理アプリケーションです。
ライブ配信から収録配信まで、このアプリケーション1つで全てが完了します。
OBS Studioの使い方については、当ブログで配信方法を詳しく解説していますので、そちらがお役に立てば幸いです。
更に、今だったら、わりと簡単にVTuberとして情報発信ができる環境を簡単に作れてしまうので、それで体験してみるのもありです。
発信力をトレーニングするための具体的な方法
ここでは、発信力を高めるための具体的方法について解説していきます。
自分にあうパターンを見つけてそこに力を集中させて、発信力を高めていくことは、結果的には自信のスキルアップに加えて収入を上げていくための選択肢を広げる活動にも繋がっていくので、是非チャレンジしてみてください。
Webメディアの開設と運用
Webメディアの開設と運用は、筆者が1番オススメするパターンの発信力を高める方法です。
WEbメディア、またブログメディアを中心に全ての発信プラットフォームで利用したコンテンツを埋め込んでいくことが可能です。
Webメディアの運用事例:SNSを埋め込む
例えば、筆者はLINEスタンプを制作して販売しているのですが
ブログ型サイトでは、ブログ記事自体にSNSコンテンツを埋め込んでコンテンツを制作したりもします。
参考リンク:LINEスタンプの売上を安定させていきたい場合|X(旧 Twitter)@ReonaKobayashi
ただ、最近はSNSの仕様が変わることが多いので、SNSプラットフォームのコンテンツを埋め込むことは、最近は行っておりません。
ただ、この辺りは好みによる部分もあるし、見せ方にもなってくるので、SNSプラットフォーム、YouTubeなども含めて埋め込みコンテンツを活用するのは有りです。
Webメディアの運用事例:動画を埋め込む
また、LINEスタンプは年々販売できるスタンプの種類が増えているので、その作り方などについてもYouTubeを通じて動画で公開したりしています。
このように、伝える内容に応じてメディアを選んでコンテンツ制作をしたりしています。
Webサイトで扱うテーマに応じて副サイトを作る
筆者の場合は、初心者向けにWebサイトやブログ型のサイト開設の方法を紹介している理由もあって、Webサイトの運用環境に関する検証を数多く行っています。
レンタルサーバーとWordPress(CMS)、そしてWordPressテーマを色々組み合わせてサイトスピードや扱いやすさについて書いているコンテンツが多いため、30サイト以上のWebメディアを運用しています。
そこまで徹底的にやらないとしても、勉強するテーマに合わせて副サイトを開設して、勉強したことからアプトプットしたことを記録していくこと自体がブログ記事などのコンテンツになるので、コツコツと積み上げていきながら発信力を高めていく行動にして行くことをオススメします。
副業がOK奈状況の場合は、ある程度サイトが育てば様々な方法で収益化をして行くことが可能です。
筆者がブログサポートをしてきた中で、1年以上は掛かりましたが趣味で学んでいたことをWebメディアで発信していき、そのまま専業に出来たパターンもあるので、やってみること自体はとても良い事だと思います。
動画コンテンツを制作して発信力を高める
動画コンテンツの制作のやり方が分かると、会社の実務面でも様々な面で役に立ちます。
特に、動画制作で使われる言葉は、担当する技術分野によって違っていたりするので、自分で動画作りを体験しておいて、専門用語だけで説明するのではなく、実体験からの話しで要点を伝えられるようにするノウハウなども手に入るのでオススメです。
動画配信は気軽に出来る
現在、YouTubeに限らずライブ配信も含めて動画制作や配信は、とても気軽に出来るモノになりました。
例えば、下記の動画は、次男がレジンクラフトでイヤリングを制作する動画コンテンツです。
これも、顔を出さずにBGMを流しながら動画を制作しています。
字幕の有無については、好みで良いと思いますが動画のVSEO的には、字幕のテキスト情報はとても重要な情報なので、作成にチャレンジしてみることをオススメします。
また、これも副業がOKかどうかの環境によりますが、動画の説明欄に使用した部材などのアフィリエイトリンクを入れることで収益化が可能になりますので、モチベーションが高まりそうでしたら是非検討してみてください。
動画制作をするときの環境や収録環境
以前と違って、現在は世界中に発信をするために専門の複雑な機械をいくつも用意する必要はありません。
より高い配信映像の品質を求めれば、当然高価な機器が必要になってきていますが、大抵はスマホの録画機能や、画面キャプチャであればOS標準のキャプチャ機能で足りてしまいます。
ゲーム実況などの場合は、高い映像品質を配信で提供するための機器が必要になったりしますが、今回の発信力とはまた別の分野になるので別記事で解説していきます。
この辺りについても、OBSの使い方で必要な機器の開設をしています。
この他にも、ハンドメイド作品を動画配信で知ってもらう方法などで、スマホをどうやって収録しているかなども紹介していますので、参考になれば幸いです。
音声配信で発信力を高める
音声配信も気軽に発信力を高めるために気軽に利用できる方法です。
また、最近の音声配信プラットフォームは、「教えてチャンネル系」を立てて定期的に配信していけば、知りたいことについて詳しい人がテーマに沿って教えてくれたりしますし、機能によってはその詳しい方をチャンネルに招いて配信することも可能です。
そうして得た知識を自分なりにまとめて、オリジナルのブログ記事としてコンテンツ制作をすれば、付加価値の高いコンテンツ制作が可能になります。
コンテンツのまとめ方になれてくれば、結果的に仕事でも取り纏めのやり方に応用が利いてくるので、色んな面で役に立つようになります。
発信力を高めるために図解を練習する
最近流行ってきて、色々あるトピックスではありますが、自分で図解制作の練習をするのも、結果的には発信力を高める事に繋がります。
分かりやすくよりシンプルに、インパクトのある図解を作成するにはかなりの練習と積み重ねが必要です。
自分なりの図解術が身に付けば、それこそWebメディアでブログ型コンテンツを積み重ねていけば、それだけを専業にして食べていけるくらいになる道も見えてきます。
筆者が、図解関連を練習するために参考にしていた書籍は以下の3つになります。
上記3冊を図解制作スキルアップの練習に利用すれば、かなり役に立つのでオススメです。
この他、テレビのフリップの作り方とかについて、書籍化とか色々お話しいただいたのですが、YouTubeで検索した方が早いかもです。
発信力を高めていくには副業を始めるのが近道です
副業が難しい方々もいるので、安易に副業を進めるのは良くないのですが、それでも発信力を高めるということをする上では、本記事で紹介したようなコンテンツ制作をしながら仕事をして行くのが1番近道だと考えています。
本記事冒頭でも解説したように重要なのは、学んだことをアウトプットして自信の経験に落とし込む作業です。
積み上げていくコンテンツの収益化については、いつでも必要なタイミングが来たときに出来ることなので、会社などに務めている場合には、情報発信自体がダメなのか、収益化することがダメなのか、線引きを確認してアウトプットできる手段を確認しておくことも重要です。
ビジネスでの発信力を高めるときに、情報発信力と、そのコンテンツをWebをベースに展開しておき、コンテンツを積み上げておくことはかなり重要です。
始めるのが遅いと言うことはないので、是非、発信力を高めるための情報発信を始めてみてください。