ブログ名の決め方を分かりやすく解説【独自ドメインの取得方法まで解説】

ブログ名の決め方を分かりやすく解説

ブログを長く続けていくと、ブログ名にはブランド力が付いてきます。

人気が出てからブログ名を変更すると影響が結構大きいので、後からブログ名を変更をするのは難しい判断が必要になります、

ブログのサイト名は、後で変更する必要がないように、初めのうちにしっかり決めておくのが理想です。

そんなブログ名(ブログサイトの名前)を決めるコツを解説していきます。

ブログ名を決めるコツ

ブログ名を決める時のコツ

ブログ名を決める時は、そのブログ名及び、その独自ドメインに関するSEOについて、分かりやすい解説が公開されています。

参考リンク:シンプルな URL 構造を維持する|Google検索セントラル

公式の情報なので、これを機会に他の情報も見ておくとすごく勉強になります。

SEOにもサイト訪問者にも優しいブログを、上記の情報を踏まえた上で、ブログ名を考えて決めても良いと考えています。

ジャンル特化のブログの場合

詳細は本記事の後半で詳しく解説しているのですが、ジャンル特化のブログの場合は

  1. ブログ名は短くする
  2. ブログ名は簡単にする
  3. ブログ名は覚えやすくする

意外にも、必要な要素があって、独自ドメインのURLも、そのWebサイト内で扱うジャンルに合わせたモノにします。

加えて、なるべくシンプルに、そのジャンルに関係したブログ名にするのが良いです。

まだサイト開設したばかりのサイトですが、例えば筆者が制作している猫の柄ブログ®が実例です。

上記の場合、本当は「ライフ」ではなくて「パターン」とかを入れたかったのですが、すでに関連ドメインを取得されてしまっていたので、「cat」がメインキーワードとして、今の形になりました。

雑記ブログのブログ名を決める場合

雑記ブログ名を決める時に重要なポイントは3つあります。

  1. ブログ名は短くする
  2. ブログ名は簡単にする
  3. ブログ名は覚えやすくする

簡単なようですが結構難しいです。

この3つを意識して、ブログ名を考えましょう。

①ブログ名は短くする

ブログ名は短くする

現在、月間のアクセス数が数十万PV〜数百万PVと言われる有名なブロガーのブログタイトルは、ほとんどが4~6文字で構成されています。

もちろん、6文字以上のブログ名を付けているブロガーもたくさんいらっしゃいますが、その場合は特化ブログとして扱うジャンルを定めて運営されている方が多いです。

特化ブログの代表例
  1. 海外SEO情報ブログ
  2. クレジットカードの読みもの
  3. ノマド的節約術

これが絶対というコトパターンはないのですが、ブログ名は覚えてもらいやすい名前にするのがベストです。

また、特化ブログの場合は、できればドメイン(URL)とブログの名前も一致するようにすると統一感が出て良い感じになります。

②ブログ名は簡単にする

ブログ名は簡単にする

ブログ名は、なるべく漢字を使わないで簡単な文字構成にしておきましょう。

ひらがなだけでもちょっと覚えにくい感覚があるので、カタカタで構成すると良いかもしれません。

これについても、特化ブログでブログを扱う目的を明確にしている場合は、主役は扱うジャンルのキーワードがメインになるので、漢字を「ひらがな」とかの工夫をする必要はありません。

テーマを特化したブログの場合は、キーワードボリュームを調査してみて、テーマに関するキーワードでボリュームの大きい単語をブログ名に持ってくるようにしましょう。

例えば、これは極端な例ですが

  1. 転職.***
  2. ブログ.***
  3. 配信.***

とか、ブログ記事の全てに繋がるキーワードをブログ名に出来るとベストです。

上記の事例は、「日本語ドメイン」での事例ですが、実際には

  1. tensyoku.***
  2. blog.***
  3. haishin.***

みたいな感じで、1つの単語ドメインがもし空いていたらスゴくラッキーなので、それで取得した方が良いと思います。

貴重なドメインを取得できて、それで運用できた場合は、そこからサブドメインやサブディレクトリという独自ドメインの活用を駆使することで、複数サイトを運営するときもかなり便利に運用していくことが可能です。

  1. お名前.com
  2. エックスドメイン
  3. ムームードメイン

あたりで独自ドメインで取得できそうか調べてみて、短くて覚えやすいドメインが余っていたら凄くラッキーです。

③ブログ名は覚えやすくする

ブログ名は覚えやすくする

ブログ名を短く、覚えやすい単語などで構成すれば、ブログ名を覚えやすくすることが可能です。

ブログ名が覚えられて認知度が高まっていくと、「指名検索」による流入を増やすことが出来るようになります。

そんな時に、ブログ名が短くて覚えやすいとスゴく有利です。

ブログには様々な集客手法がありますが、ブログ名を覚えてもらえて、ブログ名で検索されるくらいになれば、スゴく嬉しいです。

繰り返しになりますが、覚えやすくて短い名前は、この「指名検索」がされるようになった時に本当にものすごく役に立ちます。

先ほども、テーマ特化型のブログ名の事例を紹介しましたが、現在、検証で運営している各ブログでも、特に特化型の場合は覚えやすいベタな名前のほうが成長が少しだけ早い感じがします。

筆者が運営しているサイトは、同時期に立ち上げた、多くの特化ブログが多くあるのですが、ジャンルや色々な要素によってこの辺りに違いはありつつも、経験則ではズバリそのものでブログコンテンツとブログ名が合っているブログ名の方が良い結果が出ています。

ブログ名が決まったら行う事

ブログ名が決まったら行う事

ブログ名が決まったら、いくつかの調査を行いましょう。

調査する内容は以下の通りです。

調査する内容
  1. 他のブログサイトと名前が被っていないか?
  2. どのドメインにするか?
  3. ドメインが取得できるか?

①〜③を解説します。

①ブログ名が被っていないか

ブログ名が被っていないか

一応、同じブログ名がないか見ておきましょう。

短くて覚えやすいブログほど、ブログ名はかぶることが多いです。

また、まさかの人気ブログと同じになってしまった場合は、変更した方がいいかもです。

理由は、同じブログ名で、そのWebサイト(ブログサイト)が成長したときに、何かとトラブルが起きやすいからです。

ブログサイト名は、大事な知的財産としてブランディングできる要素なので、ブログ名に変更が起きると影響が出そうなブログサイトは、基本的に商標登録をしてあります。

※ 本気でブログを成長させていくなら、Webサイトの成長に合わせて「商標登録」も進めておいた方が良いと思います。

関連記事:ブログに商標は必要か?商標登録のメリットとデメリットを解説

例え、同じブログ名でも「商標登録」を先にすれば…。

と言うこともありますが、わざわざ揉め事を起こす必要は無いので

もしも、人気ブログと被っていた場合は、別の違う名前を再度考えてみましょう。

ユニコブログ®が商標登録をサイト開設と同時に進めたわけ

筆者の場合は、起業したての頃に、会社員時代の実績がリセットされて「Webメディアのマーケ実績がないところに仕事は発注できない」と言われたことが当ブログ(ユニコブログ®)を始めたキッカケとなったので、ブログメディアを含めたWebアプリなども合わせて、絶対に成長させて見せるという願いを込めて、サイト開設時に商標登録を行いました。

②トップレベルドメインを何にするか

トップレベルドメインを何にするか

なるべくなら、下記の

  1. .com
  2. .jp
  3. .net

などのドメインにしておくと良いと考えています。

基本的に、1文字でも短く出来ないか考えながら取得を検討します。

.co.jpは法人設立の準備中から取得可能

法人化して頑張る!!という人は、『co.jp』でも良いかもしれないですね。

『.co.jp』は、会社設立の準備中から取得可能です。

また、『.co.jp』は社会的信用度が高いドメインでもあるので、『.co.jp』で取得して、ブログやサービスなどはサブドメインやサブディレクトリにブログ用のURLで活用して運用することもお薦めします。

サブドメインとかよく分からない!!って人でも、特にお名前.comレンタルサーバーとかであれば、レンタルサーバーを取得して、そのままドメインを取得してブログを立ち上げる時に「サブドメインにしますか?」的な質問を出してくれるので、忘れずに設定が可能です。

関連記事:サブドメインとサブディレクトリの違いを分かりやすく解説

.jpは短い単語のドメインがまだ余っている

個人的には「.jp」が1番好きです。

短いのは、他のSNSに登録したり上でも本当にお得です。

「.jp」は日本の国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)なのですが、トップレベルドメインが短いと、スゴく短い単純なドメインでサイト運営が出来ます。

例えば、筆者がLINE公式アカウントと並行して作成した「ユニコスタンプ®」の公式サイトで利用しているURLは「u2c.jp」という即時ドメインを利用しています。

独自ドメインが短いと、覚えてもらいやすいので便利です。

SNSなどでも何かと入力しやすいです。

  1. プレミアムドメインとは?を分かりやすく解説
  2. JPドメインだと短い独自ドメインが取得しやすいので実例を交えて分かりやすく解説
  3. 日本語ドメインは1文字の独自ドメインで取得することが可能という話

特化ブログなら.blogとかもあり

他にも『.blog』などのドメインを取得するコトが可能です。

筆者は個人的に『.blog』が気に入っています。

そのまま、ブログ名とURLを「同一化」して●●ブログとかに出来るので、特化型ブログにするのに役立っています。

例えば、これもまだ制作途中ですが3DCG.Blogなどは、ブログ名と独自ドメイン、URLが一緒です。

『.blog』もテーマ特化で3文字や4文字ドメインが結構余っているので素敵です。

当ブログ(ユニコブログ®)で利用しているConoHa WINGでも取得できますし

  1. お名前.com
  2. エックスドメイン
  3. ムームードメイン

からでも、ドメインが空いているのか調べられるので見てみましょう。

③ドメインが取得できるか

ドメインが取得できるか

可能な限り、ブログ名と独自ドメインを一緒に出来るとベストです。

取得したいドメインが空いているか調べるには、以下の3つのドメインサービス会社で調べると便利です。

リンク先のサイト内にある「検索ボックス」に調査したいドメイン名を入れてみましょう。

  1. お名前.com
  2. エックスドメイン
  3. ムームードメイン

ブログ名を決めたら次にやること

ブログ名を決めたら次にやること

ブログ名も決まり、ドメインの調査も終わったらドメインの取得を開始しましょう。

① レンタルーサーバーを決める

最近は

  1. 独自ドメインの取得
  2. レンタルサーバーの利用
  3. WordPressなどのCMSをインストール

この3つが1セットになっているので、レンタルサーバーを決めたらあとはWordPressのインストールまで簡単に進めることが可能です。

② ブログにテーマを導入する

ドメインが確定し、レンタルサーバーの利用とWordPressのインストールが完了したら、有料テーマを購入してインストールしてしまうことをお薦めします。

ブログで大事なのは、素早くブログ記事を作成するための準備を終わらせることです。

有料テーマは、SEO対策も実施済みでデザインも豊富にあります。

有料ブログテーマの導入は、時間効率を考えれば十分な投資効果が出てきます。

下記の記事に、使いやすい素敵なブログテーマをまとめました。

参考になれば幸いです。

関連記事:WordPressおすすめブログテーマ10選!有料版と無料版を比較

③ 画像素材を選ぶサービスを決める

画像素材を選ぶサービスを決める

画像素材は商用利用も可能な無料の画像素材サービスがたくさんあるのですが、ブログの差別化を少しでもしていきたいなら有料素材を使った方が良いと考えています。

ブログの差別化ポイントは次の3つです。

3つの差別化ポイント
  1. 文章が読みやすくて分かりやすい
  2. サイトの読み込みスピードが速い
  3. サイトのデザインや画像が綺麗

ブログサイトで使用する画像は、サイトデザインやブログ記事の印象に大きく影響を与えるので、有料画像を使えるようにもしておいた方が良いですね。

関連記事:画像素材サイト10選!各サービスの料金と特徴を徹底比較

ここまでの準備が出来たらあとはブログ記事を書き進めていくだけです。

ブログ名を決めるのって大変ですけど結構楽しくもあります。

ブログ名はブログ運営をしていく上で大事なブランドなので、しっかりと納得いく感じで決められるといいですね。

ブログ名は変更しても大丈夫?

一生懸命考えて決めた「ブログ名」は簡単には変更したくないものです。

でも、どうしてもブログの名前を変更しないといけないって時もあります。

ブログ名を変更するのは、多少なりともSEOに影響は出てきます。

気分で変えるのは個人、企業の自由なのですが、逆に

それでも、ブログ名を変更しないといけない例としては

ブログ名を変更するとき
  1. 別の人が「商標登録」をしてブログ名が使えなくなった
  2. ブログ名とブログの内容が乖離してしまった
  3. 後からもっと良いブログ名を思いついてしまった…。

など、色んな理由でブログ名を変更するときが出てきます。

① 別の人が「商標登録」をしてブログ名が使えなくなった

例えば、このユニコブログの場合は、逆にブログ名を変更する事態が発生しないように、ブログ名を商標登録しました。

たまにある事例ですが、運用しているブログ名が商標侵害をしてしまっている事例があります。

また、昨今は企業もSEOアフィリエイトなどで、既存事業とは全く関係の無い、テーマ特化型サイトを運営している場合が増えてきました。

最近は同じブログ名を見つけたりすると、その影響を鑑みて法的手段で動くときがあるようです。

テーマが特化されていると余計に被りやすいかもしれないです。

② ブログ名とブログの内容が乖離してしまった

ブログ名を何かのテーマに特化させてブログ運用を始めていた場合に起きることがあります。

最初は、あるテーマに特化して書いていたつもりが、違うテーマを書いていたカテゴリーのほうで多方面からの評価が上がってブログ名とブログ記事の内容が一致しなくなってしまったときですね。

筆者の場合は、テーマ特化型のブログサイトを構築するときは、最初から50記事くらいのタイトルを書き出してしまって書く内容を最初に決めてしまいます。

このやり方は、最初は難しいのですが、慣れればそっちのほうが文章が書きやすくなるので、是非やってみてください。

関連記事:ブログ飯は無理じゃないということを分かりやすく解説

③ 後からもっと良いブログ名を思いついてしまった…。

ブログサポートをしていてよくあるのが、最初は何となく決めたけどブログ記事が積み上がって行くにつれて違うブログ名の方が良いんじゃないか?

って疑問を持って変えたくなってしまったときですね。

もうブログ運営者本人がブログ名を変えたくなってしまった場合はしょうがないと思っています。

ブログ名は変更しても大丈夫です。

正直、ブログ名は変更しても大丈夫です。

しかし、ある程度アクセスが集まって被リンクも増えている状態になると、被リンクをしてもらっている「アンカーテキスト」が、ブログ名でリンクされていることもあるので、他のサイトであなたのサイトを見かけてクリックしたら、ブログ名とかが違っていたので離脱してしまった…。

なんてことが起きる可能性があります。

また、ブログ名と合わせてURLもブログ名と同じようなモノにしていた場合に、ブログ名の変更はちょっとややこしくなるかもしれません。

URLとブログ名の組み合わせによっては、かなり違和感が出る場合もあるので注意かもです。

なので、ブログ名は後で変更しても大丈夫ですが、最初のうちに慎重に決めていきましょう。

  1. お名前.com
  2. エックスドメイン
  3. ムームードメイン

で、短くてシンプルなものが見つかると良いですね。

まとめ | ブログの継続に役立つリンク

ブログの継続に役立つリンク

この他にも、当ブログの中からブログの運営に役立つ記事を集めてみました。

ブログの運営に必要な、WEBの基礎知識、文章術、SEO、収益化について、参考になる記事になります。

ブログ運営では、たくさんの知識やノウハウが必要になります。

ブログ記事を書いていきながら、他の記事も少しずつ読んでいただければ幸いです。

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ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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