ブログを開設して6ヶ月程が経ちました。
当ブログの記事数も100記事を達成して、この記事が101記事目になります。
本記事を執筆している時点での1日のPV数は2500~3000PVくらいになり、もうすぐ月間10万PVが目指せるところまできています。
自分のブログを開設して運用をしたのは、このブログが初めてです。
ブログを開設した最初の目的は、様々な分野のビジネスを経験してきた中で、興味のある分野や経験してきた事を備忘録として書いていき、それが役に立てれば良いなと考えていたくらいでした。
しかしながら、自分のブログで確かな実績がないままだと、いろいろお手伝いをさせてもらっても説得力がないなということで、自分のブログもしっかりと運用する意識になりました。
初めてのブログ開設
初めて自分のブログを開設するにあたって、ブログの収益化や、ブログを始めるための心構えでよくあるような事はやっていないです。
ただ、始めのうちに他の会社や、本格的にブログを始める人のお手伝いをする時と同じようにやっていれば、もう少し早く10万PVも達成できたかもしれない…。
ブログ運営で本当は始めからやっておくと良い事
本当はブログ開設でやっておきたいことは3つあります。
- ブログを書いていく前に記事全体を構造化しておく
- SEO対策をしっかりやっておく
- 毎日記事を書く
1〜3を順に説明していきます。
ただ、ブログ運営で始めからそうするのは難しいので、今後新しいブログを立ち上げる時の参考程度という感じで大丈夫です。
1.ブログを書いていく前に記事全体を構造化しておく
がっつり収益を稼ぐための特化型ブログを構築するときは特に重要になる項目です。
そのテーマやカテゴリーに関する言葉や要素、プロセスなど、多くのキーワードを書き出して、必要なブログの記事数とボリューム、見出し要素を書き出していきます。
この辺りの作業をやるにはマインドマップ系のツールを利用すると便利です。
2.SEO対策をしっかりやっておく
ブログ開始時点で、サイトデザインとしてのSEO対策が出来ていると楽ですね。
このブログではSTORK19をシンプルなデザインにして、あとは、後であまり変更することがないようにしています。
あとは、ブログ記事が積み上げられたときの内部リンク構造どうするのか、これも予めマインドマップ系のツールで書き出せておけると良い感じです。
3.毎日ブログ記事を書く
必ずしもではないですし、あくまでも理想ではありますが、毎日記事のアップが出来ると、ブログが成長するときの上がり方も大きく計測で見えるのでお薦めしたいです。
けれど、300~500文字くらいのモノをいくつあげても、それは効果が低いので、しっかりとタイトルやテーマに対して適切なボリュームで書いて行くことが必要です。
ただ、これは特化型ブログを作り込むときに近い話なので、雑記や日記系のブログではあまり気にしないで、まずはどんどん書いていきましょう。
ブログを大きく成長させるためのコツ
ブログに大きな成長幅を生むためのコツは簡単にすると3つあります。
- 速くて
- 綺麗で
- 分かりやすい
という感じです。
この内、すぐに行う事が難しいのは「分かりやすい」ですね。
これはブログ記事を書き続けていればスキルアップしていけるので大丈夫です。
残りの2つである
- 速くて
- 綺麗
は、レンタルサーバーとワードプレスのテーマで何とかなるので、ブログ開設の時に素早く導入しておきたいところです。
本格的に手早くブログをスタートしたいという人向けに3つの記事を纏めておきました。
ライティングスキルを上げていく
ライティングスキルをアップして、分かりやすい記事を目指すためのお役立ち記事もあります。
以前から、ブログのアクセスアップには「指名検索」が重要視されいますが、これを実現するのはかなり難しいものがあります。
やはり、検索流入がないとそもそも「知ってもらえない」ので、ブログ開設の翌月からアクセス数を上げるための施策を行ないました。
検索からの流入を高めるためには様々な工夫が必要です。
検索からの流入を高め、サイト内の回遊性を向上させることをSEO対策と言います。
これら、ブログには様々な施策をおこなうことが必要ですが、ブログ開設の初めのうちになるべく済ませておくことが重要です。
ブログがPV0なのは気にしない
ブログを開設してPV(ページビュー)が出てくるのは、とても時間が掛かります。
大きなプラットフォームの無料ブログなどで始めれば、ブログ記事を書いてからすぐに多少のPVはあります。
ですが、後に収益化していきたいなどの目標がある場合は、収益化の自由度を高めるためにも、自分だけの独自ドメインを取得して、レンタルサーバーサービスを利用したWebサイト(ブログサイト)の運営がオススメです。
長い期間、ブログが0PVだったりするのは、テーマやジャンル、ブログ記事の書き方に慣れるまでなど、いろいろな要因によって合ったりすることでもあるので、あまり気にしないのが良いと考えています。
ブログで月間1万PVになった時
私のブログが月間1万PVを越すようになったのは、ブログを開始してから3ヶ月目の時です。
記事数は53でした。
ブログの運用期間は3ヵ月以上で記事数は50記事以上
月間1万PVの達成は、他のブロガーの方々の公開されている情報を見てみると、突き抜けて物凄いアクセスになっている方は別として、概ね「ブログの運用期間3ヶ月以上、記事数は50記事以上」といったところになると考えています。
私の場合も平均くらいということになります。
もっとロケットスタートするには、あらかじめ育ててあるSNSなどがないと相当厳しいと思います。
なので、ブログを始めてから3ヵ月くらいのPVが少なくても、あまり気にする必要はありません。
ただ、特化型のテーマでWebサイトやブログを運営している場合は、サイト運営開始から3ヵ月でも成果が出やすい傾向にあるので、あまり伸びていないときは、なるべくキーワードツールを利用してサイト設計を見直してみましょう。
ブログ記事がバズれば1記事で1万PV以上いくこともある
私の場合は、1ヶ月目にいきなり1万PV近くになりました。
映像業界にいた時に、新規事業で立ち上げたデジタルシネマパッケージ(DCP)という、映画館でデジタル上映をする時のややこしい技術フォーマットがあるのですが、この分野で記事を書いている人は少ないです。
そのせいか、記事をアップしてすぐに順位が上のほうにいき、そこでたまたまアクセスが多くあったという感じです。
正直、後から調べていったらそんなに検索ボリュームは多くないし、関連キーワードも少なかったのですが何だったのでしょうか?という謎も残っています。
地味ですが基本はコツコツと続けていくこと
ブログを成長させていくノウハウに近道はそれほど無く(とは言っても有名なブロガーが協力してくれれば別ですが…。)、日々コツコツとブログ記事を積み上げて行くことが重要です。
また、雑記ブログなどの場合は時折、ピンポイントのお役立ち記事を織り交ぜていくと、被リンクしてもらえてブログの信用度(ドメインパワー)が上がっていくので、ちょっとした工夫もチャレンジしてみましょう。
ブログ初心者で1万PVはひとつの目標にできる
ブログ初心者として1つの目標に出来るのが、WebサイトやブログサイトのPV数が1万PVになることと考えています。
理由としては
- ブログの記事数が積み上がってアクセス数の多い記事が見えてくる
- アクセス数の多いブログ記事から伸ばせる分野やテーマ度が見えてくる
- SEOについてGoogle検索セントラルから学んで理解できる事が増えている
- 初期のWebサイトやブログサイトの成長を支えるSNSで得意なことが分かってくる
- 外部から被リンクされやすい記事の傾向も分かってくる
上記の5つについて、サイト運営をしてきながらこのあたりのことが色々と分かってくるのが1万PVになるときのサイト運営者のイメージです。
これらの情報をちゃんと分析していけば、次の2万PVや3万PV、あるいは5万PVなど、次の目標を立てて、具体的に進めていくことが可能になってきます。
ブログで月間1万PVにするために
ブログでアクセス数を伸ばすために行なった3つのことを紹介していきます。
筆者の考え方としては、アクセスが向上する段階に早く入るためには
「いかにして早く、記事制作に集中できる環境を整えるか」が重要だと考えています。
ブログのデザインに凝ることも重要ですが、コンテンツとなる「記事」が増えていかないと検索流入を増やしていくのに必要な、様々な手立てを進めることができません。
1. 記事作成に集中できる環境を素早く作成する
ブログサイトの構築が済んでいる方は、次の見出しから読んでください。
ブログサイトは運用期間やコンテンツ量、アクセス数に表示スピードなど、様々な要因が検索順位に影響します。
本格的に始めるつもりで先行投資をすることで、アクセス数が上がってくるまでのスピードを上げていくことができます。
記事制作に集中できる環境というのは以下の3つの環境を整える事を指します。
- 独自ドメインを取得する
- レンタルサーバを準備する
- WordPressを導入して有料テーマでブログデザインを整える
それでは、順に解説していきます。
1.独自ドメインを取得する
独自ドメインをすぐに取得してしまいましょう。
「なるべく短く簡潔に」をテーマに自分が運営するブログ名とドメイン名を合わせて名前を確定させてしまいましょう。
関連記事:ドメインとは?これからブログを始める初心者向けに分かりやすく解説
2.レンタルサーバを準備する
最近は、独自ドメイン、WordPressのインストールまでが、とても簡単に行えるレンタルサーバーサービスが増えています。
このブログは最近、ConoHa WINGに移転しました。
かなり快適なスピードで処理してくれるので良い感じです。
外部から委託で受ける場合も、現在はConoHa WINGで運用することが多いです。
当ブログでは、下記の記事でお薦めのレンタルサーバーを特集しているので、参考になれば幸いです。
関連記事:レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説
3.ブログテーマを決める
無料ブログでも素敵なブログテーマはたくさんありますが、このブログはOPENCAGEのSTORK19を使用しています。
参考リンク :STORK19
重要なのは、一旦、素早くブログのデザインを固めてしまって「記事作成に集中する」という目的があるので、その中でもOPENCAGEの有料テーマはかなり早くデザインを整えることが可能なので使用しています。
関連記事:WordPressおすすめブログテーマ10選!有料版と無料版を比較
2. SEO対策を始めのうちに勉強しておく
検索流入を見込んで記事を作成していくためには、早いうちからSEO対策をしておくことが重要です。
検索エンジン最適化(SEO)
検索エンジン最適化(SEO)は、ウェブサイトの各部分に小さな変更を加える作業が多くなります。個々に見ると、これらの変更はちょっとした改良のように思えますが、複数の最適化手法を併用することで、サイトのユーザー エクスペリエンスやオーガニック検索結果でのパフォーマンスに著しい影響を与える可能性を秘めています。
出典元:検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド|Google
適切なSEOを行なっていき、記事作成においてもユーザー視点とSEOの両方を意識して記事を作成していくことで、「ユーザーの役に立って、検索エンジンにも優しい」な記事コンテンツの制作が可能になります。
ただ記事数を増やしても、中々アクセスアップには繋がりません。
3. 記事構成や書き方を勉強する
記事の書き方や続けていく習慣は、書いていくうちに自分のペースや書き方も上達してきます。
しかし、最初のうちにやっておいたほうが良いことが3つあります。
- あつかう記事のカテゴリー分け
- カテゴリーの中に入れていく各記事の構成
- タイトル決め
ひたすら雑記ブログを書く方向の場合でも、上記の3つは意識しておいた方が良いと考えています。
後からカテゴリーを分けたり、リライトしたりなど、記事数が増えていくといろいろなメンテナンスをするようになります。
最初のうちにこの部分を練っておくか否かで、50~100記事になってきた時に、サイトを仕上げていく時の負荷が大きく変わります。
関連記事:ブログ記事が100記事になってもアクセスが増えない場合の対処法を分かりやすく解説
ちょっと極端な言い方になりますが、ブログで記事を書き始める前に、どんな記事を書いていくか、数十記事分の設計を予め済ましてしまうくらいがベストです。
1.記事のカテゴリー分け
最初からブログにカテゴリーを設定しておく必要はないですが、興味があったり、自分の得意分野があれば、キーワード単位でもいいので扱う可能性のあるカテゴリーの洗いだしをしておいたほうがいいです。
カテゴリーを作る場合は、カテゴリーの一番トップになる「名称」が何になるのかをよく考え、設計しておくことが重要になります。
例えば、SNSの事を扱うカテゴリー分けの場合
- トップの階層=SNS
- 2番目の階層=各SNS(X(旧Twitter)、Facebook、LinkedIn、Instagramなど)
- 3番目の階層=各SNSに関する記事
のように枝葉になっていきます。
描こうとしている記事がどの階層の位置付けになるのかを意識しながら書くことが可能になれば、記事のテーマやタイトルを考える時も困らないようになってきます。
2.記事の構成
次に、カテゴリー分けした内容に合わせて、どんな記事を書いていくか1記事のことについて100文字くらいに書き起こしながら、どのカテゴリー、どの階層に入るかを埋めていってしまいましょう。
ロジックツールなどを用いて網羅的に書き起こしていくのがベストですが、最初からそれを行うのは難しいことです。
ブログ記事を更新していきながら、ブログの記事をどのように構築していけばよいかを勉強しながら進めていきましょう。
記事の構成については、下記の書籍がとても参考になります。
日本実業出版社公式サイト : Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]
3.タイトル決め
記事が増えてきた時に、様々なキーワードで検索結果に有効に表示されるように、最初のうちに「タイトル」をしっかり決めておいて、テーマに対して多くの記事を構成できるように設計しておくことが重要です。
例えばSNSの場合でしたら
- 「X(旧Twitter)」で「フォロワー」を「増やす」方法をわかりやすく解説
- 「X(旧Twitter)」で「フォロワー」から「シェア」してもらう方法を解説
- 「X(旧Twitter)」で「フォロワー」から「いいね」してもらう方法を紹介
などのような形です。
「メインキーワード」+「サブキーワード」+「アクセントキーワード」の3語で構成する
別記事でも紹介していますが、タイトルは全角で32文字以内が理想です。
その文字数を前提とした場合、3語のキーワードで構成していくと、タイトル名の構成がしやすくなっていきます。
このような形でカテゴリー分けからタイトルまでの記事を構成していくと、記事ネタには困らないくらいの設計図が出来上がります。
ブログの書き始めでこれくらいの準備ができるようになると、できるSEOの幅も広がっていき、記事を積み上げていく過程でアクセス数の伸びが飛躍的に上がっていきます。
ここまでの準備ができて、記事を書いていく段階に入ると、今度は1記事をどのように構成して書いていけばよいか?という段階になります。
記事の書き方については、下記の記事を用意してありますので、こちらが参考になれば幸いです。
関連記事:Webライティングで120%読まれる文章とは?稼ぐテクニックを伝授
せっかく一生懸命書いて生まれた記事をたくさんの人に知ってもらうために、最初は覚えることが多いのですが頑張って勉強していきましょう。
月間1万PVの達成を助ける分析ツール
月間1万PVを達成するために、分析ツールも導入しておきましょう。
ブログの分析ツールを導入しよう
ブログのアクセス数などを把握したり、どの記事がよく見られているのか、その記事がどれくらいの時間で読まれているのかなど、たくさんの分析ができるツールでGoogleアナリティクスというツールがあります。
レンタルサーバのアクセス解析機能だけだと掴みきれない分析も、このツールを使えばたくさんのことが見えてきます。
このようなツールを含め、Web全般のことについては下記の記事で紹介しています。
関連記事:Webとは?初心者向けにWebの基礎知識を効率よく勉強する方法を5つ紹介
グーグルサーチコンソールは始めのうちに連携しておこう
Googleアナリティクスでもアクセス数は把握することができますが、Googleサーチコンソールをブログサイトと連携しておくことで、自分のブログがどのような検索キーワードで表示されたりしているかを知ることができます。
タイトルやキーワード決めに役立つツール
有料にはなりますが、タイトルやキーワードの選定に役立つツールに「Ubersuggest」があります。
ブログのカテゴリーや記事の構成を設計、記事のタイトル決めまで役立つツールです。
費用をかけずにやっていく場合には、各検索サイトやブラウザの「サジェスト機能」が役に立ちます。
サジェスト機能とは
入力された情報から関連する情報を推測して候補を出してくれる機能です。入力途中での予測や基になる情報から推測される情報を導き出してくれます。
また、検索で「 サジェストキーワード 」と入れると、様々なキーワード検索サービスを提供しているサイトが有料、無料含めてたくさん出てくるので、自分のやり方に合わせて利用していきましょう。
準備ができたら継続的にブログの更新を続けていく
ブログを始めると、最初の数ヶ月は中々アクセスが伸びなくてモヤモヤすることが多いです。
特に、ブログを始めて1ヵ月目は、文章の書き方やブログサイトのデザインなど、色んな事が気になってブログ記事制作に集中できないかも知れません。
それでも、適切に記事の作成とリライトを続けていくと、急にアクセスが伸びてくる段階が見えてきます。
また、書いた記事が何かのメディアで取り上げられて一時的にものすごくアクセスが集中することもあるでしょう。
そんな体験はとても貴重で、テンションも上がるものです。
しかし、これは続けていかないと中々体験できる物ではありません。
月間1万PVというのは決して簡単な数字ではないですが、一緒に頑張っていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。