今回は特化ブログの作り方を、実際に制作するジャンルやテーマも絞って解説していきます。
ブログサポートをしていて、メインブログ以外にも保険的に収益化出来る特化ブログを1~2サイト作っておきたいという要望が共通してあったので、本記事を制作することにしました。
これは、メインブログで月5~10万円くらいになってくると、Webサイトの収益化をする感覚が分かってきて起きてくる考えのようです。
サブブログを作るための投資環境も出来る状態になると、やりたくなる選択肢も増えてくるので、これはとても素敵な事です。
本記事では、事例としてドコモアフィリエイトで特化ブログを作成する方法を解説していきます。
また、本記事の中盤では特化ブログサイト設計の方法などの例示を書いていき、終盤では、特化ブログにはどんなジャンルがあるのか一覧を紹介していますので、これらの情報がお役立てば幸いです。
当ブログの実績などについて、簡単で恐縮ではありますが記載させていただきます。
ブログサイト名 | ユニコブログ®︎ |
サイト開設日 | 2020年01月 |
レンタルサーバー | ConoHa WING |
利用しているCMS | WordPress |
WPテーマ | STORK19 |
最高月間PV数 | 56.5万PV(2023年01月)|Webサイト運営を本業にすることも可能になる より |
最高月間収益 | 1,217,403円(2021年05月)|ブログ収益の公開記事 |
収益化の方式 | ASP経由のアフィリエイト広告及び直接広告 |
記事数 | ブログ記事数は600記事 |
登録商標 | ユニコブログ 登録商標第6335150号 |
特化ブログは、作成方法に慣れていけば色んなジャンルで収益化も可能なWebサイト展開をいくつもできるようになるので、参考になれば幸いです。
- 特化ブログのメリットとデメリットが分かる
- 特化ブログのリスクを知ることが出来る
- 特化ブログの作り方が分かる
特化ブログとは?
特化ブログとは、サイト全体のテーマをあるジャンルやテーマ、カテゴリーを絞って、そのWebサイトが持つ専門性や内容を絞って構成するサイトのことです。
ユーザーにとっては、特化ブログサイト内であればサイト内コンテンツのほとんどが興味関心のある分野の内容になるため、とても役に立つWebサイトとして重宝される事にもなります。
サイト運営者にとっても、サイト内コンテンツのジャンルやテーマを絞ることで、調査範囲も書いていく内容も絞っていくことが出来るので、慣れてくればブログ全体の設計からスムーズにサイトを構築することが可能です。
ここで、サイト運営者側からみたメリットを見ていきましょう。
- サイト運営者側からみれば管理しやすい
- サイト規模はそれほど大きくなくても良い
- Webサイトの収益化がやりやすい
① サイト運営者側からみれば管理しやすい
サイト運営者からみれば、特に特化ブログについては管理がしやすいと言うことが挙げられます。
例えば管理している特化ブログに関連するジャンルやキーワードを、GoogleニュースやGoogleアラートに登録しておけば、すぐに新しい情報が追えるので、必要に応じて新記事を作成したり、関連記事をリライトして常にブログ記事を新鮮な状態に保つことが可能になります。
② サイト規模はそれほど大きくなくても良い
特化ブログは、日々コンテンツを積み上げて書いていく雑記ブログに比べて、ブログ記事の数は30~50記事程度で完成させることが可能です。
特化ブログの書き方
特化ブログの作り方は、簡単なプロセスで決めていきます。
ここでは、実例として、筆者が運営している猫の柄ブログ®を基に書いていきます。
- 書いていく大まかなテーマやジャンルを決める(動物)
- 細かなジャンルを書き出してみる(犬や猫などの種類)
- 簡単にブログ記事構成を考えてみる
1.猫の柄で20〜30記事
2.猫に関する用品やグッズなどで10記事くらい
3,上記2つの記事をまとめたブログ記事+αなど
上記のような感じで、いくつか絞り込んでいくイメージです。
上記の記事構成から外れるような話題でも、テーマやジャンルが合っていればブログ記事ネタをして使えるので、アイデアとしてとっておきましょう。
特化ブログは概ね50記事前後で設計が出来る
扱うテーマやジャンル、範囲にもよりますが、筆者の場合は収益化の再現性に高めるための検証も兼ねているため15サイトのほぼ全ては50記事前後に近づけてサイトを設計するようにしているのが現状です。
でも、実際に設計してみると大きくても大体50記事くらいのボリュームでまとまります。
趣味ブログは収益型の特化ブログに変化させることができる
趣味ブログも、特化ブログの一種と言っても過言ではありません。
ある特定のテーマで積み上げられた趣味ブログのコンテンツは、定めたテーマやジャンルによっては、50記事では収まらないさらに大きなコンテンツ量を持っているサイトになる可能性が高いです。
筆者の場合で言えば、毎日が記念日ブログ®がそれに該当します。
何かに特化したテーマからはちょっとズレてしまいますが、記念日や出来事、誕生花などをテーマに、自分の体験や気になった出来事や知って欲しいことなどを日々書き綴っているブログです。
2021年の08月から書き始めて、まだ365日全てが書き切れていない状況ですが、まずはゆっくりと1年分を書いていき、少しずつコンテンツを積み上げていこうかなと考えています。
この毎日が記念日ブログ®は、記事数が387記事あり、最初にサイト構成を設計して約400ページを先に作りました。
ほぼ空のページに、後からコンテンツを入れていく形なので、SEO対策としてはものすごく悪手ですが、それもどうなっていくのか検証の1つだと思って更新を続けています。
③ Webサイトの収益化がシンプル
特化ブログの場合は、雑記と違って扱うテーマと検索クエリに対するキーワードや内容を決めやすいので、サイト内コンテンツの設計をしながらコンテンツ更新をして行けば、結果的にサイト内の回遊率が上がります。
回遊率とは?
サイト回遊率が高いということは、1回のアクセスで何ページも見てくれている状態のことを言います。
そのため、紹介している商品やサービスなどをより深く見てくれる可能性も高くなるため、結果的に収益に繋がる可能性が高くなります。
特化ブログのデメリット
特化ブログは、文字通り「特化」にするため、収益化のために扱ったテーマに関する広告案件が消失してしまうと途端に収益を生まなくなってしまいます。
この点については、Googleアドセンスなどの場合は心配する必要が無いのですが、アフィリエイト広告の場合は、広告の差し替え作業や再選別、状況によってはサイト自体の存在意義がなくなってしまうこともあるので注意が必要です。
特化ブログのサイト設計で範囲を決める
特化ブログのサイト設計は、以下の3つのアプローチが可能です。
- ある特定企業の商品のみに特化したブログサイト
- ジャンルで特化したブログサイト
(上場企業の場合はウォーターサーバーや旅行、家電など) - 特定の趣味に特化したブログサイト
上記3つのアプローチが可能です。
今回、参考として扱うドコモアフィリエイトの場合は
『① ある特定企業の商品のみに特化したブログサイト』に該当します。
① ある特定企業の商品のみに特化したブログサイト
もし、最初に作成するならこの分野をおすすめします。
特定企業の商品やサービスのみに特化したブログサイトのメリット
特定の企業が取り扱う商品やサービスに特化したブログサイトのメリットは、Webサイトの設計がしやすいという点です。
商品やサービスをどのように紹介していくのか、予め設計してからブログ記事を書いていくことで、同じ内容ばかりが重複してしまったりすることを防ぎます。
特定企業の商品やサービスのみに特化したブログサイトのデメリット
取り扱っていた特定企業の広告案件が終了した場合、Webサイトやブログサイトそのものが収益化できなくなり、収益価値がなくなってしまうという部分があります。
したがって、この辺りのWebサイトやブログサイトを作成して運用していくなら、ブログサイトやWebサイトを複数運営することを前提に構築していく方が良い場合もあります。
収益価値がなくなっても、Webサイトの情報価値は残ります。
その場合、新しく作成されていくWebサイトの関連性を考慮しながら繋いでいくことで、ユーザーに役立つ情報を提供しつつ、結果的に新しく作成したWebサイトやブログサイトの収益化に繋がる可能性を高めてくれます。
おすすめするのは、今回のドコモアフィリエイトも含めて、下記でリンクしている企業の広告などがあります。
いくつかの企業独自のアフィリエイトシステムは別記事でも紹介していますので、参考になれば幸いです。
特定の企業だけで特化ブログが作れるアフィリエイト広告やASP
- Adobe(執筆時点で20以上のアプリケーション)
- A8.netのファンコミュニケーションズが提供する自社のサービス(2021年06時点では8種類)
- ドコモアフィリエイト
などがあります。
当ブログでは、A8.netの始め方も特集していますので、参考になれば幸いです。
超特化型ブログならではのやりやすさ
ある意味では超特化型ブログなので、記事数も20~30記事くらいで、「集客用記事」と「収益用記事」を設計することが出来るので便利です。
あとは、更新やリライトで調整しつつ、きちんと設計して運用していけば、時間の経過と共にアクセス数も増えていき、毎月の収益を生み出してきてくれるようになります。
超特化型のブログは複数用意すること
超特化型ブログの場合は、作りやすい反面、広告案件や企業でアフィリエイト事業からの撤退あると、収益化が出来なくなってしまいます。
※万が一そうなってしまった時の対策としては、競合企業を特集した特化ブログにリンクを適時向けることでサテライト的に活かすこともできます。
なので、ゆっくりでも良いので超特化型のブログサイトは、複数サイト持っておくことをおすすめします。
② ジャンルで特化したブログサイト
上場企業も含めた、ほとんどの企業で取られている手法ですね。
最近では大手出版社が運営しているウォーターサーバー専門のサイトや美容系のサイト、旅行系のサイトがそうですね。
ジャンルで特化したブログサイトの場合は、扱う物によっては1つのASPとの提携では厳しい場合があるので、主要のASPパートナーは定めつつも10種類以上は扱えるように複数のASPを検討しましょう。
ニッチであればあるほど、競合が少ないところを探すことはまだまだ可能です。
筆者の場合、運営している検証用のSEOアフィリエイトサイトでは季節性も取り入れた特化ブログを作成してあります。
かなりニッチなところを選択してやっているので、Googleのコアアップデートの状況も見ながら、今後数年間のデータがとれれば公開して行く予定なので楽しみです。
③ 特定の趣味に特化したブログサイト
特化ブログの中でも、実は趣味系が1番守備範囲が広くないといけない場合が多いので、以外と難しいのが趣味系の特化ブログです。
ここには、企業のブログサイトはあまり入ってこないのですが、個人でももの凄い知識と情報量で圧倒的なブログ人気を得ている方が多いので注意が必要です。
記事数も、趣味の特化ブログの場合は50記事くらいにまとめるのは、難しい物が多いかもしれません。
それでもと言う場合は、本当にニッチで競合が少ない分野を、ピンポイントで探してやる必要があります。
例えば、今だったらゲーム実況の設備環境について解説をする特化ブログなどは、映像技術関係者の方だったらいけるかもって感じです。
特化ブログのサイト設計
今回は、記事冒頭でドコモアフィリエイトを事例にして設計して行きたいと思います。
もし、役に立ちそうであれば、本記事の設計をそのまま利用していただいても大丈夫です。
筆者は別途、本記事で扱っているドコモアフィリエイトのテーマで特化サイトを作成するかもしれないですが、その時の感じでまたサイト設計を考えます。
なので、ドコモアフィリエイトでブログサイト開設を始めてもらえたら嬉しいです。
ただし、めっちゃベタなタイトルとかで設計するのでご容赦ください。
構成はまねてしまっても大丈夫なのですが、タイトル名などは少しだけ自分流にアレンジしていただく感じのほうが良いかもしれないです。
特化ブログの記事構成
まずは記事の構成を書き出していきます。
基本的には3つに分類します。
- 集客記事
- まとめ記事
- 収益記事
まとめ記事は、集客記事寄りにも収益記事にもなり得るハイブリッドな位置づけをすることが可能なので、アレンジで調整してみてください。
集客記事
- スマホにするならドコモをおすすめする理由
- ドコモを選んだ場合のスマホ料金をわかりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリでおすすめしたいアプリを紹介
上記の3記事では、アフィリエイトリンクは入れないで、適時、アンカーテキストなどで収益記事へのリンクを繋げてください。
記事の一番最後には、まとめ記事をアンカーテキストで繋げてください。
まとめ記事
- ドコモ(docomo)公式アプリの一覧を公開!副収入を得られるパターンも!?
まとめ記事は、集客記事と収益記事の全てを内部リンクで繋げてください。
収益記事
- ドコモ(docomo)公式アプリのdブックを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリのDAZN for docomoを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリのスゴ得コンテンツを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリのdマガジンを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリのdカーシェアを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリのd払いを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)が展開しているahamoを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリの dミールキットを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリのdキッズを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリのdフォトを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリのdヒッツを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリのdアニメストアを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリのdヘルスケアを分かりやすく解説
- ドコモ(docomo)公式アプリのdTVを分かりやすく解説
- ドコモ アフィリエイトでドコモ(docomo)公式アプリを紹介して副収入!!
- ドコモ光で高速なWebサーフィン環境を手に入れよう!!
のような形で構成して、収益記事同士も内部リンクを繋げてあげてください。
例えば、収益記事の中に見出しレベルの文章を入れて
- dカーシェアで移動しながらdtvを楽しもう
- dカーシェアで出かけた思い出はをdフォトに収めよう!
- 子供はdキッズ!隙間時間をdブックで楽しもう!
コレもかなりベタですが、重要なのは「収益記事」同士も横つながりの内部リンクで繋げていくことです。
そして、記事の一番最後には、必ずまとめ記事をアンカーテキストで繋げてください。
このような形でサイト全体の設計をします。
- 「書いた人」のプロフィール
- プライバシーポリシー
- 利用規約
の3つも忘れないようにしてください。
「書いた人」のプロフィールをあえて入れているのは、特化ブログの場合は他の競合サイトとコンテンツが重なりやすくなることを考える必要があります。
なので、自分の体験とかを含めた一次情報を入れていくときに、サイト運営者が見えていると感情移入しやすいというところを考慮しています。
特化ブログの見出しテンプレート
特化ブログ内の各記事における見出しの作り方について解説していきます。
特化ブログの集客記事に入れる見出し構成
集客記事は、キーワードボリュームが大きいキーワードを選んでいるので、ライバル記事を見つつ「見出し」を決めて書いていく方が良いと思います。
集客記事は
- 「スマホ」「ドコモ」「おすすめ」
- 「ドコモ」「スマホ」「料金」
- 「ドコモ」「おすすめ」「アプリ」
で3記事を関連強く構成していて、各ブログ記事内はLSIキーワードやサジェストキーワードをがっつり盛り込んでください。
特化ブログのまとめ記事に入れる見出し構成
まとめ記事は、サイト内の全ての記事を繋げましょう。
まとめ記事を特化ブログのTOPページに据え置いてしまうのも1つの表現手法です。
順番も「集客記事」⇒「収益記事」の順番で書いていきます。
見出しの名前は、収益記事のキーワードである「ドコモ」、「公式アプリ」、「各アプリ名」をお入れておきましょう。
特化ブログの収益記事に入れる見出し構成
収益記事の見出しは、今回のようにドコモアフィリエイトの場合はベタにいきます。
いつもベタで本当に申し訳ありません …。
- ●●とは?
- ●●が合う人
- 実際に●●を使ってみた感想
- こんな人にも●●は合うかも?
- ●●にはこんなメリットが!?
- ●●には無料期間が付いている
- ●●を楽しんでみよう!!
アメブロで上記の見出し構成をテンプレに記事を書いてみました。
上記のような構成で、全ての収益記事が構成していけると思います。
特化ブログの内部リンクのコツ
特化ブログに限ったことではないのですが、SEOを意識した内部リンクのコツがあります。
- 「関連キーワード」に「アンカーテキスト」で内部リンクをする
- サイト内でアンカーテキストとリンクする「キーワード」と遷移先ページを統一する
- キーワードが似ている場合は、アンカーテキストの範囲を少し伸ばす。
という感じです。
最初は難しいかもしれないのですが、しっかり作り込む場合は
特定のキーワード(単語) = サイト内の特定ブログ記事
というルールをメモしておくと良い感じです。
また、似たキーワードになってしまって困った場合には
アンカーテキストの範囲を広げる
この方法をとってください。
事例として
「ブログの始め方」をキーワードにして固定のブログ記事にしていたとして
この他にも「ブログの始め方」で、ジャンル別などで違いがあったら
このような感じにして、アンカーテキストの範囲を遷移先のブログ記事の内容に合わせて長さを変化させることで対応します。
特化ブログの制作事例
猫の柄ブログ®︎|参考ブログサイト
また、筆者のおすすめアフィリエイトリンクは「アンカーテキスト」です。
物販アフィリエイトの場合は、商品画像を表示したり、大手ECサイトの選択肢をグラフィカルにデザインしたブロックを作成してくれる、プラグインやブログパーツを利用することをオススメしています。
筆者が検証用に運営しているサイトは、全てバナーやボタンよりも「アンカーテキスト」の方がクリック率(CTR)が高いです。
繰り返しになりますが、各記事の一番最後には、必ずまとめ記事をアンカーテキストで内部リンクとして繋げてください。
稼げない特化ブログを避けるための施策
特化ブログは、扱う情報を特化しているので、専門的なWebサイトとして情報の信頼性が高いコンテンツを作りやすいのですが、1つ、デメリットとしては同じジャンルを扱っている他のWebサイトと情報が被りやすいということがあります。
こうなると、せっかく多くの時間を使って特化ブログを作っても、キーワード設計をしっかり行うほど、余計に同じになってきてしまいます。
そのためには、Google検索セントラルに記載されているE-E-A-T関連のガイドラインを参考に、さらにオリジナルコンテンツをくわえられるようにしていきましょう。
参考リンク:有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成|Google検索セントラル
詳細については次章で解説していきます。
特化ブログ最大のポイントはオリジナルコンテンツ
特化ブログは、検索意図や内容が絞られることから、コンテンツが重なりやすいので後からの参入だと新鮮味に書けてしまう弱みがあります。
そこを補填するのがオリジナルコンテンツです。
先ほど紹介した、収益記事で紹介しているサービスに実際に加入して体験をし、ブログ記事のコンテンツ内に自分の体験した記録や画像をいれて、オリジナル文章をプラスアルファで入れられるようにコンテンツに追加していきましょう。
経験や体験をベースにしたオリジナルコンテンツを元にした特化ブログは、Webサイトや特化ブログを運営していく上で大事な要素になります。
予算があれば特化ブログが得意なプロライターにお願いする
例えば、今回のドコモアフィリエイトの特化ブログを、本記事の設計図をベースに作る場合、プロのライターの方に本記事の内容を少しアレンジした設計図をお渡しして、書いてもらうという方法もあります。
集客記事 3,000〜4,000字
まとめ記事 8000~10,000字
収益記事 3,000~4000字
を目安に頼んでみるのも良いと思います。
ココナラに登録して、『公開依頼』と言う形で依頼すれば、多くのWebライターの方が依頼内容を確認して提案してくれます。
予算や、自分と相性の良さそうなパートナーをそこから見つけて頼んでみるのも有効な方法です。
文字単価はそのままクオリティーや後の収益性に直に影響すると考えてください。
SEOアフィリエイトの場合は最低でも4〜5円/1文字を目安に、実績応じて文字単価を上げていき、パートナーシップを強くして行くと良いと考えています。
これは筆者の勝手な考えですが、ブログ運営で利益が出たら、ライティングをしてくれたパートナーも同じく経済的自由の恩恵を受けるべきだと考えております。
そうして築いたパートナーシップが、新たな特化ブログを作る時にウマく連携できるようになるコツになります。
筆者が運用している検証サイトの一部も、全てパートナーWebライターの方が書いたサイトもあります。
そのブログサイトの利益額が大きくなったら別途、ブログサイトの収益をレベニューシェアする予定で進めています。
1記事500文字くらいでまずは書き上げてしまうのも有り
もし、特化ブログを構成していくのに20~30記事で2,000文字〜3,000文字とかも厳しいという場合は、1記事500文字とかでまずはサイト自体を仕上げてしまうというのも有りです。
先ほども少し解説したように、先に少量のサイトコンテンツで仕上げるというのは、SEO対策としてはあまり良い方法ではありません。
それでも、一旦サイト構成を作ってから、あとはリライトで少しずつ足して行くという形でも、時間は掛かりますが検索結果に表れてくるようになってきます。
そういう意味では、特化ブログサイトを作る感覚として、ドコモアフィリエイトのボリューム感は丁度良いと考えています。
特化ブログのジャンル一覧
今回は、通信サービス系の特化ブログ作成事例を紹介しましたが、特化ブログといえるモノは他にもたくさんあります。
全てのジャンルを記載していくと、スゴイボリュームになってしまうので、一例として記載します。
特化ブログの一例 |
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ビジネスブログ |
ビジネスキャリア、転職、退職等に関するアドバイスや情報を発信するブログです。 |
ペットブログ |
ペットやペットケアに関する情報を発信するブログです。実例として、筆者が公開しているブログサイトトして猫の柄ブログ®があります。 関連記事:猫ゲームアプリで最近スマホに入れて遊んで入るモノとか紹介 |
技術系ブログ |
最新のテクノロジーに関する情報を発信するブログです。BtoB向けとかだと、すごくニッチかもしれないですが、以外と金型設計や成型方法に関する情報発信など、すごくノウハウ要素が強いこのあたりが需要があります。収益化重視の場合は、実体験を元にしたプログラミングスクールなどが良い感じです。 |
ファッションブログ |
生活スタイルに合わせたファッションや、スタイルに関する情報を発信するブログです。 |
旅行ブログ |
旅行先や観光スポットに関する情報を紹介するブログです。このジャンルは、サイトの地域設計に気をつけて書いていきましょう。実例として、筆者の場合は毎日が記念日ブログ®がありますが、先に366日分のページを作成してコンテンツが十分に埋まっていないページがあります。そうなると、訪問者ががっかりしてしまう可能性があるので注意しましょう。 |
地域ブログ |
特定の地域にコンテンツを絞ったブログです。筆者の場合、なじみのある場所をひたすらお名前.comで「地域名+『.city』」などでドメインを探して取得しました。ローカル色が強いので、そこを活かしたWebサイトのSEOコンテンツ設計をしていけば、安定してアクセス数を安定して得ることが可能です。地域によっては、季節によって随分とアクセス数が変わるところに留意は必要です。 関連記事:地域ブログの作り方や収益化の方法を分かりやすく解説 |
専門職系ブログ |
専門資格であったり、士業で合ったり、学んだことがそのまま情報発信として貴重なコンテンツになります。とくに、実体験で書ける事があれば尚良くて、このあたりは、もし該当する領域があれば収益化はかなりやりやすいです。 |
デザインブログ |
筆者の場合だと、海外向けに色々なソフトを紹介しつつ、日本模様などのデザインの仕方などを紹介しています。作り方がイメージしやすいように、YouTubeと連動してコンテンツの質を高めています。これも専門職系よりの収益化しやすいジャンルです。 |
エンターテインメント系ブログ |
このあたりは、すごくアクセス数の稼げる分野ですが、著作権に、ものすごく気をつける必要があります。芸能人の写真などに関する肖像権やエディトリアル素材として使うためのアプルーバル処理(許諾業務)に慣れていないと、あとで大変な事が起きやすいです。筆者は、放送や映画を含む芸能関係で16年間やってきましたが、特に芸能人の写真画像などについては、芸能事務所のほうで「どのサイトが誰を使っている」というのを把握しているので、コンテンツの作成方法には注意が必要です。 |
これらのジャンルはまた、さらに詳しく分類できるのでキリがないくらいジャンルがあるので、どのようなブログを作りたいかによって、より細かくジャンルを選んでサイト設計をしていきましょう。
特化ブログを作成したらリライトで少しずつ足していく
特化ブログが完成したら、一気に記事をアップすることになると思いますが、アクセスが増えてきて収益化されてくるまでは最低でも1~2ヵ月はかかるのでゆっくり待ちましょう。
また、様子見中の期間は、1記事当たりで数百文字の追加だけでも良いので、リライトによって文章の誤字や脱字がないか確認したり、丁寧にコンテンツを足していってあげましょう。
特化ブログの場合、雑記ブログなどに比べて新しいコンテンツを追加していくのが、キーワード選定や設計を考えると少しシビアになってくるので、丁寧にリライトを重ねていってあげるほうが良いと考えています。
特化ブログに新しい記事を足していくときについて
また、記事冒頭で紹介したように、運営している特化ブログに、新しいコンテンツとして記事を追加していくかは、GoogleニュースやGoogleアラートで運営している特化ブログに関するキーワード関連を登録しておいて、必要に応じて記事を足していけば、新鮮度を保つことが可能です。
また、このような感じである程度の収益がプラスオンされてきたら、Webライターの方の力を借りてパートナーと運営する事をおすすめします。
Webライターの方々は、とても心強いパートナーになってくれます。
このように、特化ブログの作り方に慣れてくると、「大好きなブログライフ」とはちょっとズレてしまいますが、「ブログサイトの収益化のコツ」が分かってきます。
これが「ブログ飯」の実現に繋がっていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。